「英語コーチって気になるけど、何してるの?」
「本業や育児と両立できるって聞くけど本当?」
そんな疑問に答えるため、90 English*オンライン英語コーチの1日を紹介。
今回の1日密着はかなコーチ!
かなコーチは、二人のお子さんを育てるママ英語コーチ。
昔は商社でバリバリ働いていたんだとか。そんな彼女は今どんな1日を過ごしているのか?リアルな生活を少しだけお届けします。
* 90 Englishとは「“やってみたい!”をあたりまえに」をミッションに掲げる、90株式会社が運営するオンライン英語コーチングサービスです。
受講者の声:https://note.com/90english
お仕事グッズ紹介
──お仕事で使われてるものを教えてください。
かなコーチ: 使っているのは全部で9個ぐらいですね。これだけあればどこでもいつでも働けるので、こどもが大きくなったら沖縄でワーケーションするのが小さな夢なんです。
パソコンはPanasonicのノートパソコン。私はずっとWindowsを使ってますが、MacなどでもOK。専用ソフトは不要なので、必要なのはインターネットブラウザだけ。
スマートフォンとイヤホンは、生徒さんとの電話レッスンや自分の音声を録音する時に使用。
それと連動しているのが、スマートウォッチ。これにはかなり助けられてます。レッスン予定をカレンダーに入れて、開始前にリマインド。うっかり遅刻を防止するのにかなり重宝。とってもおすすめ。生徒さんの貴重なレッスンなので時間は大切にしています。
あとは、自分の英語スキル向上のために英単語帳や英字新聞『Japan Times Alpha』をよくみてます。特に『Japan Times Alpha』は、おすすめ。日本のニュースを英語で記載しているので、会話のネタづくりに使いやすい。教材の学習も大事ですが、リアルな日常と近い距離で学べた方が絶対楽しいですし、定着につながるんですよね。
──カップ、かわいいですね。
かなコーチ:これは本当にお気に入りのカップ。なんと二代目。一昨年まで住んでいた滋賀の信楽で買った名産品。今は滋賀から遠いところに住んでるので割らないようにいつも気をつけてます(笑)
このカップではちみつ紅茶を飲むのが至福のとき。関西のママ友界隈だと割と有名な紅茶で、本当に美味しい。
(撮影スタッフも飲ませてもらいましたがびっくりするぐらい美味しい)
この紅茶、実はちょっとお高め。
英語コーチをやる前は自分の稼ぎが今ほどなかったので、買う頻度を抑えていた。
でも、今は違う。
ちゃんと頑張って稼いでいるし、実際に自分で使えるお金も増えた。この紅茶は自分への小さなご褒美。
忙しい中でもこのカップと紅茶でリラックスしてまた頑張ろうと前を向ける。
大変なこともあるけれど、精神的にも経済的にも充実してます。
何より、英語コーチはリモートでフルフレックス。自分でスケジュールをコントロールできる。だから子育ても諦めなくてもいい。こんな環境に出会えたことに感謝してます。
その分、スケジュールはしっかり自分で管理しなければいけないので、そこは頑張りどころ。
ママ英語コーチの1日
6:00 起床
かなコーチ:朝は貴重な自分の時間。眠い気持ちもありますが、日光を浴びてスイッチオン。
6:01 PC起動 (脅威の『起床後1分』)
かなコーチ:起床後はすぐさまPCへ。生徒さんとのやり取りが楽しく、起きたらすぐに開いちゃいます。時間が許すまで生徒さんの提出課題を添削。
今日は生徒さんのシャドーイング音声が届きました。発音の部分を具体的に添削したいので自分の音声を録音して返信。生徒さんが、忙しい合間を縫って提出して頂いた課題。できるだけ丁寧かつ簡潔にわかりやすく添削できるように心がけています。
6:45 こどもたちの準備
かなコーチ:ここからはお母さんモード。こどもたちが学校にいく準備をします。朝ごはんは絶対お味噌汁がないとダメなので。私が(笑)。準備を済ませたら、7:45ぐらいにはこどもたちを小学校へ送り出します。
