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(前編)【新卒1期生×採用担当】経営幹部候補採用を始めたワケ

2018年、経営幹部候補/新卒第1期生の入社 ー。

20以上の会社を統括するホールディングス(持株会社)で、なぜ「新卒採用」を始めたのか。
前例の無い「第1期生」として、なぜ入社を決めたのか。

採用担当と新卒1期生がその想いを語ります!

中村 裕生(なかむら ひろき)
2018年 新卒入社/1年目に総務・法務・財務経理・企画開発の4部門をジョブローテーションしながら学び、2年目に企画開発部へ着任。立地開発や調査・分析業務に従事。その後、事業会社の新商品開発のプロジェクトに加わりながらマーケティングを学ぶ。現在は、IR担当として、事業戦略立案や上場会社としての開示業務に携わっている。

吉田 綾子(よしだ あやこ)
2008年 前身である株式会社ベストブライダルに新卒入社/現場サービス実習経験後、新卒採用担当へ着任。5年目に人材開発担当となり、上司と共に新入社員研修プログラム(新卒・中途)の改革やマネジメント層の教育体系の立ち上げに携わる。現在は、持株会社の採用・人材開発担当として、人事領域に幅広く従事している。

吉田「中村さんも、もうすぐ5年目だね。説明会で初めて出会った時から丸5年経つのか…。あの頃が懐かしい。」
中村「本当にあっという間でした。入社してからの4年間でかなりいろんな経験をさせてもらったので、あまりの時の速さにこの先が心配です(笑)」
吉田「コロナ禍で一旦ストップしていたツカダ・グローバルホールディング(以下、TGH)の新卒採用も、いよいよ再開だね。」



中村「せっかくの機会なので聞いてみたいんですが…これまで新卒採用は事業会社のみで行っていたところから、なぜ持株会社であるTGHで新卒採用を始めようと思ったのですか?」

吉田「きっかけは、事業会社での選抜型幹部候補育成プログラムのスタートかな。事業会社が増え、持株会社化して規模が拡大してきた自社を見つめ直したとき、創業社長一代でここまで成長した会社を100年続けていくには…次世代を担える経営人材の発掘・育成が必要だと強く感じたんだよね。
当時私が担当していた事業会社の新卒採用で、グループの幹部人材に育つのでは!?と思える人を採用できたから、プログラムを立ち上げることを決意できたかな。
そこでふと、TGHでも新卒採用をやることで、事業会社とは違う視点や志向、適性、経験を持った人材と出会えるんじゃないかと。事業会社では目の前にお客様がいるので、その反応をダイレクトに感じながらオペレーションに携わりたい方が集まるけど、TGHは違う。世の中に価値を提供できる「会社」そのものの方向性や仕組みづくりに従事することに興味を持つ人をターゲットにできるって考えた。育成の観点でも同じで、目の前のお客様を満足させることを目指すのから始まる事業会社とは違い、TGHで採用すれば、まず「会社はどうやって成り立っているのか」を知ることから始めるプログラムを組めるなと考えたんだよね。どっちが良い悪い、上下、ではなく、違う、のだと。」

中村「部長や社長は新卒採用に対してどんな反応でしたか?」

吉田「もちろん、未来のために推進していこう!と全員同じ想いだったよ。面接も面談も、忙しい中でもとっても前向きに協力してくれて、採用担当としては本当にありがたかった。」

中村「確かに面接ではかなり自分自身のことを深堀されたりました…あれは本当に自分のことを知ろうとしているんだなっていう、採用に対する熱意を感じました。実際面接が良い自己分析のキッカケ・時間になりましたね(笑)
ちなみに、採用された私が聞くのも恥ずかしいんですけど、1期生はどんな人材を求めていたんですか?」

吉田「まずは『前例のないことに臨める人』かな。なんたって当時は1期生だし。前例が無いって怖いよね。何が正解か分からないし、自分で考えて決めないといけないし。でもそんな、人と違う道にワクワクしちゃう人がよかった。
あとは『経営に興味が持てる人』。シンプルなんだけどこれがなかなか難しくて…。10年くらいで役員になってもらおうって思ってたから、就活の時から「会社を経営する」ということに興味関心を持てる人だね(今すぐ起業したいってのとはちょっと違う)。目の前の顧客を喜ばせたい!とか、新規事業を立ち上げたい!という方は多いんだけど。会社が成長するってどういうことなのか、とか、会社の成長のために経営陣はどんな視野や視座、想い、知識、能力を持って意思決定をしているのか、ってことが気になったり、自分もいつかそこに足を踏み入れたいってイメージを持ってる人をずっと探していたよ。」

中村「逆に必要ないと思ってたことはありますか?」

吉田「業界の専門知識かな。よく「ブライダルとかホテルの知識がないんですけど…」と質問受けてたけど、全く問題ない。経営に携わる上で事業特性を理解することはとても重要だけど、オペレーションのスペシャリストは事業会社にいるからね。入社をしてから現場にも足を運んだり人と交流することで、業界や事業、各事業会社のことを知っていってほしいと思っていたかな。
就活の時から、業界の現状や可能性、課題を調べて自分なりにプレゼンしてくれる人がいたら最高だったけど(笑)」

中村「そう聞くと、今年の新卒採用で求める人材像と設定しているものも大きくは変わらないですよね。」

吉田「そうだね。今年は中村さんにも一緒にディスカッションしてまとめた5点。
 ・不確実性を楽しめる方
 ・物事の本質を探究できる方
 ・人と違うことを望む方
 ・自分の判断軸を持っている方
 ・「経営」に携わる仕事を面白そうと思う方
1期生の時に考えていた要素もしっかり詰まってるから、この言葉にピンとくる人と出会いたい!」

中村「自分がTGHに入社を決めたときに、どんなことを魅力だと感じていたか。あとは、TGHグループの未来を「経営幹部」として共に創る仲間には、どんな方をお迎えしたいか、を考えながらディスカッションに参加しました。私自身も、学生目線ながらに「経営」に興味があったので、経営を面白そうと思えるかは大切だなと感じています。具体的なことはまだ分からなくてもよいので、会社や組織の成長に関わることをやってみたいと思うかどうか、ですね。
コロナの影響を受けている業界であり会社ですが、だからこそ「変化するチャンス」だと思うんです。そのチャンスに面白みを感じる人がいいなと。あと、短期的にどんな手を打つかももちろん重要ですが、上場企業でありホールディングスであるという規模感の中で「5年後~10年後の世界をどう創るか」を日々考えながら仕事ができることも、このポジションの面白さなので、そんなことを就活中の方と語りたいですね。」

吉田「私たちのストーリーや募集記事を読んで、少しでもいいから「気になる」と思ったら、遠慮なく連絡してもらいたいね。中村さんがそうであったように、今見ている業界や職種だけで自分の可能性を絞らないでほしいな。
…と、この流れで、中村さんの就活時代のことも聞かせてもらおうかな」

次回、新卒1期生が「なぜこの会社を選んだのか」について語ります。
後編はこちら ⇒ (後編)【新卒1期生×採用担当】経営幹部候補採用を始めたワケ

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