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【Vol.11】子育てするためにデザイナーのキャリアを諦めた主婦が、再び正社員になれた理由とは?~パートから正社員へキャリアアップした社員へインタビュー!~
今回はパートから正社員になったデザイナーの西山さんにインタビューをしました!ぜひご覧ください♪
◇自己紹介
・西山 有花(ニシヤマ ユカ)
・2023年3月パートとして入社
・2023年9月に正社員となる
・職種:Webデザイナー
・仕事内容:Webデザイン、LPデザイン、アイキャッチ等
・趣味:家族とお出かけ、外食
・特技:ラテアート
現在の仕事内容
ーー現在のお仕事は何をされていますか?
西山:現在はWebデザイナーとして、媒体問わずWebデザインやLP(※)デザイン、バナーやアイキャッチ画像制作などを行っています!
※LP:訪問者が初めに見るページのこと
今までの経歴
ーー経歴を教えてください!
西山:私はもともとデザインの専門学校でデザインを勉強して、20歳でもう社会に出て、テレビのグラフィックデザインや舞台美術、雑貨のデザインなど様々な業界でデザイナーの経験を積んできました。
テレビ局では、皆さんが知っているようなニュース番組やバラエティ番組内で使われるパネルのデザインだったり、説明に使うイラストや芸能人の似顔絵を描いたりしていました。
その後はテレビ局を移動して、子ども向け番組の舞台美術として、着ぐるみが持つ食べ物やおもちゃなんかを作ったりしていましたね。これはPCは一切使わず、トンカチとかノコギリで「ガンガンガン!」って盛大に工作をするんです(笑)
ーー面白いお仕事ですね!転職した理由は何だったのですか?
西山:最初の会社はデザイナーとして入社したのですが、デザインの仕事というよりは事務要素が多い職場だったんですよね。商品のクレーム対応や在庫管理などの仕事の比重が大きかったので、”やりたかったこととは違うな”と入社してから気付いたんです。
もともとイラストを描くのが好きで、テレビ局だとそういった仕事が多いので、自分の得意を生かしながらスキルアップも目指せると思って入ったんですけど...
そんなときにたまたまテレビ局の舞台美術の求人を見つけて、面白そうだなと思い飛び込んでみました。
ーーそこからまた次の会社に転職したのはなぜですか?
西山:転職先ではバリバリデザイン制作ができていたので、面白いなと思いながら働けていたのですが、テレビ業界は早番や遅番、夜勤などもあったので徐々に体力的に辛くなってきたんですよね。
独身の頃は働く環境も大事でしたけど、やっぱり100%自己実現したいという気持ちの方が大きかったので、環境よりもとにかくやりがいを重視して仕事を選んでいたんです。「根性で、頑張れるとこまで頑張るぞ!」みたいな(笑)
でも苦しくなってきちゃって、別のデザイン会社へ転職することにしました。
ーー次のデザイン会社はどんな仕事をしていたのですか?
西山:メインは雑貨の企画制作で、その他にもコラボカフェの内装・外装なんかもやったり、色々挑戦させてもらいました。アーティストのコラボグッズや、美術館や水族館で売り出すお土産、アニメキャラクターの文房具なども、デザインの企画から市場に売り出すまでの仕事をさせていただきましたね。
ーーWebデザインや舞台美術、お店の内装・外装まで幅広くやられていたとのことですが、デザイナーといってもそんなに色々とすぐにデザインできるものなのですか?
西山:ん-、私は結構”見て盗む”ことを意識してやってきたので、徐々にできるようになっていったのかもしれないです。以前はオフィスで仕事をしていたので、自分の仕事をやりつつも周りをチラチラ見ると、デザインのベテランの先輩が別の仕事をしているじゃないですか。
そこで”この作業はこうやってやるんだ”とか、上司同士が会話している内容を片耳で聴いたりして、少しずつ盗んでました(笑)昔の社長に「ただ自分の作業に没頭するのではなく、周りを見たり、聞いたりしながら少しずつ盗むといいよ」と言われたのが印象的で、それからずっと意識してやってきたんです。
ーーそういった積み重ねが今の西山さんをつくっているんですね!そこからまた変化があったのはいつですか?
西山:結婚して子どもが生まれたときですね。そういった制作会社だと残業が多くなりがちで、家庭との両立がどうしても難しくなってしまったため、1度キャリアを諦めたんです。通勤などの問題で仕事を続けることが難しくなってしまって。そこから専業主婦になりました。
結婚願望は人より全然ない方だったのですが、ひょんなことから今の旦那と出逢ってすごく波長が合ったんです。”この人とならずっとやっていけるんじゃないかな”と思い、すごく悩んだのですが、それでも大好きだった仕事を手放せるくらい、旦那のことが大好きだったんですよね(笑)
ーー仕事に燃えていた西山さんの心をそこまで動かす出逢いなんて、素敵ですね!アラサー独身の私にとっては羨ましすぎるお話です(笑)
西山:惚気話みたいになってしまってすみません(笑)でも家庭の中に閉じこもっているとどうしても気が滅入ってきてしまうタイプなので、”また社会と関わりを持ちながら働いていきたい”という思いが芽生えてきたんですよね。なので家から通える飲食店に、パートとして働きに出ることにしたんです。
カフェやクレープ屋さんなど色々やってきたんですけど、そういうお店のちょっとしたチラシだったり、メニュー表のデザインだったりを任せてもらえる機会があって、そこから「やっぱりデザインをもう1度やりたい!」という風に思って、再びデザイナーを目指すようにもなりました。そんなときにデジマケと出逢ったんです。
デジマケでの働き方
ーー西山さんはフルリモートで働かれていますが、どのような形で働いているのですか?
