こんにちは!iGrusの佐久間です。
今回は“面談の時によくいただく質問について” シリーズ第19弾です。
iGrusでは「カジュアル面談」を採用していますが、具体的な面談と何が違うのか?どんなことを話すのか?とよく聞かれるので、その内容についてお答えしていきます。
よかったら最後まで読んでくださいね!
目次
結局普通の面談と同じなのか?
「カジュアル面談って、面接と何が違うんですか?」
「まだ転職するか決めていなくても参加して大丈夫ですか?」
「志望動機まで準備した方がいいですか?」「技術的な質問をされますか?」
カジュアル面談を採用しているという話をすると、こうした質問をいただくことがあります。
「カジュアル面談」という言葉はよく見かけるようになりましたが、実際に何をするのか分からない。名前はカジュアルだけど、結局は面接なのではないか?
そう感じる方もいると思います。
そこで今回は、iGrusのカジュアル面談ではどんな話をするのか?についてお伝えします。
カジュアル面談は「お互いを知る時間」です
iGrusのカジュアル面談では、いきなり「志望動機をお願いします」「自己PRをしてください」という堅いところから始めたいとは考えていません。
まずは、あなたが今どんな仕事をしていて、これからどうしていきたいのか。
そして、iGrusがどんな会社で、どんな働き方やキャリアを考えているのか。
それをお互いに確認する時間です。
転職活動というより、まずは、自分が思うキャリアについて話してみる。
そのくらいの感覚でも構いません。
iGrusに絶対入りたい!という状態でなくても大丈夫です
カジュアル面談を申し込む時に「まだ入社するか、それどころか転職するかすら決めかねているのですが…」と言われることがあります。
もちろん大丈夫。むしろ、大歓迎です。
転職するかどうかを考えるために、IT業界の会社の話を聞いてみる…という使い方でも構いません。
例えば、今の会社に大きな不満はない。
でも、このまま同じ仕事を続けるべきなのか少し迷っている。
もっと開発経験を積みたい。将来のキャリアが見えない。
IT業界そのものについて知りたい。
そんな段階でも大丈夫です。
志望動機を完成させてくる必要はありません
よくある面接では「なぜ当社なのか」を聞かれることがあります。
でも、会社のことをまだ十分に知らない状態で完璧な志望動機を作るのは難しいと思います。
だからiGrusのカジュアル面談では、無理に「御社の理念に共感しました。」といった言葉を準備していただく必要はありません。
それよりも、なぜ今、転職を考えているのか?これからどんな仕事をしてみたいのか?
その方が、私たちは知りたいと思っています。
今まで何をしてきたか?をまず聞きたい
例えば、今どんな仕事をしているのか。前職では何をしていたのか。
或いは、IT業界へ興味を持ったきっかけ。これまで勉強したこと。
経験者の方であれば、エンジニア・Webデザイナーとしての経験。
こうしたことを聞いていきます。
ただし、これは「評価するために経歴を詰めていく」という目的ではありません。
その方の将来のキャリアプランを理解した上で、その方が描く人生の中の "現在地" を知るためです。
未経験の方には「なぜITなのか」を聞きます
未経験からIT業界へ挑戦する場合、私たちが知りたいのは、華やかな志望動機ではありません。
例えば、なぜエンジニアに興味を持ったのか?なぜWebデザインなのか?
今まで何か勉強してみたのか、勉強したなら実際に触ってみてどう感じたのか。
そして、これからどんな働き方・キャリアをつくりたいのか。
そういったことです。
「将来性がありそうだから」というきっかけでも構いません。
重要なのは、そこから実際に自分でも一歩動いているかだと思っています。
経験者の方には「次に何をしたいか」を聞きます
実務経験がある方の場合は、これまでの経験について少し具体的に聞いていきます。
どんな案件に入って、何の技術を使ったのか。
何を担当し、どこまで一人で任されていたのか。
その上で、次は何をしたいのかを聞きます。
例えば、今まで実装中心だったので設計を経験したい。
バックエンドだけでなくクラウドも学びたい。もっと開発経験を増やしたい。
「今まで」だけでなく、「これから」を聞くことこそが醍醐味だと思っています。
転職理由は綺麗にまとめなくて大丈夫
転職理由について「ネガティブなことを言ってはいけない」と思っている方もいるかもしれません。
でも実際には、不満がきっかけで転職を考えることも少なからずあります。
給与が低い、希望する業務が出来ない、人間関係が合わない、働き方を変えたい。
それらの条件自体は特別おかしいことではありません。
ただ私たちがもう一つ知りたいのは「では、次はどうしたいか?」ということです。
今の会社の悪いところより、次に求めるものを一緒に整理する
例えば「希望する案件に入れません」という場合。
では、次はどんな案件に入りたいのか→なぜその仕事をしたいのか→そのために今何が足りないのか、というところまで話します。
或いは「給与を上げたい」という場合。
どのくらいを目指したいのか→その給与を実現するためにどんなスキルや経験を増やす必要があるのか。
そのようにして転職理由をキャリアの話へ続けていきます。
カジュアル面談では、そうしたキャリアの会話も交えていきたいと思っています。
もちろんiGrusについてもきちんと説明します
当然ですが質問するだけではありません。
iGrus側についてもできるだけ具体的にお話しします。
