「フレッシュハウスに入社していなかったら、今の自分はない」。そう言い切るのは、厚木営業所で係長を務める平川亮介さん。経歴をご紹介すると、高校卒業後は接客のアルバイトを経験し、その後は生産管理に従事します。前々からものづくりに興味があったことから、インテリアコーディネーターを夢見て27歳でフレッシュハウスに転職。今年で入社7年目を迎えた平川さんに迫ってみました!
■フレッシュハウスの営業職は、ものづくりの醍醐味を味わえる
――:フレッシュハウスに入社した理由って覚えていますか?
覚えてますよ。人と接するのが好きだったので、営業職に絞って転職活動していました。求人サイトをチェックする中で目に留まったのが、フレッシュハウスの広告に記載されていた「チーム営業」という文言です。営業の経験も建築の知識もなかったので、チーム体制を取り入れているフレッシュハウスならゼロからチャレンジできると思いました。
――:「インテリアコーディネーターになりたい」という夢はいつ生まれたのですか?
転職活動をするときに考えたんです。「本当に自分がやりたいことは何か」を。家具や雑貨を見ること、部屋の模様替えが好きだったので、インテリアに関わる仕事がいいなぁと思っていて。そう考えていた時に思い出したんです。棚や机、いろいろ作れる器用な祖父に憧れていたこと。なにか『ものづくり』というものに関わりたくて工業高校に進学したこと。この、インテリアとものづくりのどちらも持っているのが、「インテリアコーディネーター」だと思ったんです。
――:平川さんは入社から現在まで営業として活躍されています。どこかのタイミングで夢が変わったんですか?
確かに当時はインテリアコーディネーターになりたいと思っていました。しかし、仕事を始めてみて分かったことと気づいたことがあるんです。リフォームの営業職はものを作る醍醐味を最も味わえるということ。そして、自分が憧れていたのは「インテリアコーディネーター」という職種ではなく、人々の生活に関わるものを作る仕事だったんです。フレッシュハウスでの営業職は、ヒアリングから現地調査、工程管理、工事完了までのすべてに関われるんですよね。
――:確かに。職種は営業ですが、クリエイティブな側面も強いですよね。
それに営業はお客様と直接会う機会が多く、嬉しい声を日々耳にすることができます。「工事をしてよかった」とか「また平川さんにお願いしたい」とか。最初の案件で良い印象を残すことができれば必ず次もお声掛けをいただけると思っていますし、私はリピート率100%を目指しています。
――:100%! その目標はすごいですね。お客様の心を掴むために心がけていることはありますか?
リピートをいただけるということは、言わば私の人間性を好きになってもらうということです。そのためには、まず自分から相手を好きになろうと思っているんです。お客様とお会いした時、現地調査をした時、「笑顔が素敵だな」とか「部屋が綺麗だな」とか、何でもいいんですよ。私はどのお客様でも良いところを3つくらい見つけています。
――:あまり相性が良くない人の場合もですか?
そうです。確かに接しづらい方もいらっしゃいますが、見方を変えればいいんです。些細なことも何でも質問してくる方であれば、「こだわりが強い方なんだな」とか。良いところを見つければ、自分の方から距離を縮めようと思えます。そうすると、相手も徐々に心を開いてくれる。好かれるのが嫌な人っていませんからね。
――:なるほど。その考え方はプライベートでの人付き合いにも活かせそうですね。平川さんは自分なりの営業術を確立して、結果も出して、順風満帆にキャリアを歩んでいるように見えます。
そうでもないんですよ。この仕事に向いていないと感じたことは何度もあります。特に入社してからしばらくは営業のことも建築のことも全く分からず、余裕もなく、自分のミスで何度もお客様を怒らせてしまいました。フレッシュハウスじゃなかったら、営業の道も建築業界でのキャリアも諦めていたかもしれません。
――:ここまで続けて来られた理由はどこにありますか?
たくさんの人たちに支えられてきたからです。チームのメンバーはもちろん、職人さんにも感謝しています。知識が全くなかった私に対して、簡単な工事から一つひとつ丁寧に教えてくれました。温かいつながりがあったからこそ、辛い時期も乗り越えることができたんです。
――:だからこそ平川さんは後輩を育てようという思いが強いのかもしれませんね。新卒のOJT研修にも関わっていますが、意識していることはありますか?
「この先どう進んでいきたいのか」を押さえることです。営業職の新卒社員がいるのですが、お客様とのやり取りがあまり得意ではなくて。毎日ミーティングを重ねた結果、まずは得意分野を活かして仕事に慣れてもらうことにしました。体を動かすことや視野の広さは彼の長所なので、現場サポートには向いているんですよ。入社して1年が経過し、改めて本人に希望を聞いたところ、「営業としてしっかりやっていきたい」という意向がありました。彼の意思を尊重し、今は足りないところを伸ばして、営業に必要なスキルを一つずつ身につけてもらっています。
そんな平川さんには叶えたい夢があるそうなのですが、今回はここまで。後編もお楽しみに!