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正直、ウェブだけでは解決できない課題もあります――。「代理店時代のモヤモヤ」を成長のきっかけにした“デジマ部”中心メンバーたち

ベクトルグループの強みを生かして、「ウェブ広告×PR」を提案するサイバーセキュリティバンクのデジタルマーケティング部(以下、デジマ部)。その中心メンバーである阿部成美さんと伊藤祐太さんは、ともにウェブ広告代理店での仕事を経験して今の場所にたどり着きました。

2人に共通しているのは、前職で「ウェブに落とし込むしかない」提案に限界を感じたこと。クライアントのために本気で動ける場所を探して出会ったのがサイバーセキュリティバンクだといいます。

デジマ部では、どんなことを実現できるのか。2人の体験談や率直な思いを交えて語ってもらいました。


◆阿部 成美(あべ・なるみ)さん
学生時代は教員志望だったが、大学卒業後にカナダ・トロントでのワーキングホリデーを経験したことから、「多様な人たちと関わりながら働きたい」という思いでウェブ広告代理店へ入社。営業〜受注〜広告入稿~運用まで一気通貫で従事した後、ベクルーティング(サイバーセキュリティバンクの前身)へ転職。現在はデジマ部部長として、ウェブ広告とPRを連動させた新たな課題解決手法を提案している。

◆伊藤 祐太(いとう・ゆうた)さん
飲食業のアルバイト→店長業務を経験した後、「海外に携わる仕事がしたい」という思いから、パソコンをほとんど触ったことがないレベルでウェブ広告代理店へ入社。営業〜受注〜広告入稿~運用まで一気通貫で従事し、さらに幅広い領域を経験したいと考えてサイバーセキュリティバンクへ転職。現在はデジマ部のメンバーとして、フロントでのクライアントとの折衝やプランニングを担う。

代理店のジレンマを経て見つけた「ウェブの枠にはまらなくてもいい場所」

――阿部さんと伊藤さんは、ともにウェブ広告代理店からサイバーセキュリティバンクへ移っています。どのような思いで転職を決めたのか教えてください。

阿部:前職では営業としてテレアポから始め、クライアントへの提案や受注、入稿、運用まで一気通貫で担当する環境を経験しました。その意味ではとてもやりがいを感じていたんですが、クライアントへの提案内容を「ウェブに落とすしかない」ことにジレンマもあったんです。ウェブ広告代理店としては、他に良い方法がありそうだと感じても、バナーを作るかLPを作るかといった提案しかできない面があって。

伊藤:僕も似たような感覚がありました。ウェブ専門なので、グーグルやヤフー、フェイスブックなどの媒体を使った提案しかできなかったんですよね。もっと幅広く課題解決のための方法を提案できる会社はないかな? と思っていたときに出会ったのが、サイバーセキュリティバンクでした。

――サイバーセキュリティバンクのデジマ部には、他のウェブ広告代理店と比べてどんな違いがあるのでしょうか?

阿部:基本的にはウェブ広告を軸にクライアントの課題を解決するチームです。そこに嘘偽りなく、本当にクライアントのことを考えて「まっとうに正しいことをやる」というスタンスを大切にしています。

伊藤:核となる部分はデジタルマーケティングの企画です。KPIを設定し、どんな人にどんな広告を配信するのかを考え、適切に運用していく。その意味では、同業他社と大きく異なるわけではありません。

阿部:ただ、「誰とやるのか」という点では大きく違うかもしれませんね。ベクトルグループならではの強みとして、ウェブだけではなく、PRの知見や実務力を組み合わせた提案ができます。たとえば「ウェブ広告×SNSのブランディング×プレスリリース」といった施策を、グループ内のワンチームで手がけられるんです。

――課題を解決するための手段が豊富にある、ということでしょうか。

阿部:はい。インフルエンサーを起用したり、芸能人をアサインしてキャンペーンや記者発表を行ったりといった手段もあるので、プランニングの時点でウェブ広告の枠にはまる必要がありません。ここは、前職の代理店時代とは大きく違う点だと思います。

どんなに大きな案件を経験しても、現場の運用が分からなければ貢献できない



――そうした環境のもと、デジマ部のメンバーが担う仕事内容について教えてください。

伊藤:ウェブ広告代理店の多くは「運用」と「分析」で役割が分かれていると思いますが、サイバーセキュリティバンクの運用担当者は、運用も分析も基本的に1人で対応していきます。

阿部:私たちが前職で経験したような一気通貫のスタイルですね。良く言えば何でもできる、悪く言えば何でもやらなきゃいけない環境です。人によっては「そこは営業が対応してよ〜」なんて思う場面もあるかもしれません(笑)。

――なぜ「一気通貫」でやるのでしょうか?

