2024年度、ドズル社は初の新卒採用を実施。新卒1期生として入社したあきさんは、配属からすぐに動画制作を任され、「毎日投稿」がモットーのドズル社YouTubeチャンネルのプロデューサーとして独り立ちを目指し、着実に歩みを進めています。
そしてあきさんの成長を日々サポートするのが、育成担当の先輩プロデューサー・うにうさん。企画から進行管理まで「面白さ」を追求するコンテンツづくりをはじめ、失敗を恐れず、新しいことにどんどんトライするドズル社の環境について、対談形式で語ってもらいました!
※ドズル社では、社員を「クルー」、部署を「シップ」、部長を「キャプテン」と呼んでいます。文中では、ドズル社の呼び方で記載しています。
※部署名や各制度、社員に関わる情報、チャンネル登録者数などの情報はインタビュー当時のものです(2025年1月)
うにう氏(画像左) あき氏(画像右)
うにう
2021年12月に業務委託としてドズル社に入社。2024年1月にコアクルーとして入社。現在はYouTubeシップのプロデューサーを担当している。
あき
2024年4月入社。新卒1期生。YouTubeシッププロデューサー。
新卒1期生が、ドズル社への入社を決めた理由とは?
──まずは、新卒1期生として入社されたあきさんに、ドズル社へ入社した理由をお聞きしたいです。
あき
僕は、学生時代からお笑いやYouTube、テレビ、音楽などのあらゆるエンターテインメントが大好きで。面白さを生み出して人に楽しんでもらえるような仕事がしたくて、就職活動は最初からエンタメ業界メインで見ていたんです。ちょうどその頃、Xを通してドズル社が初めて新卒採用を行うと知りました。
https://x.com/dozle_official/status/1643448371368312834 (ドズル社公式X)
実は僕、高校生の頃からドズル社のコンテンツを視聴していて、ドズルさんがひとりで配信していた時代も知っています。「自分の好きなコンテンツを作っている会社で働けるなんて夢のようでは?」と感じて、応募に踏み切りました。
──選考過程で印象に残っていることはありますか?
あき
当時、他にも選考を受けていたのですが、正直に言うと「企業が学生を選ぶ」という印象を持つ場面も多かったです。でも、ドズル社で出会う人たちはみんな、学生の僕に対して等身大で接してくれたのが嬉しかったですね。また、選考中に実施された2Daysインターンでは、実際にバーチャルオフィスを見学させてもらえたことで、ドズル社で働くイメージがより具体的になりました。
中でも一番魅力的に感じたのは、入社後すぐにプロデューサー職で動画制作に携われる点です。ドズル社で社会人生活をスタートさせたいと強く思い、入社を決めました。
──あきさんの育成担当であるうにうさんも、自己紹介をお願いします。
うにう
私は現在、YouTubeシップのプロデューサーとして、毎日配信している動画コンテンツの企画やディレクションを担当しています。YouTubeチャンネルの戦略決めや、出演者のフォロー、外注先を含めた制作チームのマネジメントなども私たちプロデューサーの業務ですね。
2021年12月に業務委託としてドズル社に入社し、最初はマイクラのワールド制作や撮影サポートからスタートしました。2023年にドズル社チャンネルのプロデューサー職が新設されるときに声をかけてもらい、選考を経てコアクルー(正社員)になった経緯があります。
──あきさんは入社後、うにうさんのもとでさっそくYouTubeシップでの仕事に取り掛かったのですか?
あき
YouTubeシップに本配属される前に、社会人としてのマナーなどを学ぶ新人研修と、もう一つの事業を担うIPシップでの研修期間がありました。
本配属までのスケジュール
研修を通じて、所属部署以外でどんな先輩クルーが働いているのか、どんな仕事に向き合っているのかを理解できて、とても充実した体験になったと思います。改めて、ドズル社で働くすべての先輩方に対して強いリスペクトの気持ちが生まれました。
プロデューサーとして独り立ちを目指し、配属直後から動画制作を担当
──本配属後のYouTubeシップでは、どのような業務に携わっているのでしょうか?
