「行動こそすべて」。日本を多才で多彩にしたいStarBoard 代表取締役CEO 矢部 将勝
人を“紹介”して終わりではなく、“同じ船に乗って漕ぎ出す”ところまで伴走したい。私たちStarBoardは、そんな思いで動いています。
自己紹介とStarBoardのはじまり
はじめまして、株式会社StarBoardCEOの矢部です。海の仕事に憧れて社会に出て、アジアを駆け回りながら「現場で人が動く瞬間」に心を掴まれました。のちに起業し、前身であるSETIA Managementの立ち上げから現在のStarBoardへ。掲げているのは「日本を多才で多彩に」というカンパニーミッションです。インドネシアの若い才能と、日本の現場を繋ぎ、入社後の定着まで丁寧に支える—それが私たちの仕事です。
事業の芯は「長期定着」
この記事を読んでくれている皆さんはおそらく外国人材の採用面接をした経験を持っている方は少ないかと思います。外国人材の採用と言っても基本的には日本人の採用と同じフローを踏みます。つまりまずは履歴書の内容を精査して面接に進む人材を選抜し、次に複数回の面接を経て採用内定が決まるという流れです。しかし履歴書の条件が合うだけでは、良い出会いにはなりません。また今の時代は外国人材の採用は大半がオンラインでの面接です。この限られたオンラインでの「面接」で本当に求める人材や人物像を見抜くことができるでしょうか?私たちはそれは非常に難易度が高いと考えています。だからこそ、来日前から日本語や専門の学びを整え、受け入れ企業とはオンボーディング(文化理解や仕事の進め方)を一緒に設計します。入社後も生活や学習、キャリア相談の窓口を開き、困りごとを小さなうちに解消していく。紹介で完結させず、伴走で価値を出すのが私たちStarBoardのやり方です。
なぜインドネシアなのか
"インドネシアに特化した人材会社"と言うと「どうしてインドネシアなの?」という質問を非常に多く頂きます。その答えは明確。「明るさ、前向きさ、学びに向かう力」。現地の看護・工学などの学びと、日本の安全や品質の文化が合わさると、現場はぐっと良くなります。受け入れ企業の視界が広がり、利用者さんも笑顔になる。そんな場面に何度も立ち会ってきました。私たちはインドネシア政府との行政連携を背景にインドネシアの看護大学や理工系トップ校と連携し、優秀で質の高い人材を確保し、彼らに日本で必要な日本語力と各職業で求められるベースのスキルを徹底して教育しています。明るく前向きな人材に教育の力を掛け合わせることで優秀な人材の質を担保しています。
私たちが大切にしている姿勢
キーワードは「行動こそすべて」。完璧な準備よりも、まず一歩出て現場で確かめる。相手の文化や背景を尊重しながら、同じゴールを見て進む。当社の社名であるStarBoardという言葉は、こもともと船の右舷(Starboard Side)からとっています。これは船がまだ今のような舵がない時代、船を漕ぐためのオールが右側にあったことに由来しています。またそこから転じて、Starboard という言葉には「漕ぎ出す」という意味が含ま れています。私たちは、海を渡って日本にやってくる人材が世界に漕ぎ出すのを応援する会社です。「さあ一緒に漕ぎ出そう!」という思いをもって一緒に行動で証明していきたいと思います。
どんな仲間と働きたいか
まずは動ける人。地図がなくても一歩踏み出し、やってみて学び、すぐに次の一歩へつなげられる人です。完璧な計画より、今日のアクションを大切にする姿勢。24時間以内に仮説→行動→ふりかえりを回せる人は、現場で必ず強くなります。
次に、相手の立場で考えられる人。受け入れ企業と人材、そのどちらの期待も不安もまっすぐ受け止め、言葉や文化の違いを“差”で終わらせず“価値”に変えられること。たとえば、就業初週の小さなつまずきに気づき、勤務後に時間をとって丁寧に話を聴く。宗教や生活習慣への配慮を自然に段取りし、職場の理解も一緒に広げていく――そんな細やかな伴走が、長期定着をつくります。
オーナーシップも欠かせません。誰かの課題を「自分ごと」に引き寄せ、原因を探り、仕組みに落として再現できる形にする。成功のノウハウも失敗の学びも、チームの資産として残す。現場で起きたことをただ報告するのではなく、「次に同じことが起きない仕組み」を提案し、やり切る人を歓迎します。
そして何より、誠実さ。数字の前に“人”。短期の売上よりも、約束を守り続ける力を尊びます。わからないときは「わからない」と言える正直さ、できない約束はしない勇気、約束したことは必ずやり切る責任感。信頼は、一度の派手な成果ではなく、日々の小さな積み重ねでしか生まれません。
スキルはあとからいくらでも伸びます。インドネシア語が話せなくても、介護や製造の現場経験がなくても構いません。必要なのは好奇心と学習習慣、そして人に向き合う覚悟。現場に足を運び、耳を傾け、手を動かす人は必ず成長します。私たちは、やる気と誠実さ、そして仲間を大切にする姿勢を、何よりも真剣に評価します。
StarBoardでできる挑戦
- 現地×日本の両輪:教育機関連携から、候補者の学習・生活サポート、企業のオンボーディング設計まで、360°で人の成長に関わります。
- 仕組み化:現場の良い取り組みを再現できるよう、ナレッジと仕組みを磨きます。当社では現在、AIを使った人材マッチングxサポートシステム(MyStar : マイスター)を開発中です。勘やコツに頼らずデータやファクトに基づく採用を実現し、その後のプログレスマネジメントもお任せします。
- 社会インパクト:少子高齢化の加速する日本では、これからますます大きな環境の変化が起こります。同時に、これからますます外国人材が日本で活躍するフィールドは広がっていきます。そんな彼らの挑戦を一緒に支えられる仕事です。
最後に—応募を考えてくれる将来の仲間へ—
StarBoardは、まだ海図の少ない海を進んでいます。けれど私たちには、進むべき理由と仲間がいる。羅針盤は「現場」と「人への敬意」。正解は目の前の人の表情とそこから生まれる行動の中にあると思います。
私たちは“紹介して終わり”ではなく、“同じ船で漕ぎ出す”ところまでやり切ります。来日前の学びを整え、入社後のつまずきを一つずつ解きほぐし、文化や価値観の違いを力に変えていく。その一歩を設計し、実行し、改善し続けるのがStarBoardの仕事です。あなたの応募が、遠い国から来た若者の明日を変え、受け入れ企業の現場を前に進めます。これは“人の人生”と“企業の未来”に、直接手を添える仕事です。
求めているのは、完璧さより行動です。できることから今日やる仲間。わからなければ確かめ、間違えたら学び直し、次は仕組みに変える人。そして、誠実さ。信頼は小さな積み重ねからしか生まれません。経験や語学は入ってからいくらでも伸ばせます。必要なのは、人に向き合う覚悟と好奇心だけです。
私たちのミッションは「日本を多才で多彩に。」これはスローガンではなく、意思決定の基準です。目の前の違いを可能性に変える。数字の向こうに「ありがとう」を増やす。その手応えを仲間の皆と分かち合いたいと本気で考えています。
背景は問いません。未完成で大丈夫。まずは30分のカジュアル面談から、等身大のStarBoardを知ってください。あなたのこれまでとこれからの「やりたい」をぜひ聞かせてください!
一緒にオールを握り、同じ方向へ漕ぎ出しましょう!!