YTT LINKS ICM Group(管理部門)の牧野です。
管理部門で働いていると、社内の空気感やチームごとの人間模様を客観的に見る機会がよくあります。
先日、社内のコミュニケーションのヒントになればと思い、 メンバーの性格診断(MBTI)のデータを集計してみました。 (※MBTIとは、性格を「F(感情型)」や「T(思考型)」などの組み合わせで16タイプに分類する診断のことです)
結果を分析してみると、当社の「働きやすさ」の根底にあるものが数字としてはっきりと表れていました。
今回は、そのデータと、30名の社員が回答してくれた社内アンケートから見えた、当社の少し変わった組織のリアルについて書いてみます。
目次
データが見せた、見事な役割分担
「縛らない環境」への高い納得感
現場は「論理マシーン」ではない
この空気が生んだ「約35%」という数字
完璧ではないけれど、居心地はいい
データが見せた、見事な役割分担
全社員のデータを集計して一番驚いたのは、 経営層と現場のエンジニアとで、タイプが明確に分かれていた点です。
社長をはじめとする経営陣に多かったのは、調和や人の気持ちを優先する「F型(Feeling:感情型)」。 INFP(仲介者)やENFJ(主人公)など、共感力の高いメンバーが揃っています。
一方で、現場のエンジニアたちに圧倒的に多かったのは、論理や合理性を重んじる「T型(Thinking:思考型)」。 いわゆる分析家グループに属するような、職人気質のメンバーが揃っていました。
一見すると、この組み合わせは衝突が起きそうに見えますよね。
経営側が「感情や調和」を優先し、現場が「それは非合理的だ」と反発する構図です。 一般的に、論理を突き詰めるエンジニアは、会社からの「形だけのルール」や「精神論」を嫌う傾向があります。
しかし当社では、この両極端なスタンスが、絶妙なバランスで成り立っています。
「縛らない環境」への高い納得感
経営陣が「ルールより人」を大事にするからこそ、 現場に対して「ルールのためのルール」を押し付けません。
そのため現場のエンジニアは、無駄なことに縛られず、 持ち前の論理力を活かして「自分の頭で最適解を考える余白」を与えられています。
この仮説が実際の肌感と合っているか、エンジニアたちにアンケートを取ったところ、 30名ものメンバーがリアルな声を寄せてくれました。
結果、「現場に裁量がある」「意味のない謎ルールがない」という項目に対して、 回答したほぼ全員が「そう思う」と答えました。
管理部門としては、この「縛らない」カルチャーがしっかりと現場に浸透していることが確認でき、少し安心しました。
現場は「論理マシーン」ではない
アンケートでもう一つ興味深かったのが、 「現場のメンバーは、感情よりも論理や合理性を重んじている」という質問への回答です。
データ上は論理的なT型が多い組織なので、全員が「そう思う」に偏るだろうと予想していました。 ところが、実際には「どちらとも言えない」と答える人が一定数いたのです。
これを見て、私は「当社らしいな」と腑に落ちました。
データ上は論理的な人が集まっていても、実際の現場ではもっと人間味のあるやり取りをしています。 意見がぶつかったときも、正論だけで相手を論破するのではなく、 「どうすればお互い気持ちよく進められるか」という調整が日々行われているのだと思います。
経営陣の持つ「優しさ」が現場にも波及していて、ただ冷たいだけではない、 温かみのある「優しい合理性」になっている。それがアンケート結果に表れていました。
この空気が生んだ「約35%」という数字
この「優しい合理性」が、分かりやすく数字として表れているのが外国籍メンバーの割合です。
現在、70名強いる社員のうち、約35%が外国籍のメンバーです。 これは決して、「グローバル化を目指す」と意気込んで外国人枠を作った結果ではありません。
経営陣の「どんなバックグラウンドの人でも受け入れる」という懐の深さと、 現場の「国籍は関係なく、技術と論理でフラットに仕事をする」という合理性。
この両輪が自然と回っていたからこそ、結果的に多様なルーツを持つ人が集まってきたのだと思います。 アンケートの自由回答でも、すごく象徴的なエピソードがありました。
「実は敬語が苦手なので、敬語を使えない外国籍メンバーと話すとき、会話の内容(本質)に集中できて楽だった」
日本の古い企業文化にありがちな「過剰な気遣い」や「同調圧力」がないため、 言葉や文化の壁があっても変に気負わず、フラットに共存できているのだと感じます。
完璧ではないけれど、居心地はいい
当社は、手厚いマニュアルで守られているわけでも、トップダウンで明確な道を示してくれるわけでもありません。
それでも、「意味のないルールに縛られるのが嫌い」という人や、 「多様な人がいるフラットな環境で、自分の頭で考えながら仕事がしたい」という人には、 すごく居心地のいい会社だと思います。
人の気持ちを重んじるトップのもとで、 変な同調圧力に縛られず、自分なりの論理で働いてみませんか?
この記事を読んで私たちのカルチャーに少しでも惹かれるものがあったら、 ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう。