「プラントエンジニアリング」と聞いて、どんな仕事を思い浮かべますか?
少し専門的で、自分たちの暮らしとは距離があるように感じるかもしれません。
実は、私たちテックプロジェクトサービス(TPS)の仕事は、医薬品や化学製品、そして人々の健康や暮らしを支える“あたりまえ”を、目に見えないところで支えています。
■ プラントエンジニアリングって何? TPSのEPCCMとは?
プラントエンジニアリングとは、工場(=プラント)を構想し、設計・建設し、稼働させ、安全に長く運用するための総合的な技術力です。
TPSはこのすべてを担う「EPCCM体制」でプロジェクトに取り組んでいます。
- E(Engineering)=設計:構想・プロセス・配管・電気・機器配置などの設計
- P(Procurement)=調達:必要な機器や部品の選定と手配
- C(Construction)=工事:施工計画、現場管理、品質・安全管理
- C(Commissioning)=試運転:設備を動かし、性能を検証
- M(Maintenance)=保全:安定稼働を支える保全・改修・改善提案
このすべてを一貫して担えるTPSだからこそ、「仕組みをつくり、動かし、未来まで支える」ことができます。
■ TPSが支えるのは、こんな分野のモノづくり
私たちの生活や健康を支える製品は、多種多様な産業から生まれています。
TPSは、それらの製造現場に最適なエンジニアリングを提供し、社会に欠かせないものづくりを根本から支えています。
以下は、TPSが主に手掛けている分野です。
石油化学
石油をもとに、プラスチックや合成繊維、塗料などの材料を製造する産業。私たちの生活に欠かせない“素材のもと“をつくる現場です。
機能性化学品
半導体、電池、ディスプレイ、化粧品などに使われる、特定の機能を持つ高付加価値な化学製品。
高薬理医薬品
ごく少量で高い効果を発揮する医薬品。抗がん剤などが代表例で、特に安全性に配慮した設計・運用が必要です。
バイオ医薬品
遺伝子やタンパク質などをもとにした最先端の医薬品。がんや難病の治療に用いられます。
再生医療用医薬品
細胞や組織を用いて、失われた機能を回復・再生する革新的な医療分野です。
TPSはこれらの分野において、EPCCM体制でプラントの立ち上げから稼働・保全までを一貫して担っています。
設計から保全までワンストップで技術を提供できる ─これが、TPSの強みです。
最先端医療の舞台をつくる、プラントエンジニアという選択
TPSが昨今注力しているのがバイオ医薬品、そしてこれから再生医療用薬品のプラントにチャレンジしていきます。どちらも、これからの医療を大きく変えていく力を持った分野です。
人の命を救い、人生を支えるこの最先端の医療に、直接関わる道があるとしたら、どう思いますか?
私たちが関わるのは、薬そのものではなくその薬が生まれる場所を創る事です。
私たちの仕事は目立ちませんが、人々のQOL(Quality of Life)向上に貢献します。
新しい医療がどんなに素晴らしい技術でも、それを社会に届けるためには、
安全で、確実で、持続可能な“場”が必要です。
その“場”を実現することこそが、プラントエンジニアの使命です。
設計から保全まで、現場のすべてに寄り添うEPCCM体制。
成長著しい医薬・化学分野での実績と信頼。
皆さんの技術とアイデアが、その一部になります。
TPSのプラントエンジニアリングに興味を持っていただければ嬉しいです。