2025年4月、テックプロジェクトサービス株式会社(以下、TPS)に入社した2名の新入社員。
これから社会人になる学生の皆さんにとってもヒントになる“リアルな経験談”をたっぷり語ってもらいました。ぜひ最後までご覧ください。
―新入社員2名のプロフィール
Dさん(工学研究科 航空宇宙工学専攻)
ブラジルの大学を卒業後、日本の大学院へ留学。中学生の頃から日本の歴史と文化に惹かれ、「いつか日本で学びたい」という想いを抱いてきた。大学では宇宙分野を専攻し、研究活動が盛んな日本への留学を決意。大学院では圧縮性流体力学を専門に、多孔質壁による衝撃波の減衰を衝撃波菅を用いて研究。
Sさん(工学研究科 安全社会基盤工学専攻)
幼少期からものづくりに興味があり、幅広く学んでいきたいという想いから機械系を専攻。大学院では、粉砕機の内部で起こる粒子運動の解析をテーマに研究。
―偶然のきっかけから始まったTPSとの出会い
・Dさん:外国人でも活躍できる企業を探しており、エネルギーや建設業界を中心に調べていました。私は直接企業の方と話すことや、日本企業で働くことを大切にしていたので、複数の企業に応募していました。そんな中、留学生向けに開催されていた「社長LIVE」をきっかけにTPSの存在を知りました。
・Sさん:スカウトをいただいたのがTPSとの出会いでした。最初は「なんとなく面白そうだな」という軽い気持ちで応募しました。ちょうど夏の時期で、現場の声や業界理解を深めたいと考えており、複数社インターンに参加しました。その中の1社がTPSで、参加したことで興味がぐっと高まりました。
―TPSに入社を決めた理由:働きやすさと挑戦心、両方が叶う場所
・Dさん:TPSは、大手企業(東洋エンジニアリング)のグループ会社でありながら、医薬領域に特化したダイナミックな中小企業。選考中に聞いた前社長の「財産は人財であり、成長しながら失敗を恐れず」という言葉がとても印象的でした。入社理由は、①国の競争力に貢献できる ②手厚い手当 ③切磋琢磨できる環境があること。
そして、留学生だった私にとって、医薬領域の最新技術を世界から日本に導入している企業で初の外国人社員になるという挑戦――それが決め手でした。
・Sさん:インターンや選考を通して感じたのは、TPSの働きやすさや風通しの良さです。もともと大企業志向ではなかった私にとって、「ずっと働き続けられる環境かどうか」「居心地の良さ」は重要なポイントでした。採用担当者や社員との会話を重ねる中で、「ここなら自分に合ってそうだ」と確信しました。入社した今でも、その選択は間違っていなかったと感じています。
ここまでで、お二人がどのようにTPSと出会い、入社を決めたのかが見えてきました。ここからは、実際に入社してからの経験や感じたことについてお話しを伺っていきます。
――入社後に感じたギャップは?
Dさん: 社風がフレンドリーで、イメージ通り。特にギャップは感じませんでした。
Sさん: むしろイメージ以上に良かったです。聞いてはいたけど、「本当にそうなんだ」と実感できたのは嬉しい驚きでした。
――社風の良さを実感した瞬間は?
Sさん:先輩社員の方々がとてもフレンドリー。フリーアドレスだからこそ、いろんな人が自由に動いて話しかけ合っていて、オープンで明るい雰囲気があります。
Dさん:確かにフリーアドレスの効果は大きいですね。誰にでも話しかけやすいし、先輩に質問しても快く答えてくれる。アドバイザーとも自然に交流できる環境だと感じています。
――入社して4か月、今の率直な気持ちは?
Dさん:現在は研修が中心で、プラントエンジニアリングの基礎から人間関係づくり、主体性の大切さまで幅広く学べています。4か月が本当にあっという間に感じますね。
また、アドバイザー制度がしっかりしているので、先輩のもとで実際の業務に関わる機会もあり、「入社してよかった」と実感しています。
Sさん:研修がとても充実していて、今は学びの吸収期だと感じています。最近はプロジェクトの一部業務にも携わらせてもらい、少しずつ現場感をつかんでいるところです。早く慣れて、一つひとつの仕事をしっかり覚えていきたいと思っています。
――研修を受けてみての感想は?
Sさん:5月から午前中に実施しているエンジニア・スタートアップ研修では課題が出されるんですが、期限までに終わらせるのが大変です。時間がかかる課題が重なるとさらに大変でしたね。
Dさん:課題の内容は先輩に質問しないとわからない内容も多くて、アドバイザーや他部門の先輩に質問していますね。
Sさん:課題を通して、他部門の先輩と話すきっかけになっています。
――同期同士の仲は?
入社直後はよく食堂に一緒に行っていましたね。今は午前中の研修で毎日のように顔を合わせていますが、月に1回ほどは夜に飲みに行くこともあります。研修を重ねる中で、同期同士のつながりはぐっと深まりました。
入社後のリアルな声からは、社風の良さや研修制度の充実、そして同期との強いつながりが感じられました。ではここからは、毎年恒例の新入社員企画研修について、お二人の体験を詳しく聞いていきたいと思います。
――今年の新入社員企画研修は「いかだレース」でしたが、いかがでしたか?
Sさん:例年より短い期間で仕上げることができたので、達成感が大きかったです。役割分担をしっかり行い、予算やスケジュールも協力して、本番までに形を作り上げられたのが良かったですね。ちなみに1チームは沈没してしまいゴールできませんでした(笑)
――お二人は企画研修の「社内広報」を担当されていましたが、どうでしたか?
Dさん:初めてのことばかりで大変でしたね。特にスケジュール管理とコミュニケーションには苦労しました。
Sさん:文章の見せ方も難しかったです。アンケート依頼を全社員に配信する際に、「読みたい」「回答したい」と思ってもらえる表現にするのが大変でした。
Dさん:実際に配信するまでに、多いときは5〜6回も修正しましたね(笑)
――ズバリ!今回の企画研修に点数をつけるなら?
二人:100点!!
Sさん:理由は、短い時間の中で修正を重ねながらも、最後までチーム一丸となって仕上げられたこと。最初は「完成させられるのか…?」と不安でしたが、最終的に形にできたのは本当に良かったです。
Dさん:新入社員として「主体性・チャレンジ精神・協調性」を目標に掲げていましたが、時間と予算をコントロールしながら達成できたので、まさに100点だと思います!
――最後に、就活生にメッセージ
Dさん:就活中はできるだけ多くの企業を調べて、いろいろ経験してみることが大切だと思います。そのうえで、自分に合った企業を選ぶといいです。TPSは研修が充実しているので、専門が違っても思い切って関わってみてください!
Sさん:インターンや説明会に参加して、できるだけ早めに自分の「軸」を持つのが良いと思います。途中で変わっても構いませんが、軸があることで就活が進めやすくなります。
―編集後記
「入社してよかった」「挑戦できる環境がある」——そんな前向きな言葉が印象的だった今回のインタビュー。お二人が語ってくれたTPSでのリアルな日々を振り返ると、
- フレンドリーで風通しの良い社風
- 研修を通じて学びを吸収できる環境
- 先輩やアドバイザーとの距離の近さ
- 同期との強い絆
- 主体性やチャレンジ精神を発揮できる企画研修
といったキーワードが浮かび上がってきます。
就活や入社前に描いていたイメージを超えて、「ここでなら成長できる」と実感している二人の姿は、これから社会人を目指す皆さんにもきっと参考になるはずです。TPSの魅力は制度や数字では語りきれない“人”と“挑戦の場”にあるのだとあらためて感じました。