阿部:シンプルに、一連の流れをすべて理解している人のほうがクライアントの役に立てると思うからです。

伊藤:役割分担をしていると、どうしても情報伝達のスピードに限界が現れてしまうと思うんですよ。実際に自分で1から10までやっていれば、クライアントと向き合うときのスピード感が全然違います。

――とはいえ、一気通貫で業務をこなすとなると、めちゃくちゃ忙しくなるのでは……?

伊藤:もちろん忙しいですし、大変なときもたくさんありますよ。その反面、自分の提案をしっかり運用に反映できて、結果を残せたときの喜びがとても大きいんです。好きな業種やブランド、クライアントに関わり、自分のアイデアがちゃんと役立っている実感を持てる環境はとても貴重だと思っています。

阿部:スキルアップの面でも、一気通貫でやることには意味があると思います。どんなに大きな予算を動かし、大きな案件を経験してきた人でも、現場の運用が何も分からないとクライアントには貢献しきれないんじゃないでしょうか。社内でうまくチームワークを生み出していくためにも、現場の一連の流れを理解していることが大切ですから。

「まっとうに正しいこと」を考えたら、ウェブ広告だけでは届かない部分もある

――実際にデジマ部が手がけているプロジェクトについても知りたいです。

伊藤:あるインテリア業界のクライアントへは、事業と市場、業界の流れをもとに、「クライアントはどんな立ち位置にいるのか」「どんな戦略が必要なのか」「その戦略を広告に落とし込むなら何をするべきか」を考えて提案しています。

阿部:実際に結果も出てきていますよね。

伊藤:これはまさに一気通貫でやってきた経験が生かされているんだと思います。結果を見て、どこを分析するかを素早く判断しながら軌道修正できるのは僕たちの強みですね。このクライアントの例では、初めて動かした広告でも事業の売り上げに還元できました。

阿部:こんなふうに、自分で仮説を持ち、一定のデータをもとに提案していける人を増やしていきたいと考えているんです。クライアントの言いなりになるだけでは結果は出せないし、ときにはウェブ広告の枠を超えて提案していく必要もあるので、決して簡単な仕事ではありません。だけど、その分だけ得られるレベルアップの実感があるはずだと思っていて。

伊藤:そうですね。本当にクライアントのことを考えて「まっとうに正しいことをやる」というスタンスで向き合っていると、ウェブ広告だけでは正直届かない部分もあります。だからこそPRの力を活用したり、その力をウェブ広告と組み合わせたりする挑戦が大事なのだと思います。PRには長期的な投資の側面があり、ウェブ広告には足し算でやった分だけ結果を出せる側面があります。そうした互いの良さをかけあわせて、クライアントに有益な提案を続けていきたいですね。

意志を持って提案すれば、基本的にノーとは言われない



――阿部さんと伊藤さんが繰り返し強調する「まっとうな仕事」を実現するには、1人ひとりのメンバーが自発的に考え、判断できる環境が必要だと思います。お2人はサイバーセキュリティバンクの環境や風土をどのように捉えていますか?

伊藤:デジマ部には「できないこと」がありません。何か新しいことを提案したいと思ったときに現時点で方法がなければ、外部とのアライアンスを締結すればいいだけ。社内でそうした提案をしたときにも基本的にノーとは言われないので、本気で、純粋に、クライアントのために動けるはずです。

阿部:そうした相談がしやすい風土は間違いなくありますよね。1on1は週1回〜隔週のペースで実施していますし、毎週開いている部署の定例会でも活発に意見が飛び交っています。ただ、ノーはあまり言わないけど、「そこに意志はあるの?」と問うことにはなると思います。

伊藤:デジマ部はまだまだ成長過程にあるので、自分で意志を持って仕事に向かう人がほしいですよね。特定のタスクだけを担う人を受け入れられるのは、もう少し先になるのかもしれません。

阿部:逆に言えば、自分の意志を持って、自分のやりたいことを明確に話してくれる人なら、それを実現できる可能性は高いと思います。私たちのように前職でのモヤモヤが成長のきっかけになることもあるはずなので、ぜひ「意志」をぶつけに来てもらえたらと思います!

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