スタートアップと事業会社の連携は、日本でも数多く語られるテーマですが、実際に事業として成立するケースは決して多くありません。
一見すると多くの取り組みが生まれているように見えても、その多くは単発で終わるか、PoCの段階で止まってしまう。
再現性がなく、「うまくいったらラッキー」という状態に留まっているのが現実だと感じています。
私自身、これまで事業開発やマーケティング領域に携わる中で、数多くの“良い構想が形にならない瞬間”を見てきました。
意思決定の構造、組織の壁、スピード感の違い。
どれか一つではなく、複数の要因が絡み合い、前に進まなくなる。
その中で強く感じたのは、「仕組みがない」ということでした。
個人の力量や熱量に依存するのではなく、
出会いから意思決定、そして事業化までを一気通貫で進める“再現性のある仕組み”が必要だと考えるようになりました。
そんな課題意識を持つ中で、代表の山田と出会いました。
Wantedlyを通じた何気ない出会いでしたが、
「スタートアップと事業会社の連携を、当たり前の選択肢にしたい」という思想に強く共感したのを覚えています。
ただ、その思想を実現するためには、“つなぐ”だけでは足りない。
実際に事業として成立させるための設計と実行が不可欠です。
だからこそFIRST CVCでは、単なる紹介にとどまらず、
意思決定の支援や事業連携の設計まで踏み込み、共創が“結果として成立する状態”をつくることにこだわっています。
現在は、CVCや事業会社とのネットワークを活かしながら、
資本業務提携の創出や、事業連携の具体化を支援しています。
まだまだ道半ばではありますが、
「共創が偶然ではなく、再現性のある取り組みになる世界」を実現するために、日々試行錯誤を重ねています。
良いアイデアや出会いが、そのまま終わるのではなく、
きちんと事業として形になる社会をつくる。
それが、私たちがこの事業に取り組んでいる理由です。