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【理想が現実に?!新卒が挑むリノベーション提案】

こんにちは!フェニックス管理1年目の石本・神村・辻・中野・西方です。今回は新卒5人に任せていただいたお部屋のリノベーション企画についてご紹介させていただきます!その中でも、

  • どんな経緯で新卒がリノベーション提案をすることになったのか
  • 今回の提案をどのように進めていったのか
  • この経験を通して新卒5人が学んだこと、大変だったこと

これらについて新卒5人が率直に感じたこと、体験したことを中心にご紹介していきます!

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リノベーションをすることになったきっかけとは!?

ではリノベーションの内容に入る前に、どうして私たち新卒がリノベーションに挑戦することになったのか、経緯をお話します!

きっかけは、研修期間の新卒の私たちに与えられた課題です。

こちらは自分の「理想の間取り」を作るという内容で、自分が住みたい理想の部屋を自由に考えてプレゼンするというものです。

右も左も分からないながらも、どんな部屋だと住みたくなるかを新卒同士で話したり、ネットで画像を検索したりして、1ヶ月ほどでプレゼンの準備を終えました。

その後には、徳山社長と林取締役の前でのプレゼンの本番です。

心臓がバクバク鳴るほど緊張しましたが、良かったところを教えていただいたり、的確なアドバイスを下さったりと、とても勉強になる貴重な時間となりました!

昨年の先輩方はここで一区切りだったのですが、より提案力を身につけるために、同じ課題でのプレゼンリベンジが決まりました。前回と同じで、期間は1ヶ月。それぞれの課の仕事と並行しての資料作りは大変な時もありましたが、1回目の経験を活かして作った資料とプレゼンは、皆前回から成長したとお褒めの言葉をいただくことができました!

こちらは実際のプレゼン資料です!

上2枚が石本、下2枚が神村のものになります。

そしてこの経験を活かし挑戦してみて欲しい、と取締役に任せていただけたのが実際のリノベーションです。

タイミング良くフェニックスが新しく管理を始める物件があり、その内装提案を私たち新卒5人が考えることになりました。

とても驚きましたが、知識もまだまだない私たちにこのように大きな仕事に挑戦する機会を与えてくださったのは、とてもありがたいことだったと思います!

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提案準備の流れをご紹介!

次に提案準備の流れについて説明していきます。

まず、林取締役に同行させていただき、提案に向けた「物件の下見」を行いました。各部屋の提案が必要だと思われる箇所を確認しながら、持ち帰ってイメージしやすいように現地の写真をひたすら撮ることと、林取締役よりいただくアドバイスや注意点などを、聞き逃さないようにメモを取ることを主に行いました。
下見を終え、次に行ったことが第一の山場「賃料の決定」です。まず、賃料を決めるにあたり、「競合物件の選定」を行いました。これは、ターゲットエリア賃料間取りなどの条件で競合となる物件を、それぞれ4件ずつ選び、その情報を元に賃料を決定するという内容です。
数多くある物件から競合物件を選定し、その物件の強み・弱みを調べることに時間がかなりかかりました。提案するにあたり、必ずついてくるのが「なぜ?」です。なぜこの賃料にしたのかという根拠を作るのがとても大変でした。
賃料が決まったら、ようやくお部屋の内装決めに進みます。クロスや設備などを選ぶ前に、どういうお部屋にしたいかという、「テーマ・コンセプト決め」をしました。

実際に考えたコンセプトがこちらです!

このようにコンセプトが5人の中で被らないように、相談しながら決めました。テーマ・コンセプトにそれぞれの個性が出て、同じ物件でも全く違う雰囲気になり、大変面白く感じました。
テーマ・コンセプトが決まれば、「クロスや設備の選定」です。玄関廊下LDK寝室キッチントイレ洗面浴室の全てに、各々のテーマ・コンセプトにあったクロス(壁)フロア(床)照明などを弊社にあるカタログやインターネットから探しました。ここで大変だったのが、色選びです。色や柄は無数にあり、なかなか1つに絞ることが難しくもありましたが、同期内で相談しながら色を決定していきました。

