プロナウンのビジョンは「『こころ』の解放を導き、すべての人に自分らしい未来を」。一人ひとりのユーザーを深く理解し、本当に刺さるコミュニケーションを生み出すことが、私たちの価値の源です。
今回は、デザインチーム・マネジャーの大川さんと広告チーム・マネジャーの髙津さんの対談を実施。マネジャーとしてのやりがいや、チームづくりで大切にしている視点などを、ざっくばらんに語っていただきました!
「任されている」責任感が、チームを強くする原動力に
――お二人はそれぞれデザインチームと広告チームのマネジャーを務めています。まずは、各チームのミッションを教えてください。
大川:デザインチームのミッションは、広告のコミュニケーション全体を設計し、成果につながるクリエイティブを制作することです。現在は2名体制で、私はプレイングマネジャーとして実務に携わりながらマネジメントも担っています。
髙津:広告チームのミッションは、既存の取引先の広告案件をしっかり担保し、売上につなげることですね。成果を出すことで、より多くの広告費をお任せいただけるように取り組んでいます。今は入社したばかりのメンバーと2名体制で、私自身もプレイングマネジャーです。
大川:マネジャーならではの役割で言うと、髙津も私も新規メンバーの採用面接を担当しています。あとは、メンバーのモチベーションや生産性をしっかり把握することも大事な役割ですね。
髙津:そうですね。特に広告チームはまだ体制が整っているとは言えないので、今後どういう形にしていくかを考えるのも重要です。さらに、チームの状況を把握し、社長に報告するなど、組織づくりやパイプ役としての役割も大きいと感じています。
――お二人がマネジャーに任命されたとき、どんな気持ちでしたか?
大川:私は入社して1〜2か月後くらいに声をかけてもらいました。長くデザインに関わってきたので、組織としてマネジャーを置くとなったタイミングで任命されたんです。マネジメント経験がまったくなかったわけではなかったので「私でよければ」と思い、引き受けました。
髙津:私も素直に「頑張ろう」と思いましたね。前職でもリーダーやマネジメントの経験があったので、特に違和感なく受け入れることができました。
大川:会社からは「チームをしっかり率いてほしい」という期待を感じました。チームを強固なものにするために、任せてもらっているんだろうな、と。
髙津:そうですね。これから組織を拡大していく中で、私たちのチームは重要なポジションになる。だからこそ、責任感を持って取り組まなければと、気が引き締まりました。
個の強みを活かし、チーム全体で成果を生み出す
――マネジャーとして、難しかったことや苦労したことはありますか?
大川:自分もプレイヤーとして動きながらマネジメントをするのが難しいですね。どうしても仕事を抱え込みがちになってしまって、そうするとメンバーも育たないし、自分も疲弊してしまう。だから最近は「もっと信頼して任せること」を意識しています。一度任せて、もしうまくいかなければ巻き取ればいい。そんなふうに考えるようにしています。
髙津:私も大川さんと似ていますね。プレイヤー業務が多い分、どうしてもチーム全体をどう動かすかまで考えきれないことがあるんです。
大川:そうそう。ついプレイヤー目線に寄ってしまうのは、マネジャーとしての共通の悩みかもしれません。
――チームを率いるうえで、大切にしている考え方は?
大川:自分がされたくないことは、メンバーにもしたくありません。特に、自分のクローンをつくるようなマネジメントは避けたいと思っています。むしろ、メンバーそれぞれの強みや個性を活かすことで、多角的に課題を解決できると考えています。
私はデザイン畑の経験が長いのでその視点を持っていますが、メンバーは固定観念にとらわれず、新しい発想を提案してくれる。それぞれが異なる色を持っていて、一色ではなく多様な色が混ざり合うチームにしていきたいですね。
髙津:広告チームとして大切にしているのは、「お客様を第一に考えること」です。お客様の期待に真摯に応える姿勢を、自分自身だけでなくチーム全体にも根づかせていけるよう意識しています。
また、チームを見ていると、みんな内に秘めた熱さを持っていると感じます。今後は、それぞれの個性を活かしつつ、まとまりのあるチームに育てていきたいですね。
大川:たしかに「内に秘めている」感じはありますね。デザインチームはどちらかというとわいわいしていますが(笑)、広告チームは落ち着いた雰囲気の中に熱量を感じます。社長の求心力もあって、同じ方向を向きながら、それぞれの個性を発揮できるのが会社全体の強みだと思います。
挑戦の先にある「成功体験」を意識した育成
――マネジャーとして感じるやりがいは?
大川:メンバーが作ったクリエイティブで成果が伸びたりすると、本当に嬉しいですね。自分では思いつかなかった発想が形になって、目に見える効果が出ると、やりがいを実感します。
髙津:わかります。私もこれから大きな志を持って成長していこうとするメンバーと働けることが嬉しいです。考えをしっかり伝え、実行に移してくれる姿を見ると「これからが楽しみだな」と思いますね。
――メンバーの強みや成長をサポートするために意識していることは何ですか?
大川:まず、未経験の分野にも挑戦する機会をつくることですね。あとは、対話の機会を作ることも大切にしています。
髙津:私は相手を知ることを重視しています。正解がない仕事なので、考え方やアプローチ、何をやりたいかといった「その人らしさ」を大事にしています。具体的には、頻繁に声をかけて、思いや考えを把握しています。そのうえで、大川さんと同じく、まずはトライしてもらう。成功体験をいかに早く積ませるかがポイントですね。
大川:作ったクリエイティブがどういう成果を出すか、案件ごとの目標や生産性に関する目標もあります。それらを一緒に考えながら進めていますし、互いの思いをシェアすることで学びにつなげています。会社の方針を伝えるときも、なぜそれが必要かという背景を一緒に説明するようにしています。
髙津:目標達成へのサポートという意味では、広告チームでは毎週1on1を行っています。新しいメンバーも良いアイデアをたくさん持っているので、それをどう引き出すかが大事ですね。席も隣同士なので、必要に応じて声をかけ合いながら状況を確認しています。
大川:髙津さんは本当によく声をかけていますよね。
髙津:そうですね。状況がリアルタイムで分かるので、仕事をしながら自然とコミュニケーションが取れていると思います。
真摯に取り組み、チームの成果を喜べる人と働きたい
――今後の展望を教えてください。
大川:理想のチームは、各自がプロとして意見を持ち寄り、ベストな解を探せるチームですね。自分の視点で「こうしたい」と伝えつつ、相手の意見も尊重できる。そういうプロ意識のある雰囲気を作っていきたいです。
髙津:今後はさらに人数を増やして、それぞれの役割にプロフェッショナルな人材を配置できるチームにしていきたいです。また、会社から「絶対に必要なチームだ」と思ってもらえる存在になることも目指しています。個人的には、フラットに何でも頼ってもらえるマネジャーになるのが目標ですね。
大川:髙津さんはもう、そんな雰囲気を作れていると思います!
――最後に、未来の仲間に期待することは何ですか?
大川:自分の視点を持ち、自分の考えでものづくりができる人と一緒に働きたいです。そのうえで、チームや会社全体の成果を喜べる人だと嬉しいですね。
髙津:私は、仕事と真剣に向き合える人がいいですね。成果を出すためにひたむきに取り組める人。そして、広告運用の仕事柄、対人コミュニケーションを楽しめる人だとチームにも馴染みやすいと思います。実際、採用面接ではスキルだけでなく、仕事観やマインド、人柄が会社に合うかも見ています。
大川:そうですね。私も、人柄やコミュニケーション能力、論理的に考えられるかどうかを重視しています。
髙津:もし少しでも「このチームで働きたい」と思った方がいれば、仲間として迎えられるのを楽しみにしています!
大川:一緒にチームをつくりながら成長していける方をお待ちしています!