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地域課題解決アプリ案0b11選

※アイキャッチはAIが生成したクマ画像です。怖いですね恐ろしいですね。

件名の通り今日は地域課題を解決するアプリを0b11つ考えてみます。考えるにあたって、何が地域課題なのかもちゃんと把握して分析しないといけませんので、まずはそれらを書き出してみましょう。

秋田県仙北市の地域課題

まずは、市が発表している市況概況を読み込んでみます(AIが)。それがこちらの資料。
https://www.city.semboku.akita.jp/government/assembly/documents/2104_gian_11.pdf

読み込ませたAIツールはこちら
https://www.chatpdf.com/

そして内容を解析した結果です。これはやばい予感がするぞ。

上記の資料では以下のことが記載されているようです。

- 人口減少や高齢化による社会構造の変化
- 農林業や漁業などの第一次産業の衰退
- 交通インフラの不備や交通手段の確保の困難さ
- 地域における情報化の遅れ
- 若者層や外部からの人材流入が少ないことによる人材不足
- 地域間格差や都市部への人口流出

では一つずつ、アプリでの解決策を探ってみましょうか。プロンプトは以下のようにしようと思います。

人口減少や地域人口の高齢化による働き手の不足解消、地域維持のための人口を増やすために、WEBやスマートフォンのアプリを開発してできることはありますか?

回答は以下のようになりました。最初の方は一般的な内容だな、という印象でしたが、後半には「おおっ?」と思わせる文章が含まれています。

「この計画において、具体的なWEBやスマートフォンのアプリの開発については言及されていません。ただし、地域における情報化の遅れが課題として挙げられており、情報技術を活用した取り組みが必要であることが示唆されています。例えば、地域の魅力を発信するためのウェブサイトやSNSアカウントを開設することで、移住希望者や観光客の誘致を図ることができます。また、地域内の求人情報やイベント情報などをまとめたアプリケーションを開発することで、地域内外から人材を集めることも可能です。具体的なアプリケーションの開発については、地域住民や関係者と協力して検討する必要があります。」

この出力内容で参考になりそうだな、と思ったのは下線部分「地域内の求人情報やイベント情報などをまとめた」というところですね。通常 アプリは大体なにかの情報に特化して作ることで、わかりやすさ、使いやすさに焦点を合わせるものですが、

求人を出している企業エリアで働こう、となったとき、そのエリアでどんな活動が行われていて、なんのアクティビティがあるのか、それが自分のライフスタイルや趣味にマッチしているかどうかは、割りと重要な要素の一つではないかと思います。

これらの情報を深掘りすると、今日のストーリーもめちゃくちゃ長くなりそうなので、一旦地域課題解決のアプリは「求人情報とイベント、アクティビティを一つのアプリから検索できるもの」で決めました。情報収集の仕方は実際に作るときに考えることにしましょう。

次は第一次産業の衰退について解決できるアプリがあるか、AIにアドバイスを求めてみましょう。プロンプトは以下のようにします。第一次産業はIoT機器の活用も重要になってくるのではないかと思われるので、そちらのエッセンスも入れてみます。

秋田県仙北市の第一次産業の衰退原因を資料やあなたの持つ情報から分析し箇条書きで出力してください。そのそれぞれの項目に対して、どのようなアプリやIOTが考えられるでしょうか?解決の一助になりそうなアプリ案も合わせて出力してください。

原因と対策アプリをひとまとめに出力させたので、少々長いですがご一読ください。

秋田県仙北市の第一次産業の衰退原因として考えられるものは以下の通りです。

- 担い手の高齢化や後継者不足
- 農業生産コストの高騰
- 土地利用型作物に対する需要減少
- 漁業資源の減少

これらの課題に対して、以下のようなアプリやIOTが考えられます。
- 農家向け生産管理アプリ:農家が作物の生育状況や収穫量を記録し、効率的な生産管理を行うことができる。また、市場価格情報を提供することで、需要に合わせた作物栽培が可能になる。

- IoTセンサーを活用した水稲栽培支援システム:水稲栽培に必要な水位や気温、湿度などを計測し、自動的に適切な水量や肥料を投入することで、効率的かつ省力化された栽培が可能になる。

- 漁業資源管理アプリ:漁師が漁獲量や漁場情報を記録し、漁場ごとに資源量を把握することができる。また、漁場の状況に応じて漁獲量を調整することができる。

- 地域産品販売アプリ:地域の農産物や水産物をまとめて販売するアプリ。地元住民や観光客が手軽に購入できるようになり、地域の生産者も販路を広げることができる。また、生産者と消費者の直接取引が可能になるため、中間マージンを削減することができる。

- 農業労働者マッチングアプリ:農家が求める作業内容や期間、報酬などを登録し、労働者がそれに応募することで、需要と供給をマッチングさせることができる。また、労働者の評価やレビュー機能を備えているため、信頼性の高い取引が可能になる。

以上のようなアプリやIOTを活用することで、第一次産業の課題解決につなげることができます。また、地域住民や観光客に向けた地域産品販売アプリなどは、地域経済の活性化にもつながります。