7:45 小休憩
かなコーチ:ちょっとだけ休憩。ここで、あの紅茶の出番です。落ち着いたら、レッスンに向けて準備を進めます。この間に生徒さんのこととかも思い出してます。美容系のお仕事されてる方のレッスンなら、美容系の英単語にふれられるように他愛もないネタを探したり。最近は、英語で肌のシワってなんていうかで盛り上がりました。
8:15 レッスンスタート
かなコーチ:今日のレッスン(30分)は午前中3名、午後3名の合計6名。今日レッスンがない人も含めて、私は同時に10名ほどの生徒さんを担当。10名受け持つのは多い方で、基本は5名から可能です。自分の状況に合わせて変えられるのは働きやすいですね。
90 Englishは忙しい人でも続けられるように設計されています。生徒さんとのやりとりも専用アプリではなく、あえてLINE通話を使用。顔を出さなくてOK。だから場所を選ばずに生徒さんが受講できる。続けることが一番難しいですからね。
スマートフォンで通話をしながら、パソコンで教材を開きレッスンスタート。
教材は、用意されている中から生徒さんに合わせてカスタマイズ。「この方が楽しく学んでもらえるかな」とリアクションを想像しながら準備するのは楽しいですね。
今日は複数名レッスンしたのですが、稼働曜日は事前に伝えれば自分でコントロールできます。
子育てをしている私にとってはかなりありがたいです。子どもの習い事などもありますからね。
10:30 小休憩と家事
かなコーチ:レッスンが終わったら家事を進めます。今日のランチは行きつけのお店なので頑張ります!
11:30 ランチ
かなコーチ:このお店10年以上前から通ってて。結婚記念日などのお祝いごとの際は、夫婦でも来ますね。お店の奥さんのシェフがパティシエでもあるのでデザートも美味しいんです。今日も迷わずデザートまでいきましょう。今思うと、こういうところに家族へ遠慮せずランチに来れるのは自分で稼いでいるからですね。英語コーチしていて良かったです(笑)
12:45 レッスンスタート
かなコーチ:午後も3名ほどレッスンしていきます。疲れたらたまに運動でリフレッシュ。
90 Englishのレッスンって生徒さん1名につき30分×週3日なんですけど、この週3日っていうのが絶妙なんですよね。
平日の半分やり切れば生徒さんの自信にもなりますし、頻度が多いから英語コーチと生徒さんとの距離も縮まる。距離が縮まるとプライベートの話もするようになるので、生徒さんのバックグラウンドもよくわかる。
だから、英語コーチ側も身近な例えで説明しやすい。リアルに想像できるもので考えた方が理解は早いし、定着しやすい。個人個人に寄り添うっていう感覚を持てる。
それもあって、私はレッスンの時、日常との連動を重視。木曜日や金曜日のレッスンでは週末の予定を、月曜日や火曜日のレッスンでは週末にしたことを教えてくださいと話題を振り、英語で会話をしています。
過去形、未来形も自然に身につきますし、週末に学習したフレーズを週明けに活かすこともできる。それに「かなコーチ、きっとまた聞いてくるぞ」って生徒さんが日常から英語を意識できるようになるんですよね。
これは、月に一度ある英語コーチ同士のオンライン情報交換会などでもよくおすすめしてます。
14:00 こどもたち帰宅・夕飯用意
かなコーチ:今日の英語コーチは閉店です!これからは再びお母さんに。夕飯を用意して、子供が帰ってきたらお出迎え。
16:30 こどもたちを習い事に送迎
かなコーチ:こどもたちを習いごとに送っていきます。英語コーチの仕事があるおかげで自分だけのコミュニティがあったり、母親以外の役割があったりとメリハリがつくのでありがたいです。後は迎えにいって、ご飯食べてお風呂入ってと家族時間を楽しんで就寝です。
密着後インタビュー
──英語は昔から得意でしたか?
