初めまして、株式会社Gran Cenoteの伊藤周太です。
今回は、働く環境について自分が大切にしていることをお話できればと思います。
突然ですが、今の職場で「わかりません」と言えますか?
「わかりません」と正直に言えますか?
少し考えてみてください。すぐに「言える」と答えられる人は、どれくらいいるでしょうか。
できないことを隠す、知らないことをごまかす、弱みを見せないようにする。そういう働き方をしている人が、思っているよりずっと多いと感じています。そしてそれは、その人が弱いからでも、ずるいからでもありません。そう振る舞わざるを得ない環境に、置かれているからだと思っています。
弱みを隠すことに、エネルギーを使っていませんか?
できないふりをしながら働くのは、想像以上に消耗します。
仕事の量が多いわけじゃない。特別に難しいタスクがあるわけでもない。それでもなんとなく疲れている、なんとなく職場に行くのが重い。そういうとき、その疲れの正体が「本音を言えないこと」から来ている場合が多いと思っています。
知らないのに知っているふりをして会議に参加する。わからないのにわかったふりをして仕事を引き受ける。できないのにできるふりをして締め切りに追われる。その積み重ねが、少しずつ体と心を削っていきます。
そのエネルギーは本来、仕事に使うべきものです。弱みを隠すことに使っているエネルギーをそのまま仕事に向けられたら、それだけで同じ人間がまったく違う結果を出せると思っています。
Gran Cenoteは、成長を求める場所です。
正直に言います。Gran Cenoteは、居心地だけを追求した職場ではありません。
最初は弱くていい。できないことがあっていい。でも、そこで止まらないでほしい、というのが私の本音です。
だから、ときには厳しいことも言います。耳に痛い言葉も、遠回しにせず伝えます。
壁にぶつかったとき、思い通りにいかないとき、そこを乗り越えることで人は変わると、本気で信じています。だから、あえてすぐに答えを出さないこともあります。自分で考え、もがいて、それでも前に進もうとする姿勢を、大切にしてほしいと思っているからです。
それでも、一人で抱えなくていい
ただ、一人で全部抱えてほしいとは思っていません。
Gran Cenoteには、メンバー同士で話せる環境があります。言いにくいことは、まず誰かに話してみればいい。チームの中で助け合えることが、組織の本来の姿だと思っています。
そして、本当にキツいときは、私にも言いに来てほしい。 関係性として、そういうことを言い合える場所でありたいと思っています。
「弱さを見せるな」ということではなく、「弱いままでいるな」ということです。
「できません」と言えた瞬間、人は動き始める
弱さを認めることと、弱さに甘えることは、まったく別のことです。
「これわかりません、教えてください」と言える人ほど吸収が早く、成長が速い。 逆に強がっている人ほど、同じところで止まり続けていました。これまで多くの人を見てきて、確信していることです。
「できません」と言うことは、恥ずかしいことでも、弱いことでもありません。自分の現在地を正直に把握して、そこから前に進もうとする姿勢です。 そういう人が、長い目で見て圧倒的に伸びます。
今の職場で、本音を言えていますか?
もし言えていないなら、それは自分のせいではなく環境のせいかもしれません。
ただ、その環境に慣れてしまうことが一番怖いと思っています。弱みを隠すことが当たり前になると、人に頼ることができなくなる。一人で抱えることが癖になってしまう。気づいたときには、「こんなはずじゃなかった」という場所に立っていることがあります。
Gran Cenoteが求めるのは、「変わろうとする人」です。
完璧な人を求めていません。できないことがあっていい、知らないことがあっていい。
ただ、そこで止まらないでほしい。
壁を越えようとする意思、変わろうとする姿勢、それだけ持って来てください。
「変わりたい」その意思だけ持って来てください。一緒に登る山を見つけましょう。