【社員インタビュー】元アパレル店員が掴んだ「その先」のやりがい。チームで支え合う文化が、未経験の私を成長させてくれた | ともにあーる株式会社
「商品を気に入って使っていただけているか、そういった『その先』を知りたいという気持ちが、次第に大きくなっていったんです。」ともにあーる株式会社は、お客さま一人ひとりの人生に寄り添うライフパートナ...
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「子どもが生まれても、働き方は変えられない」——。多くの男性が、そんな無意識のプレッシャーを感じているかもしれません。仕事への責任感と、父親としての役割との間で葛藤を抱え、家族との大切な時間を見失ってしまうことも少なくありません。
今回お話を伺ったのは、インターパーク宇都宮店でライフパートナーとして活躍する田那邉さん。第一子が誕生した際は、多忙な環境で育児にほとんど関わることができず、後悔の念を抱えていたと言います。しかし、ともにあーるへの転職を機に、第二子の誕生に合わせて約3ヶ月半の育児休業を取得。現在は、仕事と家庭を理想的なバランスで両立しています。
「育児をやった気になっていた」という過去の自分から、彼はどのようにして脱却したのか。前職での経験、ともにあーるへのユニークな入社のきっかけ、そして育休取得を経て見えた新しい景色について、リアルな言葉で語っていただきました。この記事は、ライフステージの変化に不安を抱えるすべてのビジネスパーソンに、新たな一歩を踏み出す勇気を与えてくれるはずです。
田那邉 智和 / ライフパートナー
大学卒業後、住宅営業を2年間経験。その後、自動車ディーラーへ転職し、6年半にわたり営業職としてお客さまと長期的な関係を築く。第一子の誕生を機に、家族との時間を大切にできる働き方を求め、2023年にともにあーる株式会社へ入社。お客さまとして訪れた店舗の店長の人柄に惹かれたというユニークな経歴を持つ。第二子の誕生に際して約3ヶ月半の育児休業を取得し、現在は二人の娘の育児に奮闘しながら、ライフパートナーとしてお客さまに寄り添っている。
大学を卒業してから、住宅営業と自動車ディーラーの営業を経験しました。特に自動車ディーラーの仕事は6年半ほど続けたのですが、点検や保険などを通じてお客さまと長くお付き合いできる点に、とてもやりがいを感じていました。仕事自体は本当に好きで、定年までこの会社で働き続けようと考えていたほどです。
きっかけは、第一子の妊娠がわかったことです。当時の働き方は、朝から夜11時過ぎまで働くのが当たり前で、休日も月に1〜2回取れれば良い方でした。独身の頃はそれでも平気だったのですが、結婚し、妻の妊娠がわかってからは、「このままで良いのだろうか」と考えるようになりました。特に妻から「これから始まる育児の時間を、今の働き方では確保できないのではないから、転職を考えてほしい」と相談されたことが直接のきっかけですね。
やはり、時間の制約が一番大きかったです。お客さまとの関係づくりは楽しかったのですが、その分、常に電話が鳴り、休みの日も完全に頭をオフにすることは難しい環境でした。肉体的な疲労はもちろん、精神的な余裕も次第になくなっていったように思います。子どもが生まれるにあたって、このままでは父親としての役割を果たせない、家族との時間を作れないという危機感が、転職という決断へ私を後押ししました。
そうなんです。転職活動をしていたある日、自分たちの保険の相談をするために、夫婦で今私が働いている店舗を訪れたのが始まりです。その時、対応してくださったのが今の店長でした。丁寧な対応に感銘を受けていたのですが、相談の最中に、妻が「実は夫が転職活動をしているのですが、こちらでは募集などされていますか?」と切り出してくれたんです。本当に冗談半分の質問だったと思います(笑)。
驚いたことに、「ちょうど一人欠員が出る予定なので、募集していますよ」と。その場で話が進み、一週間後には採用面接を受けることになっていました。面接では、子どもが生まれることを機に働き方を変えたいという私の境遇に深く共感してくださり、とても真摯に話を聞いていただけたのを覚えています。この「人の温かさ」に触れて、この会社で、この店長のもとで働きたいと強く感じました。
劇的に変わりました。定時で帰れるようになり、突発的な業務や休日・深夜の電話もほとんどありません。身体的にも精神的にも余裕が生まれたことで、家庭で過ごす時間が圧倒的に増えました。 ただ、正直に言うと、第一子の育児に関しては後悔が残っています。