ちょっと正直絶句しました。何をさせるか、とその効果まで提案してくれています。きっと多くの先人達の知恵の賜物ですね。検索するよりはるかに便利でかつ実用的です。もちろんすでにアプリとして存在しているものもあると思います。

漁業支援管理アプリはこちらのページからも過去の内容を見ることができるので、大変おもしろいですね。https://iot.dxhub.co.jp/articles/xem82d-wbard

取り組んでみたいのは、地域産品販売アプリか、農業労働者マッチングアプリですかね。直接的な売上を目指し、早期な対応を進めるなら前者、後継者を育てたり地域の人の活動や繋がりを強め、第一次産業の基礎体力をじっくりつけるには後者でしょうか。両方やるのが理想ですね。これは両方採用しましょう。

では最後に「- 交通インフラの不備や交通手段の確保の困難さ」について解決方法をAIさんに相談してみましょうか。プロンプトは以下の通りとします。

秋田県仙北市ではすでに「よぶのる角館」というオンデマンドタクシーがJR東日本によってサービス運用を開始されています。とはいえ資料内にある通り、交通手段の確保はまだ困難な状態にあると示唆されています。観光客や地域住民が貧弱な交通インフラを便利に使うには、どのようなアプリと交通運行体制があればよいかアイディアを教えてください。

そして下記のアイディアをもらいました。正直、インスピレーションを受けるものはなかった印象です。

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観光客や地域住民が貧弱な交通インフラを便利に使うためには、以下のようなアプリや交通運行体制が考えられます。

1. オンデマンドバスサービスの導入
仙北市内において、観光地や主要施設を結ぶオンデマンドバスサービスを導入することで、交通手段の確保が容易になります。アプリ上で予約・決済ができるようにすることで、利用者の利便性も向上します。

2. カーシェアリングサービスの拡充
カーシェアリングサービスを拡充することで、自家用車を持たない地域住民や観光客でも移動が可能になります。また、カーシェアリングサービスは複数人でシェアすることもできるため、交通手段の確保だけでなくコスト削減にもつながります。

3. 自転車レンタルサービスの提供
仙北市内において自転車レンタルサービスを提供することで、短距離移動や観光地巡りが容易になります。アプリ上で予約・決済ができるようにすることで、利用者の利便性も向上します。また、自転車レンタルサービスは環境にも優しく、健康的な移動手段としても注目されています。

4. 公共交通機関の情報提供の充実
公共交通機関の情報提供を充実させることで、地域住民や観光客が公共交通機関を利用しやすくなります。アプリ上で時刻表や運行状況を確認できるようにすることで、利用者の不安感を軽減することができます。

これらのアプリや交通運行体制を導入することで、仙北市内における交通インフラの貧弱さを補完し、地域住民や観光客が便利に移動することが可能になります。

---ということで、若干ありきたりな回答にすこし残念な気はしていますが、実は2023年7月、法改正により免許不要、ヘルメット努力義務で 公道と歩道を走れる電動キックボードが利用可能になります。走行速度時速6km以下でかつ、人には貸せない、などという諸条件もありますが、それはそれ。

なんと仙北市は国家戦略特区ですので、実証実験ができるじゃないですか~。キックボードは当社が用意するので、人に貸せるようにしてもらえませんかね?

ということで、最後はアプリ案ではありませんが、交通に関する不便さはある程度これで解消できるんじゃないかと目論でいたりします。実運用にあたってはいろいろと整備が必要ではありますが、夢がありますね。

まとめ

ではここまでで模索した地域課題解決策を改めて列挙しましょう。

  • 求人情報とイベント、アクティビティを一つのアプリから検索できるアプリ
  • 地域産品を販売できるアプリ
  • 農業労働者マッチングアプリ
  • 電動キックボード貸出サービス

おお、こうしてみると、どれもそれなりに使えそうな気がしてきましたね。今はノーコード、ローコード開発ツールもあるし、あとは実際に作る時間を見つけて作るだけのような気がしてきました。
キックボードだけはそんなすぐにはできませんが、でも多分これ、他の地域でも 人に貸し出せるように行政に働きかけている企業さん、いるんじゃないですかなと思います。

今回はAIにある程度アイディアを求めてみましたが、他にも例えばクマーラートというアプリも考えていたりします(ここでやっとページトップのクマ画像の伏線を回収)
クマを見かけたとき、その地点をGoogleMap上にピンを立てることができるスマホアプリか、IoTデバイスですね。この情報が集まるとクマが出没した地域とタイムラインを可視化でき、クマとの遭遇を減らす一助になるんじゃないか、という目論見です。

実際我々、車の中からでしたが道路に出てきたクマと遭遇してドキドキしましたので、、、引っ越して4週間目で早速ですよ、、怖いですね恐ろしいですね。

まぁ、そんなことはさておき、これらのアイディアも含め、自分もなにか作りたい!思った方、当社がバックアップしますので、ぜひご応募ください。クマに一目会いたいという無謀な方もお待ち、、、してていいのかな、、。

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