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【社員インタビュー】3年間のセブ勤務で得たものは?【ウェブディレクター編】

こんにちは!
前回は弊社のブリッジSEに、業務で必要な英語力やフィリピンでのブリッジSEの業務の特徴を話してもらいました。今回は、去年の9月まで約3年間ウェブディレクターとしてセブの弊社で勤務し、今は日本に帰国して日本からSkypeでフィリピン人スタッフとやり取りしてディレクションしている日本人スタッフをインタビューします。セブでの経験が彼女に与えた影響やキャリア形成との関係を中心に聞いてみました。


Q)セブに来る前はどんな仕事をしていましたか?

A)日本の印刷会社の制作部でウェブサイトの作成をしていました。具体的にはデザイン、コーディング、ディレクションでした。セブでのInfinite Pointsの仕事はディレクション業務だったので、デザインやコーディングを直接自分でやる機会は少なくなりました。


Q)単刀直入な質問ですが、セブに来るまでの英語力はどれぐらいでしたか?

A)高校卒業以降、英語の勉強はまったくしていませんでした。英検やTOEICも受験したことはありませんでした。だからセブに来たときは「こんなに話せないのにフィリピン人スタッフと意思疎通ができるかな」と、とても不安でした。


Q)日本の学校の英語の授業ではスピーキングやヒアリングは上達しづらいですからね。セブに来てからはどのように英語を勉強しましたか?

A)入社してから2か月間は8時間のフルタイムではなく4時間のパートタイム勤務にしてもらいました、午前中3~4時間は英語学校で勉強して、午後から出勤して仕事をしました。必死でしたよ(笑)。


Q)では非常に失礼ながら、英語の会話はほぼゼロから勉強を開始して2か月で最低限の日常会話はできるようになったという感じだったんですね。それ以降の英語は、フィリピン人スタッフと一緒に仕事をするのに十分になっていましたか?

A)セブにいた間に一度TOEICを受験したことがあって、点数は500点台だったと記憶しています。この点数って大まかに考えると、だいたいギリギリ日常会話はできるくらいですよね。職場の実際の会話は、例えば「ここの字はもっと大きく」とかを単語を並べて表現していました。文法的に正しい文章にはあんまりなっていなかったんです。でもフィリピン人スタッフたちは日本人の英語の特徴が分かっているし彼女たちは辛抱強いので、どうにか理解してもらえました。業務に必要な英単語は頑張って覚えました。


Q)英語よりも文化の違いの方が、意思疎通の壁になったりしませんでしたか?

A)日本のクライアント様からの依頼でウェブサイトを作る仕事ですので、フィリピン人スタッフに「締め切り厳守」など日本のやり方を説明して理解してもらうのに苦労しました。でも3年間一緒に働いて、日本式の仕事の進め方はだいぶ浸透しましたし、私の方もフィリピン式の仕事の進め方を理解した上でスケジュールを管理する習慣が身に着きました。それから、仕事の後に食事会を企画したりして、「チームビルディング」を心掛けました。


Q)そうですね、フィリピンでは業務を円滑に進めるためには、スタッフ全員で楽しいことをして仲良くなるって方法が一般的ですものね。英語が流暢に話せなくても、工夫次第でコミュニケーションが取れるってことだと思います。

A)なので、フィリピンで自分が成長できたことっていうのは、IT会社の社員としてというよりは「言葉の通じない人とどうやってコミュニケーションをとるか」「どうやってシンプルかつ効果的な指示を出すか」っていうことを実践的に学べた、試せたってところかなと。ウェブサイト作成の技術面については、私がセブで担当していた間はそれほど難しいものはなかったので、新しい技術を学べたというのはあまりないんですが、コミュニケーション能力が上がったことは日本に帰国した後もずっと役立つスキルだと思っています。


フィリピンでのウェブサイト作成のディレクションは、日本のクライアント様と実際に作業をする弊社のフィリピン人スタッフとの間の橋渡しだということを、インタビューした私も再確認できました。クライアント様の要望をフィリピン人スタッフに伝え、彼女たちが仕上げたものがクライアント様の要望に合っているか確認し、合っていない場合にはどのようにやり直しの指示を出すか。なかなか骨の折れるところもある反面、達成感も大きい仕事です。


もし弊社のウェブディレクター業務についてもっと知りたい方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問合せください!

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