転職するまでの約5ヶ月間は、前職の働き方のままだったので、育児はほとんど妻に任せきりでした。帰宅後にオムツを替えたり、少し抱っこしたりするだけで「育児をやった気になっていた」んです。今思えば、本当に申し訳なかったですし、その時期にしか見られない子どもの成長を見逃してしまったという後悔は、今でも私の心に残っていますね。
はい。ともにあーるに入社してからは、時間に余裕ができたことで、これまで妻が一人で担ってくれていた様々な育児タスクに気づけるようになりました。
例えば、外出時のミルクの準備一つとっても、お湯を水筒に入れ、粉ミルクを哺乳瓶に入れ…と、やることはたくさんあります。そうした名もなきタスクの連続が「育児」なのだと、身をもって知ることができたのは大きな変化でした。仕事と家庭の理想的な両立が、ここでは実現できていると感じています。
その通りです。第二子の妊娠がわかった時、真っ先に「今度こそ、生まれてすぐの時間を家族と一緒に過ごしたい」と思いましたね。入社して約1年が経ち、仕事にも慣れてきたタイミングでしたが、店長に相談することにしました。前職では、上司に妊娠を報告した際も「奥さんのワンオペで大丈夫でしょ?」といった雰囲気で、育休取得は論外でしたから、正直少しの不安はありました。
店長の第一声は「おめでとう!」でした。そして、育休を取りたい旨を伝えると、「もちろん、わかったよ」と快く受け入れてくれたんです。前職の経験があったからこそ、その一言が本当に心に沁みました。ただ制度があるだけでなく、当たり前の権利として祝福し、応援してくれる文化がこの会社にはあるんだと実感しましたね。奥さんの体調まで気遣ってくれるような、本当に素晴らしい上司に恵まれたと思っています。
はい。私たちの仕事は来店型なので、お客さまの引き継ぎも比較的スムーズに進めることができました。担当しているお客さまの情報をチームで共有し、最低限の引き継ぎを済ませるだけで、安心して育休に入ることができました。これも、日頃からチームで連携する文化が根付いているおかげだと思います。
一言で言うと、「濃密な時間」でした。第一子の時には見逃してしまった、日々の小さな成長をすぐ側で見守ることができました。顔つきや動きが日に日に変わっていく様子を実感できたのは、本当に貴重な経験です。
そして何より、妻の大変さを身をもって理解できたことが大きかったですね。多くの男性が気づかない、「当たり前のように子どもが育っていく」ことの裏にある、母親の計り知れない努力と愛情を、この期間を通じて痛感しました。
正直、不安はありました。3ヶ月半とはいえ、保険商品や社内システムは常にアップデートされていますので。頭では理解しているつもりでも、仕事の勘が鈍っているのではないかと心配でした。
実際に復帰してみると、その感覚は的中し、頭と体がうまく連動するようになるまで1ヶ月ほどかかりましたね(笑)。改めて、1年、2年と育休を取って復帰される女性社員の方々の凄さを実感しました。
復帰後も、育児を優先できる働き方ができています。できる限り定時で上がるように心がけていますが、周りのメンバーもそれを当然のこととして受け入れてくれているので、気兼ねなく帰ることができます。
私だけでなく、他のメンバーも定時で帰るのが当たり前という空気があるんです。 子どもの体調不良で急に休まなくてはならない時も、「お子さんを優先して」と温かい言葉をかけてもらえます。お客さまへの連絡なども、すぐに他のメンバーがフォローしてくれるので、安心して家庭に専念できる。この支え合いの文化こそが、ともにあーるで働く一番の魅力だと感じています。
ともにあーるは、父親であること、家庭を大切にすることが、キャリアを築く上で何一つハンデにならない会社です。むしろ、結婚や出産、子育てといった自身のライフイベントでの経験が、お客さまの人生に寄り添うこの仕事において、何よりの強みになります。
私自身、過去には仕事に追われ、家族との時間を犠牲にしていた時期がありました。しかし、ここに来て、仕事のやりがいと家庭の幸せは両立できるのだと知りました。
もし今、ライフステージの変化を前に働き方に悩んでいたり、家庭と仕事の両立を諦めかけている方がいるなら、ぜひ一度私たちの話を聞きに来てほしいです。あなた自身の経験を活かしながら、お客さまからも仲間からも信頼される、そんな理想の働き方が、ここならきっと見つかるはずです。
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