こんにちは!iGrusの鈴木です。
先日、東京西部のとある街へ遊びに行ったら、偶然お祭りに遭遇しました。
出店や太鼓の演奏だけでなく、神輿や山車まで出ている本格的な祭りだったのでとても驚きました。。
この時期でもお祭りや花火大会は意外とあるんですね…!
今回はSES企業の違いについての記事です!
「SESって何?」という方は過去記事を参考にしてみてくださいね!
SESってSIerと違ってブラック?よく言われる噂の真相とは | 株式会社iGrus
目次
SESってどこも同じじゃないの?
SESという業態は、クライアントから依頼を受け、お客様先へ出社するのが基本になります。
そのため、結局お客様先で働く以上「入るSESそのものに違いなんてほとんど無いんじゃないか?」と思われることも少なからずあります。
それでは、実際は給与や休暇などの待遇以外にどんな違いがあるでしょうか?
差別化するポイントはどこか
一見、給与を含めた労働条件以外に差異は無いように見えますが、もっと細分化して見ていくと、細々とした違いがいくつかあります。
例えば、給与だけでなく「還元率」。
自分がお客様先で働くことで、お客様先から自社に入る単価に対し、何%分を給与に反映させてくれるかは、SESによってかなり異なる部分です。(詳しくは後述)
他にも福利厚生や資格制度、研修制度などの一般企業でも差があるポイントや、自社の同僚・先輩と一緒の現場で働けるかといった違い、さらに細かいところまで言えば朝礼・終礼が毎日あるか、報告は一日や週に何回行うか、定例会や帰社日はあるか等、小さな違いがたくさんあります。
違いを挙げ始めるとキリがありませんが、多くの人、特にエンジニア経験者が見るのはやはり現場=案件内容かと思います。
案件だけを見て判断するのは難しい
正直なところ、そのSESが持っている案件の内容を知ったところであまり意味はありません。
その理由の一つは、まずその良い案件に100%参画できる保証が無いからです。
お客様から見たら、優秀な技術者を抱えているSES企業は1つではありません。
お客様が「今すぐに優秀な技術者が欲しい!」と人員募集を出した際、案件内容が良ければ良いほど他社の多数のエンジニアが挙手します。
契約するエンジニアの候補が複数いるなら、やはり実力者・ベテランが選ばれることが必然的に多くなります。そのため、良い案件があるからといって、毎回その案件を勝ち取れるわけではありません。
また、条件面だけ見ればとても良い案件だとしても、実際に現場の雰囲気がどうなのか、現場の社員や上長がどんな人なのか、業務内容が自分に合っているのかは実際に入ってみないとわかりません。
とても良い案件に見えても、入ってみたらそうでもなかった、ということは十分にあります。(鈴木も何度も経験しました)
良い案件に入れるとしても
良い案件に参画できたとしても、忘れてはいけないことがあります。
生涯、ずっとその案件に入り続けることはないということです。(基本的に)
プロジェクトというものはあくまでプロジェクトであり、いつかは終わりが来るものです。或いは、プロジェクトが終了しなくても、現場が雇い入れた新しい社員がいずれ育ち、SES企業から技術者を招かなくても良い状態になることもあります。
あくまで案件は案件、プロジェクトはプロジェクト。
良い案件に参画してもそれがずっと続くわけではありません。
もしかしたら、とても良い案件に入れるのは最初の1年だけで、次の案件はとても難易度が高いものや、業務環境が悪い可能性だってあるわけです。
そのため、一つの案件の内容だけを見て、このSESは最高だ!と判断するのは危険です。
高還元は果たして良い条件なのか?
