① 数字と向き合ってきた銀行員時代。その先に見えた、意思決定を支える仕事
ーもともと銀行員時代は何をしていたのでしょうか?
また、そこから全く異なるIT業界に挑戦しようと思った背景を教えてください。
新卒から13年半、銀行員として働いていました。 主に営業として経験を積み、各営業店の営業支援や統括を行う本部業務にも携わりました。 経営者の方々と直接お話しできる環境には大きなやりがいを感じていた一方で、入社数年が経つ頃から、業界の構造上求められる「短期間での数値目標の追求」に対し、自身のキャリア観との間に少しずつギャップを感じるようになっていきました。
転職も考えましたが、妻と子どもがいる私にとって、家族を養うことは最優先事項。金銭的なところにも、現実的に向き合わなくてはいけません。コツコツお金を貯め、経済的な状況を整える必要がありました。
そんな中、当時5歳の長男からもらった「パパ、早く帰ってきてね」という内容の手紙。業界特有のアナログな商慣習や時間的制約の多い働き方の中で、家族との時間を十分に持てていない自分に気づかされました。これが、IT・デジタルを活用した業務効率化に興味・関心を持つようになったきっかけであり、転職を決意した背景でもあります。
②人生の選択軸は「良い影響を与える」かどうか
ー長年迷っていた転職に踏み切ることができた理由を教えてください。
「このまま今の環境にとどまって、この先後悔しないか?」と自問自答しながら、自分が大切にしたい価値観を追求できる場所を探していました。そんな時、「言葉を形にする」「中小企業のインフラになる」というビジョンを掲げるConnect Designに出会いました。
ーなぜ、そこまでそのビジョンに惹かれたのでしょうか。
銀行員時代、後継者不足に悩む経営者の方の決断を自分の言葉で後押しし、深く感謝された経験がありました。 この経験を通じて、「人に良い影響を与え、本質的な課題解決に伴走したい」という想いが確固たるものになりました。 Connect Designのビジョンに触れたとき、まさにその想いとリンクし、「ここならお客様の本当の課題に真っ直ぐ向き合える」と確信しました。
ー「人に良い影響を与える仕事がしたい」と思うようになった背景は何だったのでしょうか。
改めて振り返ると、高校時代の野球部監督の存在が大きかったと思います。監督からは、多くの良い影響を受けました。人からもらった良い影響を、今度は自分が他者に還元していきたい。その想いが、私の根底にずっとあったのだと思います。
だからこそ、「困り事を持つ企業にとって、プラスになる関わりがしたい」という気持ちが、自分の中で強い動機になっていました。
ーそうした想いがある中で、実際に転職という行動に移すことへの迷いはなかったのでしょうか?
正直に言えば、怖さはありました。ですが今振り返ると、転職に踏み出せずにいた理由は、辞めることに対する「逃げ」だったのかもしれません。
そうやって理由をつけて、「やりたいからやる」という自分から逃げており、かつ「家族のためにも、我慢しよう」と言い聞かせ、自分の想いに蓋をし続けていました。
それでも「これ以上、自分の本心に嘘をついて働くことはできない」と感じたことが、最終的に一歩を踏み出す決断につながりました。 また、妻も元銀行員だったため、私が抱えていた大きな組織ならではのジレンマや葛藤を深く理解してくれていたことも、大きな後押しになりました。 変化への恐怖よりも、「新しい道に進みたい」という前向きな想いが勝った結果が、今につながっています。
③課題解決が、人と組織を前向きに変えていく瞬間
ー長年考え抜いた末の大胆な決断。入社後、最も心が動いた瞬間はどんな場面でしたか?
最も心が動いたのは、課題解決に伴走していたお客様の表情や言葉が、前向きに変わっていく瞬間を目の当たりにした時です。課題解決のため、ITツールを導入した企業の現場従業員から、「このツールを使えば、あの業務も効率化できるかもしれない!こんなこともできるんじゃないか。」と、次々アイデアを出してくれるようになったことがありました。「出てきたアイデアを実行するのが楽しみです」と言っている姿を見て、本当に嬉しかったです!業務改善にとどまらず、前向きに変わっていくシーンがとても印象的でやりがいを感じました。
―未経験からのキャリアチェンジですが、実際に入社してみてギャップはありましたか?
良い意味でギャップがありませんでした。代表の小谷は「ITはあくまで二の次」と言います。まずはお客様の課題の根っこを捉える。相手企業の社長の考えや、課題感を整理することから始める。この姿勢は、私が銀行員時代にやりたくてもできなかった「本当の意味での顧客への貢献」そのものだと実感しています。
また、働き方の変化も大きいです。 目の前の仕事のすべての時間を「お客様の根本からの課題解決」に注げるフラットな環境があります。 現在は在宅勤務が中心となり、9歳になった息子も私が家にいることをすごく喜んでくれています。 銀行員時代には考えられなかった、仕事のやりがいと家族との時間の両立を実現できたことに、大きな喜びを感じています。
④ 受け取ったものを、組織として広げていく
ーConnect Designで、これからどんな役割を担っていきたいと考えていますか?
Connect Designに入社して、当社のサービスは社会的な意義が高いと常々感じています。私のこれからのミッションは、そのサービスの質を落とさず、供給量を増やしていくこと。
今は小谷に同行し、お客様の言葉の奥にある目的や背景を掘り下げ、課題の本質を見つけ出すプロセスを学んでいる最中です。
ですがまだ、少数精鋭のチーム。人的なリソースが足りていないのが現状です。なので、自分のように業界問わず入社を決断する人が増えてくれると嬉しいですね。
小谷を始めとする経営陣がゼロから生みだした価値を、10や100へと広げていくことが私の役割です。現在、小谷の隣で学んでいるスキルやマインドを体現し、これから入ってくる次の世代へ伝えていく。それによりConnect Designが掲げる「中小企業のインフラになる」という野望を、チーム全員で実現していきたいです。
ー最後に、この記事を読んでいる人へのメッセージをお願いします。
もし変化への恐怖を感じているのであれば、「今の仕事を定年まで続けて後悔しないか」と自問してみてください。そしてこの記事が、あなたが新しい一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。