1. 自転車という、地味な主役
物流の話をするとき、多くの人はトラックやドローンを思い浮かべる。自転車が話題になることは少ない。けれど、都市の細かい路地や、大型車が入れない現場では、今も自転車が物を運ぶ最後の主役であり続けている。
派手さはない。けれど、なくなったら誰かが確実に困る。私たちが向き合っているのは、そういう種類の仕事だ。
2. 私たちが掲げているもの
私たちのミッションは、「現場が止まらない状態を、法人のために作り続けること」だ。自転車という乗り物を売ることが目的ではない。売った後も、その自転車が現場で走り続けられるように、責任を持ち続けることが目的だ。
ビジョンとして掲げているのは、「輸送の最後の1kmに、迷いをなくす」ということ。どんな車両を選べばいいか、壊れたときどうすればいいか、そうした迷いや手間を、私たちが引き受ける存在でありたいと考えている。
3. なぜ「売る」で終わらせないのか
自転車は、消耗品だ。使えば傷み、環境によって劣化の速度も変わる。売って終わりにしてしまえば、納品した瞬間が私たちにとっての「ゴール」になってしまう。
しかし、現場にとっての本当のスタートは、納品されたその日からだ。壊れたときにすぐ直せるか、繁忙期に台数が足りているか、そうした日々の運用こそが、現場が本当に困っている部分だった。だからこそ私たちは、販売を起点に、保守・運用支援までを一貫して担う形を選んでいる。
4. 現場に居続けるという選択
現場に居続けるというのは、聞こえはいいが、実際には地道な仕事の連続だ。定期点検に回り、故障の連絡が来ればすぐに駆けつけ、稼働データを見ながら「そろそろ買い替え時期です」と提案する。華やかさのない、けれど確実に信頼を積み上げる仕事だ。
この積み重ねがあるからこそ、価格だけで比較されない関係を築けている。私たちにとってのミッションは、契約を取ることではなく、現場から「いなくなると困る」と言われ続けることだと思っている。
5. これから目指す景色
法人向けの輸送手段は、これからも形を変えていくはずだ。電動アシストの普及、環境規制の強化、人手不足による配送体制の見直し。変化のたびに、現場は新しい迷いを抱えることになる。
その迷いに、一つひとつ向き合い続ける存在でありたい。私たちのミッションとビジョンは、そのための道しるべだ。この景色を一緒に作っていく仲間を、私たちは探している。