20〜40代の女性をターゲットとしたオリジナルブランド『RUIRUE BOUTIQUE(ルイルエブティック)』を展開しているアスナロ。オンラインをフィールドにZOZOTOWNや楽天市場、ロコンドなど合計11店舗のECモールへ出店。22名というミニマムな組織体制ながら毎年売上記録を更新し、業績は絶好調です。
今回はそんなアスナロが目指している事業展開や、これから一緒に働きたい人について代表・叶が語ります。
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最少の人数で最大の成果を生み出すアスナロのメソッド
代表取締役 叶 楽明
上海生まれ、大阪大学法学部出身。大学卒業後アパレル会社へ勤務。ヤングレディース部門で生産管理や仕入れ、貿易事務など幅広く経験を積む。独立後、2012年にオリジナルブランド『RUIRUE BOUTIQUE』を立ち上げる。オンラインを主戦場に、データ分析に基づく計算し尽くしたものづくりで事業発展に導く。
型にとらわれず、大胆なチャレンジができる人
これはアスナロがさらに強く大きな組織を目指すために、非常に重要な要素です。
今はインフレなど社会情勢の影響などを受け、前年と同じ販売方法ではものが売れない時代。例えば地球温暖化による気温の上昇で、コートを前年とまったく同じ数量やタイミングで販売しても売上が芳しくない…ということもあります。刻一刻と変化する時代に適応しなければ、あっという間に淘汰されてしまうでしょう。
だから私たちの仕事は、柔軟な視点が必要。私の好きな言葉に「地上にもともと道はない。歩く人が多くなればそれが道になる」という中国の作家・魯迅の一節があります。これは「道がないから歩けない」ではなく「道を作るためにはどうしたらいいか」を考え続けることが大事、と私は解釈しています。新しいアクションを取らなければ、発見は生まれません。変化を恐れず、果敢にチャレンジする姿勢が大切なんです。
アスナロらしさを大切に、海外進出へ
なぜそんなにチャレンジ意欲を大切にしてほしいかというと、さらなる事業拡大に向け、実店舗への進出やグローバル展開を目指しているからです。国内の有力なECモールのほとんどに出店を遂げましたし、売上記録も年々更新しています。挑戦できる土壌が整いつつあるからこそ、アスナロの成長にブーストをかけていきたいんです。
だからこそ、海外に視野を広げていくことが大切。デザインはもちろん販売方法など、アイデアの種はあらゆるところに転がっています。これまで築いてきたアスナロらしさを大切にしながらも、いい意味で型破りになってほしいですね。
私たちは、評論家ではなく実践家
アスナロらしさとは、主観ではなくデータに基づいたものづくり。個人の思いつきだけで判断することはありません。新たな挑戦や改善に必要なのは評論ではなく、課題に対する解決策を考える力と実行力なんです。
新しい施策を検討する時は、まず仮説を立てます。そして検証テストの実施、データ収集・分析、振り返り…という流れで、ベストな施策を検討します。広告配信や商品ページのABテストがわかりやすい例ですね。
大胆に仮説して厳密に検証し、結果を出す。積み重ねた結果を次の成果につなげるプロセスが、アスナロの武器であり資産です。これはビジネスにおいて必要不可欠な視点ではないでしょうか。
アスナロは縦割りではなくフラットな組織なので、全員の知恵と力を集結させて取り組んでいます。スタッフ同士の掛け算によって相乗効果が生まれ、強い組織ができあがってきました。
失敗は決して咎めない。チャレンジそのものを高く評価
アスナロではチャレンジして思うような結果が出なかったとしても、咎めることは一切しません。まずは飛び込む勇気を讃えます。ただし失敗を最小限に抑えるため、先ほどお伝えした「厳密に検証すること」は大事にしてほしいですね。
アスナロには社内ベンチャー制度があり、職種に縛られずさまざまなプロジェクトに挑戦できます。総務でありながらECモールの立ち上げにチャレンジし、売上に大きく貢献してくれているスタッフもいますよ。
プロジェクトは立候補制ですが、私から声をかけることもあります。少し背中を押してあげることで本人さえ気づいていない能力が開花し、期待以上の成果を出してくれるスタッフをたくさん見てきました。もちろんチャレンジした姿勢も成果も正当に評価し、インセンティブで還元します。勇敢に努力した人が報われる環境でなければ、やりがいや仕事への熱意も失われてしまいますよね。
社内制度以外にインプットの機会もたくさん提供しますよ。私は海外出張や視察のために、一年のうち2ヶ月間は海外で過ごしていますが、社員の同行も大歓迎です!コレクションの視察やトレンドリサーチ、生産工場の視察など、どんどん参加してほしいです。もちろんファッションデザイナーに限定しません。誰にでも平等にチャンスがあります。
チャレンジ意欲を評価するアスナロだから、変化を恐れず成長に貪欲な人が思いっきり活躍できます。遠慮はまったくいりません。「会社をどんどん利用してしまおう」というくらい、前のめりな気持ちでスキルアップに向き合ってくれると嬉しいですね。
「自己成長のために全力でチャレンジしたい」「成果がきちんと報われる環境で働きたい」とお考えの方は、ぜひカジュアル面談からお会いしましょう。あなたが実現したいこと、理想の未来をぶつけてください。お会いできることを楽しみにしています。