かなコーチ: 苦手ではなかったですが、喋れるというレベルからは程遠かったです。
英語との出会いは、小学生の時に通った塾の先生。その先生は、元航空会社のキャビンアテンダントさん。ある時、塾にかかってきた電話に英語で対応する場面に遭遇。知らない言葉で、当たり前のように電話対応する姿を目撃してからは急速に英語に惹かれていく。
小学校から英語に触れる環境でスタートダッシュを切っていたので、中学と高校の英語はそれなりの成績。ちょっと自信もあった。
しかし、その自信はあっという間に崩れた。
高校生の時に挑戦した2週間のホームステイ。リビングでホストファミリーと過ごす日常。
その日は気温が低く、部屋の中に居ても冷える。そんな時、ホストマザーから突如伝えられた英語。
「Put on your pants」
「パンツ?履いてるよ?」と思い、
「I'm wearing it」と返答。
それでも同じ質問がくる。訳がわからず、私はとある芸人のように何度も同じ返答を繰り返す。
何度話しても意思疎通ができない。
そんな時ふと自分の姿に目をやった。
やっとわかった。
私はスカートを履いていた。
ホストマザーが言ったのは「寒いからズボンを履いておいで」という簡単な言葉。
英語を知ってるつもりだった。
日本ではテストの点数も良かった。
でも現地ではこんなに簡単なやり取りにつまずく。
込み上げる悔しさ。
今までの勉強法では英語を話せるようにならないことを痛感。
ここが私の英語学習のターニングポイント。
それから声に出すことを意識しながら何年も勉強を続けた。やっと、人に教えられるレベルにまで到達。
とはいえ、私よりも英語の点数がいい人はたくさんいる。それでも私が英語を教えるのは、英語習得の大変さや痛みに共感できるから。
サッカー選手や億万長者などの夢は、頑張ったところで叶うかは正直わからない。
でも、英語は絶対できる。多少のコツは必要だが、英語学習の努力は確実に裏切らない。
「英語を話せるようになりたい」と多くの日本人が心のどこかでは思っている。その願いを1人でも多くの人に叶えてほしい。
──英語を話せるようになってから変化はありましたか?
かなコーチ: たくさんありました。わかりやすいのは、海外の友人が増えるなど、確実に世界が広がったこと。
中でも、1番嬉しかったのは、周りの人たちにいい影響を与えられた瞬間。自分のこどもに対してはもちろんあるのですが、それ以上に嬉しかったのが夫や祖母への影響。
私が英語に取り組むのを見て、夫がスピーキングのトレーニングを始めた。RとLの発音もどんどん良くなる。
仕事で外国人の案内を任せてもらったと嬉しそうに話してくれたのを今でも覚えています。
祖母の話も私にとってとても印象的な出来事。
祖母は、あまり外国人を見たことがない時代の人。なので、外国人という大きい枠組みに対してあまりいい印象を持っていなかった。
私が海外の友人を自宅に招いた時のこと。
英語を話せない祖母と、英語しか話せない友人。
私を通訳に入れて会話を楽しむ。
直接英語で話すことはできないが、友人の愛嬌、礼儀正しさが祖母に伝わる。
徐々に、和んでいく空気感。祖母の目じりが下がっていく。
「外国人だけど思っていたよりも良い人だ。」
話してみれば偏見を取っ払える。それが祖母に伝わったことは、単純に嬉しかった。
英語は単なる語学スキルかもしれない。
しかし、その小さな武器は、周囲の環境に変化を与える起爆剤になる。
自分だけでなく周りの人の人生も変えるような劇的な変化だって十分にありうるんだ。
だからこそ私は、一人でも多くの人が挫折せずに英語を続けられるようにサポートし続けていきたい。
【90株式会社ではオンライン英語コーチを募集中】
私たちは、「一歩踏み出す勇気」を持つ人を増やすことを目指しています。私たちが提供する英語コーチングスクール事業は、単に言語を学ぶだけでなく、学習者一人ひとりの成長を支えるコーチという「人」の力にこだわっています。AIが進化する現代においても、継続的に学びを習慣化し、挫折を防ぐためには、機械的な学習ではなく、「人との約束」が不可欠だと信じています。
だからこそ、私たちのサービスでは、学習者が自分のペースで進みながらモチベーションを維持できるよう、専属コーチが寄り添い、徹底的に支援しています。
そんな思いに共感し、「人の力で学びを継続させる」環境を共に作ってくれる仲間を募集しています!
カジュアルに面談からOK、気軽に申し込みください!
\参考情報/
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