↑資料作成に使ったクロス、フロア、風呂のカタログです。

多様なテーマやコンセプトに対応できるよう、弊社にはこのようなカタログが何十冊も用意されています!
クロスや設備の選定が終われば一旦リノベーション資料は完成です。ここから林取締役にチェックしてもらい、OKがでればオーナー様に提出します。

このような流れで、約1ヶ月の期間で提案書類を作成していきました。

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大変だったこと

続いて、提案資料作成の1か月間で大変だと感じたことを大きく分けて2点挙げます。

①リノベーションに関する知識がない状態で提案したこと

理想だけを詰め込んでしまうと現実味がなくなり、「提案」ではなくなってしまいます。そのため、立地ターゲット層部屋のコンセプト等を考慮する必要があり、社長や取締役からも「提案」として、目線を変えて資料を作成するようにご指摘いただきました。また、クローゼットや廊下の広さなど、最低限に必要なサイズに関する知識すらも無かったので、先輩方に基本的なことから教えていただきました。
人が生活しやすいように導線を考慮するなどして、現実的かつ、より面白くワクワクするような部屋づくりをしました。自分が魅力を感じる部屋を意識しながらも、入居者となるお客様に良いと感じていただけるように、SNS等を参考にし、資料を作成しました。

②自分の部署の業務と並行してタスク管理を行うこと

私はSNSやYouTubeを見ることが好きなのですが、資料作成期間はSNSのおすすめ投稿欄が、お部屋関連の投稿まみれになるほど、休みの日も無意識に情報収集をしていました。また、業務内容にリノベーションの資料作成の時間を組み込ませていただき、その集めた情報やデータを元に提案資料を作成したり、同期と意見交換をしたりしました。
日常業務に慣れておらず、資料作成を並行して進めるのは難しくも感じましたが、その日にやるべきことをリスト化して、優先順位を決めるようにしていました。そうすることにより、今自分自身が持っているタスクの把握が可能になり、スケジュール管理の意識が身に付いたように感じます。

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学べたこと

上記のように大変だったこともたくさんありますが、だからこそ学べたことも多いです。

中でも特にこれからの仕事に役立ちそうだと感じたのが次の3つでした。

①提案力

大学などではレポートの提出はありましたが、実際に考えたものを相手に伝え、形にする経験はほとんどありませんでした。
何を伝えたいのか?そして、どのようなメリットが相手にはあるのか?を分かりやすく伝えること。また、提案の最後にはこの提案を形にしたいと思ってもらえる状態にすることなど、相手の立場で考えることが大切だと学びました。

②空間づくりに関する知識

私たち新卒は、リノベーションに関する知識は皆無でした。しかし、自ら調べたりショールームに行ったりする事で、楽しく学べたと思います。知識を学べたことで、営業職だけでなく、事務職でも物件に対する問い合わせに対して、学びを活かした対応が出来るようになりました。

③タスク管理の方法

通常の業務がある中でリノベーションの提案を行なっていたため、余裕を持ったスケジュールで行動することが必要でした。それにより、今自分が持つタスクの把握、優先順位などを考慮したスケジュールを管理することが身につきました。

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最後に

以上、私たち新卒5人が約1ヶ月の間に行ったリノベーション企画をご紹介いたしました!

どうでしたか?思っていた以上にやるべき事が多く大変そうだと感じたかと思われます。

しかし、新卒1年目から実際にお部屋のリノベーション提案という責任のある仕事を任せていただけたこと、自分の配属された課とは異なる仕事に携われたことで他の企業の新卒では得られない多くの経験を積むことが出来ました。

また提案力、部屋に関する知識、決められた納期に対するタスク管理といった普段の業務に直結して活かせる能力を磨くことが出来ました。

フェニックス管理は、新卒1年目にも責任ある大きな仕事を任せていただける環境が整っています。これらの経験はこれからの社会人人生において貴重な糧となるはずです。1年目から色々なことに挑戦し、大きく成長したい、最高のスタートダッシュを決めたい、そんな方は是非フェニックス管理にご応募ください!

では次回も宜しくお願いいたします。

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