Salesforceが主催しているテック業界最大のイベント「Dreamforce」。毎年秋に本拠地のあるサンフランシスコで開催されており、今年で21回目を迎えました。
ベスト・プラクティスからは公募制で希望を募り、4名で参加。現地までの交通費・宿泊費・参加費・食費などをすべて会社負担とし、7日間の学びの旅を支えました。
今回は、自ら手を挙げて参加したN.Uさん、R.IさんにDreamforceで得た学びについてお聞きしました。
「Dreamforce」について
Dreamforceとは、Salesforceが毎年1回開催している大型イベントです。総動員数は4万人。3日間にわたって開催され、Salesforceに搭載される新機能などのアップデート情報が発表されます。著名なゲストスピーカーが登場し、社会問題について語るセッションもあります。
当日の様子
会場は「お祭り」のような盛り上がりを見せており、非常に活気のある雰囲気。Salesforceおすすめのセッションに参加したり、課題をクリアしたりする「クエスト」に参加すると、Salesforceのキャラクター「Astro(アストロ)」のシールやぬいぐるみがもらえます。
参加したN.Uさん、R.Iさんもスタンプラリーのように会場内のブースを回って楽しんでいました。
今年、注目されていたテーマは「AI」。生成AIがSalesforceに機能追加されたことについて取り上げているセッションが多く開催されていました。
今後、生成AIの活用が必須と考えなければならない中でパートナーである私たちがどのような観点、活用方法、リスクといった内容を提示していけば良いかについて、さまざまな知見が発表されました。
例えば機能追加によって、今まで自分たちでやらなければいけなかったコーディングも、指示を出せば自動で行えるようになったり、問合せに対してクライアント情報に合わせた回答も提示できるようになっていくSalesforceの世界観が前面に出されていたと思います。
他にもadminに関するセッション、デベロッパー向けのセッション、開発者向けのコーディング解説なども充実していました。取り上げるテーマも幅広く、ヘルスケア、ライフサイエンス、金融など業界軸でのセッションも数多く行われていました。
参加者の声
ーー参加してみて、いかがでしたか?
N.Uさん:去年は仕事の都合で行けなかったのですが、Salesforceに興味があったため参加しました。人気ロックバンドがチャリティで出ていたのも、「お祭り感」を強めていました。しかもごはんや飲み物、アイスまですべて無料で提供されていましたね。会場も3ブロックぐらいに分かれていて、とにかく広かったです。
現地までの旅費はすべて会社負担。交通費、宿泊費、飲食代もサポートしてくれて非常に感謝しています。現地でもPCを持参して仕事を続けながら、セッションに参加していました。仕事に支障が出ることもなく、新機能の追加に関する最新情報を得ることもできて、本当に良い機会だったと思います。
R.Iさん:私は今年入社したばかりだったのですが、周囲から「行ってみたら」と背中を押してもらって参加しました。誘ってくれた先輩もいたので、心強かったです。
他社の方とも現地で知り合って話を聞きましたが、公募制で選抜試験があったり、表彰制度の懸賞として行かせてもらったりしている方が多かったです。
当社の場合は手をあげた社員の芽を潰さず、一人ひとりの意志の強さを尊重してくれます。「自分でやってみたい」「行ってみて勉強したい」と思う気持ちを受け入れてくれる会社なのだと改めて感じました。希望があれば本当に実現できる環境が整っていると思います。
参加して改めて学んだこと
ーーどのような学びが印象に残っていますか?
N.Uさん:新機能追加に関するリリース情報はもちろんですが、Salesforceに関連がある方々とのつながりができたことも、今回の大きな収穫でした。「Japan night」というイベントで、日本のパートナー企業やSalesforceを使っているクライアントが集まり交流する機会があったんです。
皆さん、とてもフレンドリーで、情報交換をしながら人脈を築くことができましたね。「帰国後にSalesforceを導入する際には、ぜひベスト・プラクティスにお願いしたい」と言ってくださった会社もありました。
R.Iさん:ここで関係者とつながることができるので、それを目当てに参加している方もたくさんいるようです。私自身も50名ぐらいの方と名刺交換しました。
あとは今回のテーマが「AI」でしたので、当社の代表が日頃から話している内容が頭をよぎりました。具体的には「AIをパートナーとしてうまく使いながら、新しい取り組みをしていく必要がある」ということですね。機能として実装した後に、どのようにうまく活用すれば良いのか。そうした問い合わせが、クライアントからも出てくるはずです。
そこにエンジニアとして、いかに応えていくか。自動化が進んだとしても、私たちの出番はまだまだ必要とされていそうだと感じました。
取材を終えて
いかがでしたでしょうか?社員の入社年次やキャリアに関係なく、学ぶためのチャンスが平等にあることを感じていただければ幸いです。また現地に行ってみたからこそ、さらなるSalesforceの可能性にも触れられたのではないでしょうか。
エンジニアとしての成長を後押しし、さらなる飛躍が期待できる環境で活躍したいという方からのご応募、お待ちしております。