どんな会社で、どんな事業をしているのか。
どんな社員がいて、どんな案件があり、同僚がどんな仕事をしているのか。
未経験からどのように成長していくのか。
カリキュラムやイベントごとについて。
キャリアアップの考え方。将来的の選択肢など…。
良いことだけを話すつもりもありません。
採用活動をしている以上、もちろんiGrusに興味を持っていただけたら嬉しいです。
ただ、そのために良いところだけを伝えることは、結果的に良い採用にはなりません。
例えば未経験だからといって、入社直後から全員が開発案件に入れるわけではありません。継続して学習する必要があります。
現場によっては出社が基本であり、リモートワークが必ずできるわけでもありません。
本人の希望がすべて叶うわけでもありません。
こうしたことも事前にお伝えしたいと思っています。
「思っていたのと違った」を、できるだけ減らしたい
採用で一番避けたいことの一つが、入社してから「こんな会社だと思っていなかった」と思われることです。これは本人にとっても会社にとっても良いことではありません。
だから入社前にできるだけ、会社の現実、仕事の現実、キャリアの現実を伝え、その上で、「それでもここで頑張ってみたい」と思っていただけるかを大切にしています。
そのためにも、会社側から話を聞くだけではなく、ぜひ気軽に質問してください。
「未経験の人は、最初どんな仕事をしていますか?未経験から専門案件へ進んだ人は、どのくらいいますか?」
「どんな人が早く成長していますか?」「勉強会では何をしていますか?」
「実務経験者の場合、どんな仕事がありますか?」「キャリア相談は誰にできますか?」
など、なんでも構いません。
気になったことは何でも聞いてください。
聞きづらい質問ほど、聞いてほしいと思っています
給与、残業、休日、案件、出社、リモート、評価、離職…
こうした質問を「聞いたら印象が悪いのでは」と思う方もいます。
でも、自分が会社を選ぶうえで重要なのであれば聞いていいと思います。
むしろ、重要な条件を確認せず入社する方が、後から大きなミスマッチになります。
カジュアル面談は、会社が選ぶ時間だけではありません。
採用というと、どうしても会社が候補者を選ぶというイメージがあります。
でも、実際には逆もあります。
候補者も会社を選んでいます。
この会社なら成長できそうか。この人たちと働きたいか。
自分の希望するキャリアに近づけそうか。
会社の考え方に納得できるか。
だから、カジュアル面談は会社が候補者を見るだけの時間ではありません。
候補者が会社を見る時間でもあります。
面談後「違うな」と思っても問題ありません
話を聞いた結果「自分が求めている会社とは違いました」となることもあります。
むしろ入社前に分かったのであれば、カジュアル面談をした意味があります。
採用は応募数を増やすことだけが目的ではありません。
合う人と、合う会社が出会うこと。本当に重要なのはそこです。
逆に「もう少し話を聞きたい」と思ったら
カジュアル面談をした結果、もう少し詳しく知りたい!選考を受けてみたい!と思っていただけたら、そこから次のステップへ進んでいただければと思います。
その時も「一度話したから応募しないといけない」ということではありません。
自分自身で納得した上で、進むかどうかを決めてください。
面談前に準備するなら、この3つだけで大丈夫です
特別な資料を作る必要はありません。
少しだけ整理しておくだけで話しやすくなります。
① 今まで何をしてきたか
② 今、何に悩んでいるか
③ これから何をしてみたいか
この3つです。明確な答えがなくても構いません。
むしろ「③が分からないので相談したい」といった整理の仕方でも大丈夫です。
ちなみに
実はカジュアル面談は、会社にとっても大切な時間です。
応募者の方から「ここが分かりにくかった」「こういう情報が求人に欲しかった」
「この部分が不安だった」という話を聞くことで、採用活動そのものを改善できます。
Wantedlyでの募集記事やストーリーの書き方、面談資料や面接の内容、会社説明の仕方などを、応募者の方からの質問や会話の温度感からヒントを得て、少しずつ良くしていく。
これも採用活動の一部だと思っています。
まとめ
カジュアル面談は「選考される場所」というより、「お互いのことを知る入口」だと考えています。
会社から説明を受けるだけでなく、最低でも一つ、自分から質問してみることをおすすめします。
特におすすめなのは「自分の経歴だったら、御社ではどんなキャリアを考えますか?」という質問です。
会社が本当にあなたの経歴を見て話しているのか。
それとも、全員に同じ説明をしているだけなのか。
意外と見えてきます。
転職すると決めていなくてもいい。志望動機が完成していなくてもいい。
自分のキャリアがまだ明確でなくてもいい。
まず、今まで何をしてきて、今は何を考えているのか。これからどうしたいのか。
そこから話してみて、その会社が、あなたの次の選択肢になるかどうかを考えられれば良いと思います。
最後に
iGrusではこれからIT業界へ挑戦して「みたい」という方も積極的に応援しています。
人生の選択肢の中にIT業界・技術職を増やしてみたい方や、特に次にのステップをまだ決めていないけどスキルが欲しい!という方は、是非一度お話ししましょう。
これまでの経験を聞きながら、今できること、次に伸ばしたいこと、そしてその先に目指せるキャリアを、一緒に整理できればと思っていますので、今後のキャリアについて迷っている方はぜひ一度、気軽にiGrusへ遊びに来てくださいね。