あき
2024年10月から、うにうさんのチームで週1本の動画制作を担当させていただいています。最終的なゴールは、ドズル社における4人目のプロデューサーとして独り立ちすることです。
うにう
YouTubeシップの体制について補足すると、ドズル社チャンネルには現在メインプロデューサーが3名在籍しており、それぞれチームを率いています。あきくんは、私のチームでプロデューサー見習いとして修行中です。チーム制作体制のもと、週9本の動画を3チームで分担し、企画から撮影まで約1ヶ月のスパンで進めています。
──あきさんは本配属されて間もないのに、もう週1本の動画制作を任されているんですね!
あき
はい。本配属後、最初の3ヶ月間はうにうさんにご指導いただきながら進めていましたが、今は1人で動画制作を管理する形になっています。面白いと思う企画の立案や、自分が想定した見せ方にできているかの確認など、制作に関する全般の業務について学んでいる段階です。
──プロデューサーとして独り立ちを目指すなかで、うにうさんからはどんなサポートを受けているのでしょうか?
あき
うにうさんのチームでは、業務委託のパートナークルーの方も含めて週に3回ほど集まるミーティングの時間があり、その場で動画制作についてのフィードバックをいただくことが多いです。
また、普段の業務で質問があるときは、バーチャルオフィスのGather上でいつでも相談させてもらっています。自分で企画して内容を何度も確認していると「これって本当に面白いんだっけ…?」と客観的に判断できなくなってくる場面もあって…。そんなときも、うにうさんに意見を聞いています。
フィードバックに関しては、ドズルさんからいただく機会もあります。「自分の意図や企画に込めた思いがきちんと視聴者の方に伝わるか」といった部分を先輩方と一緒に考えながら、より良いコンテンツづくりを模索しているところです。
──うにうさんは、育成担当としてどんな声かけを意識しているんですか?
うにう
コンテンツの面白さを突き詰めるには、理論やノウハウだけではなく、経験値が必要となることも多いです。だからこそ、私からアドバイスするときは、自分の経験をもとに改善したパターンや、そこから得たナレッジを中心に共有するようにしています。
私の経験上、完璧に見える上司の前では萎縮してしまう場面もありました。それだとメンバー側はなかなか挑戦できず、成長につながりにくいかもしれません。ですから、私自身は「完璧な上司」を目指さないようにしています。なりたくてもなれない、という面ももちろんありますが(笑)。失敗談も、包み隠さず話すようにしています。
あき
実体験に基づいているからこそ、うにうさんのアドバイスはいつも本当に勉強になります。僕なりの「これが絶対に面白い」と思う部分を尊重した上で、「それをやろうとすると、撮影ではこういう場面でミスが起こりがちだから気をつけようね」と、実践的なアドバイスをくださるんです。
失敗したっていい。現場でチャレンジを続けることが、いち早い成長につながる
──企画そのものに対してだけでなく、撮影現場でのアドバイスもするんですね。
うにう
そうですね。むしろ、撮影をスムーズに進行するためのアドバイスのほうが多いかもしれません。たとえば「1日3本撮影を完了するためには、スケジュールをこう工夫するといいよ」とか、「このパートは説明要素が強くて直接的な面白さにはつながらないから、なるべく簡潔に済ませようね」といった具合です。
もちろん、あきくんが担当している動画については、プロデューサーとしての最終判断は任せています。私はその意思決定を促すサポート役になれるように心がけていますね。
あき
良い企画が作れたと思っても、実際の撮影現場でいかにスムーズに進行できるかという点においては、やっぱりまだまだ経験値が足りないなと感じます。なので、そういった細かい部分のアドバイスをいただけて非常にありがたいですね。
うにう
ドズル社の動画制作で一番大切にしているのは、メンバーが全力で楽しめる環境を作ることなんです。メンバーが楽しんでいると動画も絶対に面白くなりますし、編集で脚色したりごまかしたりはしたくない。演者の皆さんには、自分たちの思うままにゲームをプレイしてリアクションしてほしいんです。楽しむことに集中してもらうために、スムーズな撮影進行は必須だと考えています。
あき
