こんにちは!
株式会社WizWe 採用担当です。
本日は、代表の森谷にインタビューをしてまいりました。
- 株式会社WizWe創設の背景
- 自社プロダクト『Smart Habit』に懸ける想い
- 組織のカルチャーや魅力
についてお話しして参りますので「社会的意義のある事業に携わりたい方」や「これから伸びていく市場で挑戦したい方」はぜひ最後までご覧ください。
ーこれまでのご経歴を教えてください
大学を卒業後、アメリカの大学院に進学し、帰国してからグローバル採用枠でイオンに入社しました。海外で仕事をすることが目的でしたが、叶えるには10年かかることを知り、退職。
その後、単身で中国に渡り、EdTechスタートアップに参画し、入社3ヶ月でフィリピン支社の立ち上げを任されたのですが、上手くいかず壮絶な挫折を経験し、27歳で日本に帰国しました。
この悔しさは仕事でしか返せないと思い、海外にもすぐ挑戦できそうなeラーニングのスタートアップで再挑戦を決意します。
入社してみると、「多くの人にとってeラーニングを継続するのが難しい」という問題があり、それが会社の業績にも影響を与えていることを知りました。
「それなら継続できる方法を考えるしかない」と模索する中で、2014年に『伴走サポートによる習慣化の法則』を確立させました。
この時の経験が今の事業の基盤となっています。
ー株式会社WizWe創設までのご経歴も教えてください
「伴走サポートによる習慣化の法則」を確立した当時は、サポーターが寄り添って習慣化をサポートする“人軸のサービス”を提供していたので、コストが高いという課題がありました。
コストを抑えて、より多くのユーザーに提供する仕組みを創らなければならないと考えていた矢先、「eラーニングは成長性が見出せないからピボット」という会社の意思決定がありました。当時市場が盛り上がりを見せていたセールステックにピボットし、責任者に任命されました。
しかし、これまで確立してきた“習慣化”を諦められず、「セールステック事業が伸びたら、教育事業の方は私が買いたい。自分がMBOしたい」と会社に提言したところ、それを会社が受け入れてくださりました。
無事セールステック事業を伸ばすことに成功し、株式会社WizWeを設立したという背景があります。
ー『Smart Habit』の構想はどのように生まれたのですか?
セールステック事業でAIや自動化に関する知識を深める過程で、「これらの技術は“習慣化”にも適用できるのではないか?」と考えていました。
この仮説をソフトフェアとして形にしていったのが『Smart Habit』のベースになります。
また、元々教育事業ではなく、私のコアにあったのは、eラーニングの効果を上げるための“習慣化”です。
2014年に「伴走サポートを通じた習慣化の法則」を確立して以来、習慣化は教育の枠を超え、他の領域にも応用可能だと考えており、習慣化に特化した『Smart Habit』が誕生しました。
ー『Smart Habit』をどのようなプロダクトに成長させていきたいですか?
“水”のような当たり前の存在に成長させたいと考えています。
どのサービスにも、習慣化サポーターがいて、習慣化を支えてくれる。
それが『Smart Habit』の目指している姿です。
また、“水”なので溶け込む必要があります。
今後、教育であれヘルスケアであれ、どの分野にも新しい優れたサービスが登場すると思います。
その中に水のように溶け込んで、習慣化に特化したサービスを提供していきたいと考えています。
加えて、当たり前に存在するインフラなので、私たちがずっとサポートしなければいけないとも思っていなくて。“公共資産”いわゆる「プラットフォーム」として解放するべきだと考えています。
例えば「学習塾をやりたい」や「貧困解決に取り組みたい」という想いを持った人々が、自由にプラットフォームを使って、ビジネスで成果を上げることに成功する。そういった機会が様々な場所で生まれる世界を実現したいです。
結果として、習慣化を実現できる人々を増やすことにも繋がります。
「人の役に立ちたい」とか「課題を解決したい」と願う人間の心がすごく好きなんです。
なので、その想いを実現する習慣化のツールとして成長させたいと考えています。
ーどのようなマインドを持った方に参画してもらいたいですか?
大きく3つのポイントがあります。
- 未来を開拓できる方
- 学び続けられる方
- 現実的に成功を考えられる方
私たちが取り組む事業は人の未来の可能性を広げるものです。「誰もやったことがないことへの挑戦」や「自らが未来を拓いていくようなマインド」が求められると思います。
また、“学び続ける姿勢”も不可欠です。
習慣化の法則は社会の変化に伴って移り変わります。それに合わせて、これまでの経験や知識をリセットし、新たな視点から学び直すことに対して、前向きに考えられる柔軟性や積極性は持っていてほしいマインドです。
加えて、課題解決に対して理想論を語るのではなく「ビジネスとして成り立っているのか」現実的に考えることも重要です。
私たちの事業は習慣化のサポートなので、そもそも習慣化する内容がないと存在しないですし、大手企業と一緒になって企画を考える人やパートナー企業など周りの方々の存在が不可欠です。
その中で「関わる人全員が幸せになっているのか」現実的に売上や利益のことも考えて具体的な行動に移すことが大切になります。それらを行動に移せる人こそが「本質的な優しさを持った人」だと思います。
ー組織内でどのようなコミュニケーションを大切にしていますか?
まず1つ目は『普段から相手に対する敬意を忘れないこと』です。
世の中に当たり前なことは一つもないと思っていて。
例えば、一緒に仕事をしてくださるパートナー企業の存在があるから事業が成り立っています。そのことに対しての感謝やリスペクトの気持ちは全部コミュニケーションに体現されます。
だからこそ、普段から敬意を持ったコミュニケーションを心掛けることは大切にしています。
2つ目は、『本質的な会話をすること』です。
具体的には、エラーがあったらすぐに報告するのが良しとされている環境があります。失敗するのは当たり前ですし、挑戦しているからこそ失敗します。それに対して、「みんなで解決しよう。」というカルチャーを大切にしています。
ーWizWeのカルチャーの魅力を教えてください。
一言で表すと、「大人スタートアップ」と言えます。
大きい目標掲げて、勢いだけで突き進んでいくというよりは、地に足ついた現実的な戦略を持って進んでいきます。
社員同士も程よい距離感で、意見を出すにしても一人の大人として敬意を持って接するなど、「大人として当たり前だけど難しいこと」をしっかりと体現できるメンバーが揃っているので、気持ちよく働いていただける環境です。
ー最後に、今後入社される方にメッセージをお願いいたします。
“行動変容”や“行動継続”というマーケットは無限の可能性を秘めていてこれからもどんどん大きくなります。
それゆえ、新しい挑戦をする楽しさもありますが、どこから手をつければいいのかという悩み、数えきれない程の失敗や苦しみも多いと思います。
その中で「次はうまくいくかもしれない」「こうやって改善しよう」というプロセスは自分自身が成長する貴重な経験です。
失敗をしながら、『習慣化』という事業を通じてお客様と一緒に成果を出していくことは、すごく価値があることだと思います。
「自分の未来と一緒に、お客様の未来も切り拓いていきたい!」と思っていただける方と一緒に働きたいです。