結婚、出産といったライフイベントは、人生にとって大きな転機です。特に仕事においては、キャリアを継続できるか、仕事と家庭を両立できるかといった不安を感じる方も少なくありません。
今回は、約2年半の産休・育休を経て、今年の5月に復帰されたライフパートナーの小澤さんに、産休・育休を経て復帰した今のお仕事と子育ての両立についてお話を伺いました。仕事で活躍していたなかで迎えた妊娠・出産。そして復帰後の現在に至るまで、彼女のキャリアを支えてきた、ともにあーるの「人」と「文化」について、リアルな体験談を語っていただきました。
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小澤 寛加 / ライフパートナー
前職では銀行のコールセンターに勤務。お客さまとして訪れた「ほけんの窓口」で担当者の専門性の高さに感銘を受け、金融のプロフェッショナルを目指すことを決意。2018年にともにあーる株式会社へ入社。入社5年目に第一子を妊娠し、約2年半の産休・育休を取得。2025年5月に復帰し、現在は育児と両立しながらライフパートナーとして活躍中。
「金融の専門家」への憧れ。ライフイベントを見据え、ともにあーるを選んだ理由
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――ともにあーる株式会社に入社された経緯について教えてください。前職ではどのようなお仕事をされていたのでしょうか?
新卒で銀行のコールセンターに就職し、オペレーターや運営側の業務を経験しました。ただ、キャリアを重ねるなかで「金融の専門性を高めたい」という想いが強くなり、自身の保険を考えるタイミングで『ほけんの窓口』に相談へ行ったのが最初のきっかけでした。
その時、相談に乗ってくれたライフパートナーの方が本当になんでも知っていて、その知識の深さと専門性の高さに「すごい仕事だな」と、とても感銘を受けました。将来のことも考えて、専門性を身につけたいという思いが強くなり、転職を決意しましたね。
いくつかの保険会社や保険代理店を検討しましたが、ともにあーるに決めた一番の理由は、面接の雰囲気がとても話しやすかったことです。他社の面接では、大部屋で多くの面接官に囲まれ、緊張で頭が真っ白になる経験もしました(笑)
その点、ともにあーるの面接は、採用担当の多田さんがとても気さくに話を聞いてくださり、リラックスして自分の想いを伝えることができました。
★面接官に関する記事については下記から!★
――入社直前にご結婚されたとのことですが、将来のライフプランを見据えて転職活動をされていたのですね。
はい。当時結婚を控えていたため、将来子どもを持つことも見据え、長く安心して働ける環境かは非常に重要なポイントでした。
制度があっても実際に利用できるかは別の話だと思っていたので、カルチャーとして根付いているか確かめたかったんです。
ーーどのような質問をされたのですか?
「産休・育休を取得し、無事に職場復帰された方はいますか?」「その際、どのようなサポート体制がありましたか?」と、具体的な前例を正直に質問しました。面接官は一つひとつ丁寧に答えてくれ、多くの先輩が制度を利用していると教えてくれました。実際にキャリアと両立している先輩がいるという事実が何よりの安心材料になり、「この会社なら長く働ける」と確信し、入社を決めました。
仲間が涙して喜んでくれた妊娠報告。不安を安心に変えた、店舗の「あたたかいサポート」
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――入社から5年ほど経ってご出産されたとのことですが、妊娠がわかった時、会社の方々にはどのように伝えましたか?
仕事が一番充実していた時期でしたが、プライベートでは不妊治療にも取り組んでいました。通院の可能性は事前に店長とコンシェルジュ(営業事務)の方に伝えていたので、妊娠を報告した時は本当に自分のことのように喜んでくれて。
特にコンシェルジュの方は、私が治療で苦労しているのを知っていたので、涙を流して「よかったね!」と言ってくれたんです。成績が伸び悩んだ時期から親身に指導してくれた当時の店長も、泣きながら祝福してくれたのが印象的でした(笑)。
――それは本当に嬉しいですね。妊娠期間中、周りのサポートはいかがでしたか?
幸い体調を大きく崩すこともなく、また、この仕事は座ってお客さまとお話しするのが基本なので、身体的な負担も少なく、産休に入る直前まで働くことができました。
周りの理解にも本当に助けられましたね。「人員が少ないのに申し訳ない」という不安を感じることは全くなく、むしろ細やかな心遣いが本当に嬉しかったです。
体調を気遣って「いつでも水分補給していいよ」と声をかけてくれたり、バックヤードの硬い椅子が辛いだろうと、会社が柔らかい椅子を用意してくれたり。お客さまの中にも「妊婦さん、頑張ってね」と温かい言葉をかけてくださる方がいて、とても励みになりました。そういった社内外の温かいサポートのおかげで、安心して産休に入ることができましたね。
2年半のブランクと向き合う日々。復帰後のキャリアを支える、柔軟な制度とカルチャー
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ーー産休・育休はどのように取得されましたか?
