こんにちは!コーポレート部の日置です。
2025年3月、MILはGreat Place to Work® Institute Japanにより「働きがいのある会社」認定企業として選出されました。この認定取得を進めた背景や、カルチャー形成、今後の企業づくりについて、代表取締役CEOの光岡のインタビューをご紹介します!
「働きがいのある会社」認定に挑戦した理由
(日置)今回、働きがいのある会社認定への挑戦は光岡さん起案のご提案でしたが、なぜトライしてみようと思われたのですか?
(光岡)組織拡大に向けて採用活動を強化している中「外部の人を惹きつける要素として、効果がありそうだな」と思ったからです。自社からの一方的な情報発信ではなく、第三者から認定されることに意味があるなと。特に我々のようなスタートアップの場合、出資などで事業が評価されることはあっても、組織が評価される機会って、あまり多くないんですよね。だからこそ、組織としての価値を客観的に示す手段として、挑戦する意義があると考えました。
(日置)実際に認定されて、結果をどのように受け止められていますか?
(光岡)スタートアップであるMILが、組織としてしっかり評価されたことが素直に嬉しかったですし、社員のみんなも認定を喜んでくれたと感じました。「この会社で働いてよかった」と思ってもらいたいので、そこは本当に大きいです。
ー評価された「仲間意識」や「ホスピタリティ」について
(日置)特に「仲間意識」や「ホスピタリティ」など、“人”に関する評価が高かったのも印象的でした。こうしたカルチャー形成に関して、普段から意識されていることはありますか?
(光岡)やっぱりコアバリューですね。
「Be the right thing(みんなで正しいことをしようよ!)」
「Face and Move forward(前を向いてスピードをもって動こうよ!)」
「Liberty for your fun(責任と自由を共に楽しもうよ!)」
この3つを軸にしています。
そして、コアバリューを支える“MILNESS”──MILの従業員としてどんな人を目指すか──の行動指針も大事にしていて。こういう価値観を日々の仕事の中で共有し、浸透させる努力をしています。
あとは、フルリモートの会社なので、リアルで会えない分、バーチャルオフィスやシャッフルランチ(他部署の上長とのコミュニケーション)、ピアボーナス(Unipos)などの仕組みを使って、日常的に感謝や会話が生まれるような設計をしています。コミュニケーションをデザインするのが、経営者としての仕事だと考えています。
“MILらしい人”とは?
(日置)私自身も、入社してから「ホスピタリティ」や「連帯感」はMILの強みだと感じているんですが、光岡さんから見て、MILの社員に共通する特性ってどんなところでしょうか?
(光岡)みんな、とにかくポジティブですよね。何かトラブルがあっても「できません」ではなく、「どうすれば乗り越えられるか?」を考える人が多いですし、伝え方にもすごく配慮があると思います。
それに、スピード感もある。スピードを意識して「まず今何をすべきか?」という会話が自然にできる。日々の仕事を通して、こうした共通点を感じますね。
(日置)確かに。私も入社当初は少し不安があったのですが、皆さんが温かく迎えてくれて、成長を見守ってくれる空気がありました。それが居心地の良さにつながってると思うんです。フルリモートなのに、社員同士の思いやりや連携がしっかりある会社ですよね。
採用面接時に一次面接から光岡さんが登場されて、会社の方針やMVVについて直接ご説明いただいていることもカルチャーの維持につながっていると感じています。
(光岡)そうですね。根底には「今のカルチャーを薄めてはいけない」という想いがあります。人数が増えても、カルチャーの濃度を保ちたいし、むしろ高めたい。そう考えると、「採用」がカルチャーへの影響が一番大きいので、一人一人の面接にも時間を割くようにしています。
選考を進める中で、価値観が合わない方が途中で辞退することもありますが、それは我々の姿をしっかりと伝えた結果なので、むしろポジティブに捉えています。
ー見えてきた「成長機会」の課題
(日置)今回の結果と想定のギャップはありましたか?
(光岡)ギャップは…「なかったけど、あった」って感じですね(笑)。認定される自信はあったので驚きはなかったですが、アンケートの中で明確に評価が分かれた項目があって。経営者が社員からフィードバックをもらえる機会として、非常に価値のあるプロセスでした。
(日置)新たに課題も見えてきたと思いますが、今後の取り組みについてお聞かせください。
(光岡)福利厚生における「成長機会」の項目がやや低かったのは、まさにその通りだなと受け止めています。我々は「即戦力」を前提に採用してきたので、これまでは研修や能力開発にあまり時間を割けていなかった。だけど、会社が大きくなるにつれて、当たり前のように整備していかないといけない項目でもある。
スタートアップは特殊な環境で、仮説と検証を高速で回す毎日です。限られた時間の中でいかに価値を生むか、という前提があるからこそ、いろいろと手が行き届いていない部分もある。でも、これからは適宜必要なタイミングで、今我々に足りていないものを充足していく必要があるなと思っています。
「あたらしいふつうをつくる」仲間と挑戦したい
(日置)最後に、MILのメンバーに向けて、メッセージをお願いします。
(光岡)今のフェーズって、まさに我々のミッションである「あたらしいふつうをつくる」に取り組める、本当に面白いタイミングだと思います。
これまで積み重ねてきたものが、ようやく広がっていく。その瞬間に立ち会えるのって、スタートアップならではの価値だと思うんですよ。業務量が増えることもあるかもしれないけど、その分、成果やリターンもちゃんとある。
IPOも視野に入れている今、仲間と一緒にその未来を楽しみながら分かち合うことで、個人も会社も成長し、結果的にリターンも得られる。一緒に、この“変革の瞬間”を楽しむ感覚を持ってもらえたらいいなと思います。
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