普段はおっとりとした雰囲気を身にまとい、ゆっくりとした口調でお話してくれた若きホープ、こうしさん。レモンジャム入りのシフォンケーキがデスクにさりげなく置いてあり、「これが集中の秘訣です」と照れ笑い。彼の温かみがある人柄が見えるひとコマでした。

Q1. 高専卒業後、はてなベースにたどり着いた経緯を教えてください。

こうし:「高専卒業後は総合コンサルティング企業にITエンジニアとして入社しました。前職はエンジニアとコンサルタントが協力して大企業向けにDXを行う会社でした。セールスフォースやSAPなどを使用して、導入先の社内業務をDXする業務を行っていました。

 実際に業務が始まった後は、エンジニアのイメージと異なる職場環境にギャップがあり、前職を短期間で辞めてしまいました。そのため、不全然燃焼だった前職で、もう一度頑張りたいと考えていました。

その際に同じ業務を小規模で裁量を持ってやる方が成長できると考えて、はてなベースを選びました。現在は、開発にこだわらず自分の強みを活かして業務を行えているので、納得感をもって働けています。」

Q2. 現在担当しているDX事業では、どのようなプロジェクトに参加していますか？

こうし:「主にkintoneの導入を行っています。それに付随してfreeeやGoogleWorkspaceなどの周辺サービスとの連携を強みとしています。中小企業向けにサービスを提供し、より働きやすい環境を作るサポートを行っています。 その中で、プロジェクトメンバーのマネジメントや、時にプログラミングなども行っています。コードを書くだけではなく、人とコミュニケーションを取り、話をまとめる仕事が多く、自分の接客業の経験も活かせています。」

Q3. お仕事のお供は？

こうし:「ポッキーの極細です。ポリポリとした食感が好きで、考え事をしながらよく食べています。長時間集中する時のちょっとした癒しですね。」

お菓子は欠かせないと笑顔で。

Q4. 入社後、最も苦労した点は何ですか？

こうし:「人によって得意なコミュニケーションスタイルが違うことです。話す、読む、長文、短文など、好まれるスタイルが人それぞれなので、対話を通じてそれを引き出し、自分のコミュニケーションスタイルを柔軟に変えていくことが重要だと分かりました。

今後は、メンバーから発せられる情報を敏感に受け取り、共同するメンバーの成長に目を向けたマネジメントを実現するためにチャレンジしていきたいです。」

Q5. プロジェクトマネージャーとして、自身が成長したと感じる瞬間はありましたか？

こうし:「プロジェクトマネージャーとしてお客さんと話す機会が増え、プログラミングを目的ではなく手段として見るようになりました。導入した結果、どのような影響があるのかまで考えられるようになってきました。」

Q6. はてなベースが掲げるビジョンに対して、どのような想いを持っていますか？

こうし:「特にDX事業は、これまでアナログで行われていた業務を効率化し、人々がよりクリエイティブなことに時間を使えるようにするのが目的です。

例えば、今回のプロジェクトでは“クリック一回で解決”というコンセプトを実現するため、どれだけ煩雑な工程を削れるかにこだわっています。これが最終的に多くの人々の生活を便利にすると信じています。

ただし、事業部のビジョンはまだ形成途中です。しかし、事業部長と話しているのは、クライアントの仕事をより楽しくするだけではなく、社内外で働いているメンバーも楽しくなるようにすることです。クライアントの笑顔とメンバーの笑顔を両立するために、一緒に頑張っていきたいです。」

Q7. 次に挑戦したいことは何ですか？

こうし:「クライアントとより深く関わり、プログラミングスキルを活かしてデータ分析を行い、ビジネス的なメリットまで提案に組み込みたいです。より高度なテクニックを使ってクライアントとコミュニケーションを取ることが直近の目標です。」

Q8. チームの雰囲気や、一緒に働くインターンメンバーとのエピソードを教えてください。

こうし:「ストイックさと成長が同時に存在するチームだと感じています。メンバーは意欲的で、海外への就業経験や元フリーランスエンジニア、コンサル志望の大学生など、様々な経験を持つ人が集まっています。共通の話題を持ち、高い目標に向かって取り組める環境です。」

Q9.最後に はてなベースで働く魅力を一言でお願いします。

こうし:「成長です。ストイックで意欲の高い環境ですが、しっかりコミットすれば成長できる環境だと思います。チーム全体として成長できる場所です！」

ベランダはメンバーの憩いの場。

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最後までお読みいただきありがとうございました！

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