法律で定められた制度に沿って、しっかりと取得することができました。特に育児休業は、状況に応じて最長で3年まで延長できるのがとてもありがたいです。私の場合、結果的に約2年半という期間を育児休業として過ごしました。
子どもとの大切な時間を十分に取ることができたのはもちろん、保育園探しに焦って仕事復帰のタイミングを早める必要がなかったのは、精神的に大きな支えとなりましたね。
また、なんといっても、会社が育児休業の延長に柔軟に対応してくれるので、子どもと向き合う時間を優先でき、安心して保活に取り組むことができたんです。この制度は、子育て中の社員にとって非常に心強いものだと実感しました。
ーー産休・育休中、復帰への不安はありませんでしたか?
正直なところ、不安はありました。約2年半の期間は長く、その間に会社の制度や保険の商品、トレンドも大きく変化しているだろうと考えると、スムーズに戻れるだろうかという心配は尽きませんでした。しかし、その不安は杞憂に終わりました。
育休中も、当時の店長や同僚が定期的にLINEで連絡をくれて、会社の様子を教えてくれたり、近況を報告し合ったりしていたんです。常に温かく気にかけてもらえたおかげで、孤立感もなく、「早くみんなと一緒に働きたい」という前向きな気持ちで過ごせましたね。
復帰後のキャリアを支える柔軟な働き方と制度について
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ーー復帰後、どのようにして仕事を進められたか教えてください。
すぐに現場に出るのではなく、最初の1ヶ月間はインプット期間をいただきました。この配慮には、本当に感謝しかありません。ブランク中に新しくなった商品やシステムについて、店舗研修やeラーニングで学び直すことができました。「勘を取り戻す」というより、新しい知識を身につけられたという感覚です。この期間があったからこそ、スムーズに仕事に復帰できたと感じています。一人ひとりの状況に合わせた手厚いサポートに、改めて会社の温かさを実感しました。
ーー現在も時短勤務とのことですが、どのような働き方をしているか教えてください。
現在は平日の9:30から16:00までの時短勤務で働いています。育児を優先できる働き方として、最大限の配慮をしてくれています。
定時が来ると、「お子さんのお迎えは大丈夫ですか?」と周りの方から声をかけてもらえるので、周りの目を気にすることもなく、安心して帰ることができますね。
ーーお子さんとの時間を大切にするために、職場でどのような配慮がありましたか?
保育園に入ってすぐは、子どもの体調不良などに対応することで周りに迷惑を掛けてしまうのではないかと不安でした。しかし、実際に急な欠勤の際も「お子さんを優先して」と温かい言葉をかけてもらい、とても助けられました。
お客さまへの連絡や調整も、コンシェルジュさんがすぐに代わりに行ってくださり、何も心配することなく育児に専念できるようサポートしてくれたんです。
個人の都合で急に休むことになっても、誰ひとり嫌な顔をする人はおらず、むしろ「何かあったら言ってね」と、気遣ってくれる温かさには、感謝しかありません。
ーー「ともにあーる」で働くことは、子育て世代にとってどのようなメリットがあると感じますか?
周りの理解が深いことですね。保険の仕事は、お客さまのライフイベントに密接に関わるので、社員のほとんどが妊娠・出産・育児といった出来事に知識や理解があります。
普段から「今、こんなお客さまを担当しているんだ」と案件を共有し合う文化も根付いているので、急な休みが出てもチームで自然にフォローし合える。この風土が、私たち自身が安心して働き続けられる、かけがえのない基盤になっていると感じます。
ーー最後に、これから入社を検討している方へメッセージをお願いします。
ともにあーるは、女性がライフステージの変化を恐れることなく、安心して働き続けられる場所です。産休・育休からの復帰後も、一人ひとりの希望を最大限に尊重し、働く時間や配属店舗を柔軟に調整してくれます。
また、ただの福利厚生ではなく、会社全体に「社員を大切にする」文化が深く根付いているのを実感しています。お客さまの人生に寄り添い、サポートする仕事だからこそ、結婚や出産といった自身の経験が何よりの強みになります。
それがお客さまからの深い信頼となり、自分自身の成長にもつながる。やりがいとキャリア、そしてプライベートの充実を手に入れたいと願う方にとって、これほど素晴らしい場所はないと思っています。ぜひ一度、この温かい社風に触れてみてください。
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