昨今、よくSESの社員募集に「高還元」をウリとして記載していることがあります。
高還元とは書いてある通り、単価(お客様から会社へ支払われる、エンジニアの月額契約費)に対し、高い割合が給与に割り当てられて還ってくることです。
例えば、自分がエンジニアとしてお客様先へ常駐したとします。
その対価として、お客様は自社へ100万円/月お支払いいただくとして、
月単価100万円 × 還元率90% = 給与90万/月
という式になりますね。
つまり、自分の働きに対してお客様が毎月会社へ払っている金額の何パーセントが給与に反映されるか、ということです。
この還元率が良いほど、当然給与報酬額が上がります。
が、逆に言えば会社側に残るお金が少なくなります。
そうなると会社が利益を得るためには、薄利多売の思考にならなければいけません。
とりあえず人を集めて、とりあえず入れそうな案件に入ってもらう。
そんな商売の仕方になってしまっては、当然一人ひとりにかける時間や気遣いも大幅に減ってしまうわけです。
その結果、聞いていたイメージと異なる案件に入れられてしまったり、福利厚生が全然充実しない会社になったり、キャリアの選択肢に自由が無くなったりします。
このような理由から、必ずしも「誰もが平等で、高還元のSESが良い」というわけではない、と言えます。
こんなところを見るのがオススメ
では実際、給与や案件内容が良いかどうか以外で、どこを見て入社するSESを決めるのか?という疑問が浮かぶと思います。
一般的なエンジニアだけではなく、複数のSESを経験した社員や、技術者ではないポジションの方から聞いた意見をまとめると、SESを見るときはここを見るのがオススメです。
研修や学習制度の充実
入社後未経験の方は特に、研修でどこまで成長できるか?どのくらいの速度で成長できるか?が気になると思います。
SES企業によっては、現場業務が最優先で、悪い言い方をしてしまうと個人の成長は二の次という考え方のところもあります。
(鈴木が昔入ったSES企業はそうでした。現場業務が21時まであるのに、研修の講義は19時~21時にしか開催されておらず、参加出来ないという謎の会社でした)
研修カリキュラムはあるのか、一人で出来る内容なのか、講義はいつやっているのか、メンター制度があるか、研修プログラムは内製化されているのかなどを見るのがオススメです。
また、経験者の方も、(よほどのベテランでない限りは)学習制度に関してはしっかり見ておくことをおすすめします。
例えば資格取得支援があるのか、備品や開発環境の貸与をしているのかは、意外とキャリアアップの学習をする際に大事になります。
キャリア選択の幅の広さ
技術のトレンドや求められる知識・経験は常に一定ではありません。
技術の移り変わりは学習でなんとか出来るかもしれませんが、マネジメント経験や顧客折衝の経験は自力だけでなんとかできるものではありません。
AIの発展も凄まじい昨今、技術知識以外の経験や、領域を跨いだ知識が貴重になる可能性も少なからずあります。そのため、そもそも技術職の方が技術以外へキャリアチェンジ出来るのか、そしてそのキャリアチェンジを実現するために会社側がポジションや教育係を用意してくれるのかなどは是非チェックしてみてください。
意外に大事なこと
過去記事でも書きましたが、SESはお客様先でそれぞれ作業をするため、同じSESに在籍していたとしても社内の同僚と顔を合わせる機会が実は多くありません。
そのため、長く勤めていて、現場に愛着があっても自社に所属している感覚は薄くなる方も珍しくありません。
会社に対して言いたいことを言う、自社の状況を把握するなど、様々な悩みを解決するためには、同僚との人間関係が大切になります。
そう考えると、実は交流会やイベントの開催ペース、自社オフィスを使用して勉強や催しを行って良いかなどはかなり大切になってきます。
「在籍人数は多いのに話せる自社の同僚が誰もいない!」という状況になりにくいよう、会社側が対策しているかどうかは案外大事です。
何よりも信頼出来ることが大事
雇用条件や業務内容ももちろん大切ではありますが、結局のところその会社で長く勤められるかどうかは、端的に言うと「楽しく働けるか」というところにあると思います。
会社に対して、上司や仲間に対して「信用できるか」「気持ちよく働くことが出来るか」はかなり重要です。
どれだけ可能性やチャンスが多く、報酬や労働条件が良かったとしても、自分が所属する組織に対して信用が無い、或いはその組織で働くことが不安だと、続くものも続かないはずです。
労働条件と会社・社員の雰囲気を併せて確認して、自分が長く楽しく、健やかに働ける環境かどうか、また成長し続けられるかどうかをチェックして入社するSESを決めてみてくださいね。
まとめ
iGrusは、業界知識やSESについて詳しくない方でも、安心して働ける環境を目指しています。成長しやすく努力が続けやすい学習環境の充実や、様々なキャリアチェンジの選択肢の準備など、長く働ける組織づくりに注力しています。
座学で学べる技術の知識だけでなく、現場で長く活躍出来る人材になるためのノウハウや、周りのエンジニアと差をつけるための「座学では学べない部分」を積極的にシェアしますので、よかったら是非一度遊びに来てくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次号をお楽しみに!