最近担当した企画で、進行の重要性を改めて感じる出来事がありました。特殊なルールが設定された環境下での撮影において、参加者間でのアイテム交換に制限があったのですが、その交換条件の詳細を事前に明確化できていない部分があったため、実施段階になって作業が滞ってしまいました。予定していた進行ができなくなり、全体のスケジュールに影響が出てしまったんです。
関係者との連携不足が原因だったので、プロデューサーとして反省しました。もう二度とこんな失敗をしないように、再発防止に努めています。
──そういった失敗も含めて、日々の経験から学んでいるんですね。
あき
「これも経験だから」と、うにうさんも、YouTubeシップのキャプテンであるtpさんも言ってくださって。失敗を前向きに捉えてくれるというか「むしろどんどんしていいよ!」という雰囲気を作ってくれて本当にありがたいです。だからこそ、自分はなんてダメなんだ…と落ち込んでいる暇はありません。少し変な表現かもしれませんが、失敗で挫折させてもらえるような環境ではないんです(笑)。
失敗も含めてどんどん経験を積んでいって、プロデューサーとして早期に成長することが、ドズル社の皆さんに対する最大の貢献なのかなと考えています。
うにう
私は性格的に過去を振り返らないタイプなんです。時間は巻き戻せないし、失敗してしまったものはもう仕方ないじゃないですか。そうであれば、同じ失敗を繰り返さないよう、改善して次に活かせばいい。あきくんも同じように、立ち止まらずに新しいチャレンジを続けてくれるといいなと思っています。
ドズル社には「やってみたい」を形にできる環境がある
──入社前と後で、ドズル社の印象に変化はありましたか?
あき
悪い意味でのギャップは、本当にありません。反対に良かったことは、一つの動画にこんなに多くの人のこだわりと情熱が詰まっていると知れたことです。
そして、各プロデューサーが週に3本という高い頻度でコンテンツを撮影・制作して、視聴者の方から反応をダイレクトにいただいて、その声を受けてすぐに次の企画に活かしていける。このスピード感のあるサイクルが楽しくて、想像以上に自分の手でコンテンツを生み出している実感が持てていますね。
──うにうさんは、あきさんの成長についてどう感じていますか?
うにう
あきくんは、ドズル社がメインでゲーム実況をしているマインクラフトのプレイ経験がほぼなかったので、ゲームのルールや操作方法から覚えていくところからのスタートでした。その中で、いろいろなアドバイスをスポンジのように吸収してくれて、今はもう独り立ち間近。本当にすごいと思います。
それから、あきくんの明るいキャラクターもすごく良いんですよね。配属直後は、すでに出来上がっている私たちのチームに途中から入ってきて、プロデューサーとして指揮を取っていかなければいけませんでした。
プレッシャーも大きかったと思いますが、チームの全員が、日頃あきくんの真剣に学ぶ姿勢を見ているからこそ「サポートしたい」「一緒にいいものを作りたい」という気持ちになるんです。チームに自然と溶け込んで楽しく一緒に仕事できているのは、あきくんの資質や努力の賜物だと思います。
あき
こんなに嬉しい言葉をたくさんいただいて、この後2人で話すのが気恥ずかしくなりそうです…(笑)。でも、ありがとうございます! 大先輩ばかりの10名規模のチームに馴染んで役に立てるか少し不安もありましたが、業務を順調にキャッチアップできたのは、うにうさんや皆さんのおかげです。
──これから26卒の新入クルーが入社すれば、あきさんもいよいよ先輩ですね。
あき
ますますがんばっていかなくては、と感じています。自分の面白いと思うことをコンテンツとして形にして、視聴者の方に届けられるようなプロデューサーになりたいです!
──最後に、お2人から就職活動をされる学生の方へのメッセージをお願いします。
あき
新卒1年目は、裁量権がほとんどないというイメージが強いかもしれません。でも、ドズル社は文字通り何でもチャレンジさせてもらえる環境です。加えて、皆さんはどんなアイデアや意見でも受け止めてくれます。もしドズル社の仲間になっていただけたら、臆せず、ただ楽しむ気持ちで仕事に臨んでもらえたらと思います。
うにう
あきくんの言う通り、ドズル社では入社直後からすぐに経験が積めます。私もコアクルーとしては入社してまだ1年半ほどですが、先輩・後輩や年次に関係なく、みんなで意見を出し合い、みんなで成長していこうという姿勢があるんですよね。もしドズル社でやってみたいことがある方は、ぜひ一緒にドズル社を盛り上げていけたらと思っています。
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