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こんにちは!iGrusマネージャーの鈴木です。
今回は未経験からの自己成長とエンジニアになるまでの実体験をお話しします。
目次
エンジニアを目指した私と、スタートアップ企業での第一歩
理想と現実
デビューは始まりであり最終目標ではない
時間は嘘をつかない
最後に
エンジニアを目指した私と、スタートアップ企業での第一歩
今はバックオフィス業務を担当していますが、私も最初はエンジニアを目指していました。
当時は「パソコンで昔からゲームしてるし、プログラミングも向いてるんじゃない?」
くらいの気持ちで、接客業の傍ら、Webサービスに登録してプログラミングの自己学習を始めました。
学習を進めていくうちに、ほとんどの問題が解けるようになったものの、何も作れるようになってないことに気付き、「この学習内容を実務でどう使うんだろう?」という疑問が生まれました。
でも、オンラインスクールに通うにはお金もかかるし、IT企業に入るには経験や経歴が不十分。
そんな時、経験よりもやる気重視の採用を行っていたIT系スタートアップ企業を見つけ、応募しました。
理想と現実
当時、未経験が入社するとテレアポや家電量販店で働かされるという
「悲しい業界あるある」すら知らなかった私も、例に漏れずテレアポ会社へ出向。
カリキュラムなんて手が付かないほど毎日疲弊し、限界を迎えた私は
なんとか仕事を変えてもらえないかお願いして建設会社の事務+施工係へ変えてもらいました。
それでも夜勤があったりとなかなか辛い日々でしたが「エンジニアになれば変わる!」と信じ
通勤中や終業後、土日などをフルに使い学習を進めました。
結果、入社して1年が経つ頃、私は事業者向けWebサービスの開発というプロジェクトに参画できることになり、念願のエンジニアへデビューすることが出来ました。
デビューは始まりであり最終目標ではない
やっとアサインしてもらえた初めてのプロジェクト。
なんとか食らいついていこうと思い毎日必死でしたが、現場の先輩方の知識量や業務効率に比べこちらは実務未経験。同じ所属から参画している人は誰もいない現場で、力量差と不安に押し潰されてしまい、上手くコミュニケーションを取ることも出来ず、半年経たずして退場することになりました。
辛さを感じる頃なって、やっと自分の考えが甘かったのだと気付きました。
「エンジニアになる」ことが目標だった私は、「1年目のエンジニアがどれだけ努力しなければいけないか」を全く考えていませんでした。
時間は嘘をつかない
今もエンジニアとして第一線で活躍している、当時からの仲間を見ていると
実務経験が物を言うIT業界では、エンジニアにとって「時間」は最も大きな壁であり
また同時に、心強い味方にもなるものだと感じます。
他業界に比べ、任せられる業務の幅の広がり方や現場での裁量、昇給ペース等、様々な面でスピードが速いだけに錯覚しがちですが、個人的には他業界よりも「実務経験」という時間でしか解決出来ないものが重要視される世界だと思っています。
この仕事は、スピード感やトレンドばかりが注目されがちですが、実はとても地道で、誠実な積み重ねが大きな差につながる世界です。
どれだけ時間がかかっても、自分のペースで努力を続ければ、必ず成長できるし、周囲からの信頼も得られる。そして何より、一度身についた技術や考え方は環境が変わっても自分の“武器”として残り続けます。
最後に
最初は分からないことだらけでも、日々の積み重ねが少しずつ自信に変わり、できることが増えていく。
そして気づけば、その“積み重ね”が、誰かから頼られる力になっている。
そんな実感を持てるところも、意外とエンジニアの魅力なのかもしれません。
エンジニアやWebデザイナーは決して簡単な道ではありませんが、時間と努力が裏切らない世界です。
だからこそ、コツコツと進むことができる人にとっては、とても誠実で面白い仕事だと思います。
これから挑戦しようとしている方にとって、この体験談が少しでも背中を押すきっかけになれば嬉しいです。