スマイルハウスでは、スタッフ一人ひとりが「自分らしい働き方」を大切にしています。
今回ご紹介するのは、森さん。
元々は「福祉=休めない」というイメージを持っていた森さんですが、スマイルハウスでは、海外にあるご実家に長期休暇で帰省しながら、正社員として活躍しています。
家庭やライフスタイルに合わせた働き方をどう実現しているのか、お話を伺いました。
■ これまでの経歴を教えてください。
森さん:大学は奨学金を利用して、家から通える範囲で探した結果、千葉大学教育学部に進学しました。実家がフィリピンにあるので帰省費用を貯めるために、百貨店で週4日ほどアルバイトをしていました。
サークルは学祭実行委員としても活動して、学生生活はとても充実していましたね。
もともとは学芸員や図書館司書を目指していました。ただ、特に学芸員は大学院まで進まないと仕事がなかったので、現実的に厳しいと感じ、卒業後は人材業界に進むことを選びました。
#学祭実行委員
■ スマイルハウスを知ったきっかけは?
森さん:人材業界で営業職として働く中で“数字に追われる働き方”に悩むこともありました。そんな時に妹が見つけてくれたのがスマイルハウスの求人でした。動物と触れ合えること、そして福祉の仕事に挑戦できることに魅力を感じて、ここで働くことを決めました。
■ 最初はパートからのスタートだったそうですね?
森さん:はい。理由はシンプルで、年に2か月ほど実家のフィリピンに帰りたいと思っていたからです。正社員だと長期で休むのが難しい会社も多いので、最初はスマイルハウスのパートとして働くことを選びました。ただ実際にスマイルハウスで働いてみると、正社員の皆さんも家庭の事情やライフスタイルを尊重して働いていたんです。それを見て“この会社なら私も自分らしく働けるな”と感じていました。
#実家のあるフィリピン
■ 正社員になったきっかけは?
森さん:社長や社員の皆さんから「ぜひ正社員として一緒に働いて欲しい」と猛烈なラブコールを受けたからです(笑)。実は最初はお断りしていました。なんだか皆さんに迷惑をかけてしまうんじゃないかと思っていたんです。でも、社長から直々に声をかけていただき、“必要とされている”と実感できたことがなんだかすごく嬉しくて、“ここで頑張ってみよう”と決心しました。今では、不安よりも、“この会社で成長したい”という気持ちが強くなっています。
■ 正社員になって変わったことは?
森さん:「責任」が増えたことだと思います。今私は、人事総務として、採用管理や請求書発行などバックオフィスのことを多く任されています。例えば、私が請求書の発行間違ってしまうと、利用者さんやパートさん、そして一緒に働いている方にまで迷惑をかけてしまうので、責任の重さを感じることが多くなりました。 ただ、責任は増えましたが、その分「頼られている」という実感があって楽しいです。
■ スマイルハウスで働く魅力は?
森さん:やっぱり 自分らしく働けること ですね。家庭の事情も含めて柔軟に対応してくれるし、トップダウンではなく自分で考えて動ける社風も合っていると思います。
福祉の仕事って「大変そう」と思われがちですが、ここでは自由に働かせてもらっています。
#動物と一緒に働ける
■ 今後の目標は?
森さん:まずは、限られた時間の中でもっと効率的に仕事を進められるようになりたいです。バックオフィスの仕事は細かい事務処理も多いので、一つひとつの精度とスピードを上げることが、自分の成長につながると思っています。
そして、将来的には自分で事業を立ち上げてみたいという気持ちもあります。スマイルハウスで学んでいるのは、単に“仕事のやり方”だけではなく、“人の思いに寄り添いながら事業をつくること”です。ここで得た経験や考え方をベースに、いつか自分の挑戦を形にできればと思っています。
#休日のご褒美
■ 最後に一言お願いします。
森さん:スマイルハウスは、まだまだベンチャー企業です。だからこそ、いろんな仕組みや制度を社員みんなで一丸となって作り上げていく風土があります。例えば、『家族孝行休暇』は、年に1回ぐらいは家族のために時間を使おうという思いからできた制度です。まさに私のための制度だなって思いました(笑)
“福祉だから自分らしく働けない”と決めつけるのはもったいないと思います。スマイルハウスでは、ライフスタイルや家庭の事情を大事にしながら、自分らしく働くことができます。福祉の世界に少しでも興味があるなら、偏見を持たずに一歩踏み出してみてほしいですね。
【SMILE HOUSEグループ】
千葉県を中心に障がい者のグループホームを4棟運営。
2025年10月には5棟目がオープン予定。
https://smilehouse.pet/
インタビュアーあとがき
森さんのインタビューを通して印象的だったのは、「福祉業界でも、自分らしい働き方ができる」という実感でした。正社員になると長期の休暇が難しいというイメージを持っている方も多いと思いますが、スマイルハウスでは社員一人ひとりのライフスタイルや家庭の事情を尊重しながら働ける環境が整っています。
福祉は大変そう、休めなさそう、そんな固定観念を持っている人にこそ、ぜひスマイルハウスを知ってほしいと感じました。ここには、仲間に必要とされながら、自分の人生も大事にできる働き方があります。
森さんのように「諦めていた働き方」を実現できる場所で、次はあなたもチャレンジしてみませんか?