「社員はSNSが苦手で…」——そんな声を、私たちはよく耳にします。
文章を書くのに時間がかかる、写真を撮るのが気恥ずかしい、発信するとなると気負ってしまう。だから投稿は後回しになりがちで、気がつけばアカウントが止まっている…。
多くの企業が抱えるリアルな課題です。
けれども、この「苦手」という感覚を逆手にとったことで、大きな成果を得られた企業があります。
苦手意識がもたらす“見えない停滞”
SNSが苦手だと、単に投稿が少なくなるだけではありません。
・接点が途切れ、フォロワーとの距離が広がる
・外から見たときに「熱量が伝わらない」印象が残る
・担当者の負担が大きく、属人的になってしまう
こうした状況は、時間が経つほどに「やっぱりSNSは意味がないのでは?」という社内の空気を強めてしまいます。
AirSolがしたのは、“背伸びしない仕組みづくり”
そこでAirSolが伴走したのは、「苦手を無理に克服させる」ことではなく、社員が自然に関われる仕組みを整えることでした。
例えば、まずは「どんなことなら自分たちでも発信できそうか」を一緒に整理しました。
プロジェクトが始まる瞬間のワクワク、日常での小さな工夫、チームでの雑談から生まれる発見…。こうした等身大のテーマは、社員にとって“話しやすく・出しやすい”領域です。
また、社員さんたちがリアルにどうその商品やサービスを使っているのかを見せる投稿も積極的に導入しました。使い方や感想をそのまま切り取ることで、ユーザーが「自分ごと化」しやすくなり、押しつけ感のない自然なPRになります。
さらに、ときにはあえて商品やサービスではなく、「どんな人がここで働いているのか」にフォーカス。社員紹介やチームの雰囲気を伝えることで、企業そのものの魅力やカルチャーが見えやすくなり、採用や信頼形成にも直結していきました。
投稿の型やテンプレートを準備し、写真や文章の最終編集はAirSolがサポート。社員は「ネタを差し出す」だけで済み、品質はAirSolが担保する。——そんな役割分担に切り替えることで、心理的ハードルはぐっと下がりました。
少しずつ変わり始めた社内と社外の反応
仕組みを導入してから、目に見える変化が少しずつ現れました。
社内では「SNSは苦手」という声が次第に減り、社員自身が「この出来事は投稿のネタになるかも」と自然に意識するように。チーム内でSNSを話題にする機会も増え、発信が“個人の負担”ではなく“チームの文化”に変わっていきました。
社外では、フォロワー数がじわじわと増え、いいね!や保存といった具体的なアクションも着実に伸びていきました。
とくに社員の日常やリアルな使用シーンを見せる投稿は、数字以上に「共感コメント」や「DMでの質問」といった濃い反応を生み出すようになったのです。
さらに、反応の土台ができたタイミングでキャンペーン企画を導入。
プレゼント企画や参加型の投稿を組み合わせたことで、一気にフォロワー数が増加し、社外への認知拡大につながりました。
結果として、「SNSは苦手だから無理」という状態から、「SNSを通じて成果が出ている」と社内外が実感できる段階へと移行できたのです。
苦手を放置せず、“任せる設計”を
「社員がSNSに苦手意識を持っているから仕方ない」と放置してしまうと、発信は止まり、せっかくの企業の魅力が届かないままになってしまいます。
そこで大切なのは、“背伸びしないで任せられる仕組み”を整えること。
AirSolでは、企画 → 撮影 → 編集 → テキスト・キャプション作成 → 投稿 → 数値分析という一連の流れを丸ごと設計するだけでなく、DMやコメント対応、プロフィールやハイライトの整理、ストーリーズ更新といった細やかな部分まで一貫してサポートしています。
企業側が「苦手だから無理」と思っていた部分を切り離し、私たちが運用設計から日常の細部まで支えることで、安心して“任せられる”状態を実現します。
その結果、社内は本来の業務に集中でき、SNSは確実に成果へとつながるチャネルとして動き始めるのです。
苦手を“強み”に変える伴走を
もし、いま「社員はSNSが苦手で…」という理由で発信が止まっているのなら、苦手意識を無理に克服させるのではなく、その背景にある“等身大の魅力”を引き出し、届ける力に変えていくことが大切です。
SNSが苦手——それは欠点ではなく、強みの種。
AirSolは、その種を育て、企業の認知拡大やファンづくり、ブランド力向上など、多彩な価値を生み出します。