西山:今は子育てと両立しながら、神奈川でフルリモート、フルフレックスで働かせてもらっていて、1日8時間(休憩あり)で週4日働いています。
月の稼働時間が決まっていて、その中で働く形なので、例えば仕事が予定の時間までに終わらないときは、先に子どもを保育園に迎えに行って、家で子どもが寝静まってからまた仕事を再開できたりするので、私は有難いなと思っています。
ーーパートから正社員になられたのは、どのような経緯だったのですか?
西山:最初は副業っぽい感じで働こうと思っていたので、1日4時間で週に2、3日働く形でお仕事をもらっていたのですが、色々なことに挑戦させてもらえる環境だったのでどんどん楽しくなってきちゃって!
なのでシフト希望を増やしてもらっていたのですが、そんな中デジマケ役員の椎木さんから突然「正社員になる気はありませんか?」と連絡があったんです(笑)
正社員として働き始めるとなると、1日8時間週5日で働くのが普通じゃないですか?私は子どもがいるうちは、突然子どもが体調を崩したりすることもあるので、予備日として1日設けたいという思いがあり、正直正社員になることは諦めていたんですよね。だから連絡をもらったときは「ぜひ、会社さえ良ければ!」と即答で返事をさせていただきました!(笑)
働くうえでのやりがい、大変だと思うこと
ーーデザイナーとして働くやりがいは何ですか?
自分の創り出したものが世の中に発信されていくことは、本当にわが子を送り出すときのような気持ちですごく嬉しい瞬間ですね。
デザインって自分のつくりたいものを自由に作れるわけではなくて、クライアントやユーザーの方から共感を得られなければどれだけかっこいいものでも”いいもの”ではないので、ちゃんと相手の要望から意図を汲み取って、見えなかった曖昧な状況だったものを可視化して表現できたときはとても嬉しいです。
あとはやっぱり1番は「ありがとう」と感謝してもらったときが嬉しい瞬間です。
ーーデジマケで働いて大変だったことは何ですか?
西山:強いていうなら、仕事のスピード感がすごいことですね。1つのプロジェクトについてじっくりゆっくり考えていくというよりは、いくつかの案件が同時進行している状況なので、一手一手の動きがとても大事なんです。
手を止めてポケーッと思考停止できるような時間は、本当になくて(笑)しかも私は頭の回転が遅い方で、手を動かすのも早くはないと思っているので、余計1分1秒を無駄にできないと思いながら仕事をしています。
ーー子育てと両立するうえで大変だと思うことはありますか?
西山:ん-...何でしょう(笑)絞り出さないとないくらいですね(笑)
そうですね、フルフレックスだしても、クライアントの方に対して納期があるわけじゃないですか?でも自分が担当している納期が今日なのに、子どもが突然体調を崩してしまったりすることもあり得るんですよね。だからそういったときにチームの方に助けてもらわないといけない状況になったときは、申し訳ないなと思うことですね。
だからそういったときに助けてもらっている分、日頃から頑張らないとなとすごく思いながら仕事をしています。
今後の目標
ーー今後の西山さんの目標は何ですか?
西山:Webデザインは独学で学んだので、プロフェッショナルとしての自己研鑽を怠らずにデザイナーとしての専門性を高めていきたいです!
「今自分はこの仕事をしているから、この勉強だけする」と考えるのではなく、自分の枠にとらわれずに自分の強みを増やして業務の幅を広げていけたらいいなと思っています。色々とやりたがりな性格なので、アニメーションとか3DCGとか、そういった領域にも興味があるので、勉強したいですね。
社内では「この人に任せていれば安心だよね」と思ってもらえるように、まずは1つの仕事を丁寧に、常に質の高いアウトプットができるように頑張っていきたいです。クライアントの方にも、「また次回もデジマケに依頼したい!」と納得感、安心感を持っていただけるような仕事を積み重ねていきたいです。
一緒に働きたい人
ーー今後どんな人と働きたいですか?
西山:デジマケのメンバーは仕事に対して情熱を持っている方が多くて、私もそういう人たちと働けて嬉しいなと思いますし、やっぱり素直で前向きに頑張れる人と一緒に働けたら1番嬉しいですね!
デザイナーとしては、とにかくデザインが好きな人と働きたいです!普段の日常でもデザインに意識が向いちゃうような人って、どんどんスキルアップしていけると思いますし、強いなと思います。
デジマケは色々なジャンルのデザインに挑戦してみたいという方には、うってつけの環境ではないかと思いますね!
あなたも仲間になりませんか?
今回はWebデザイナーの西山さんに取材をしました!
デジマケでは楽しく働きたい人、挑戦したいことがある人を募集しています!
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