AIが文章をつくり、情報を整理し、仕事の一部を代わりに進めてくれる時代になりました。
新卒で入った会社で一通り仕事を覚えた。でも、自分に何ができるのか、まだ自信を持てない。次のキャリアでは、どこへ行っても通用する力をつけたい。
そんな第二新卒世代にこそ、僕たちは対面の現場という選択肢を伝えたいと思っています。
僕たちもAIを使います。新しい技術を学び、仕事をより良くすることに迷いはありません。
その一方で、Lit Shipが実践の中心に置いているのは、セールスプロモーションという対面の現場です。
一見すると、少し逆行しているように見えるかもしれません。でも僕は、AIの時代だからこそ、人と向き合う現場の価値が高まると考えています。
正解が決まっていない相手と向き合う
目の前のお客様は、一人ひとり違います。表情、声のトーン、立ち止まる時間、言葉にならない迷い。準備した説明をそのまま話すだけでは、届きません。
相手を観察し、話を聴き、仮説を立て、自分の伝え方を変える。うまくいかなければ振り返り、次の一回で試す。
そこでは、コミュニケーションだけでなく、自責思考、改善力、感情の扱い方、チームで成果をつくる力が鍛えられます。
フリーターから、10人ほどのチームを支えるリーダーへ
石井聖人さんは、大学卒業後も学生時代のアルバイトを続けていました。教職試験に落ち、将来像を持てないまま、決められた仕事をこなして一日を終える。「このままでいいのか」と感じながらも、自分から環境を変えられずにいました。
友人に誘われてLit Shipの感謝祭へ参加し、「チャレンジできる環境」に惹かれて業務委託として入社します。ただし、入れば自動的に変われる場所ではありませんでした。機会を生かすかどうかは、想像以上に自分次第だったと石井さんは振り返ります。
転機は、福井出張で経営陣と腹を割って話した夜でした。環境や人のせいにするのではなく、「いまの自分から何を改善できるか」を考える。その姿勢を現場で実践するようになると、クロージングの数字が上がり、自信が生まれ、さらに成果につながる循環が始まりました。
現在はマイメン事業部のリーダーとして、約10人のチームをまとめ、新人教育やメンターも担っています。かつては指示された仕事をこなしていた人が、いまは仲間の話を聞き、その人なりの答えを一緒に探す側に立っています。
うまくいかない時間も、現場は成長に変える
卒業生の青木郁花さんは、インターンを始めてから5か月以上、ほとんど成果を出せない時期が続きました。「自分は迷惑な存在なのではないか」と悩みながらも、現場を離れず、仲間と振り返りを重ね、やがてリーダーを任されるまでになりました。
群馬から片道数時間をかけて現場へ通い続けた後藤悠士さんは、最初から営業が得意だったわけではありません。目の前のお客様にどうすれば価値が届くのかを一回ずつ考え、先輩から受け取った学びを、今は後輩へ渡す側になっています。
根性論で押しているわけではありません。初めて現場へ出るときは先輩が同行し、終了後に具体的なフィードバックをする。うまくいかなかった理由を一人で抱えさせず、次に試す行動まで一緒に決める。現場の回数と、振り返りの質。その両方が、人を変えていきます。
AIか、人か、ではない
AIに任せられることは任せる。人は、人にしかできない関係づくりと意思決定に集中する。
現場で得た気づきをAIで整理する。企画や教育へ転換する。ブランドづくりや新しい事業に生かす。対面の一次情報とテクノロジーがつながることで、仕事の可能性はもっと広がります。
セールスは、夢を実現するための基礎体力
どんな未来を描いても、価値を相手へ伝え、仲間を集め、対価をいただく力が必要です。
営業職を一生続けるかどうかは関係ありません。経営者になる人にも、教育に進む人にも、農業や飲食、エンタメを始める人にも、人と向き合い、価値を届ける力は生きてきます。
Lit Shipにとって、セールスプロモーションは目的地ではありません。夢を見つけた人が、挑戦し、自分で人生を選べるようになるための実践フィールドです。
新しい技術を味方につけながら、目の前の一人から逃げない。その両方を持つ人を、僕たちは育てていきます。
営業経験がなくても構いません。ただ、誰かにキャリアを決めてもらうのではなく、現場で試し、振り返り、自分の力で次の景色をつくりたい。その意思がある20代とは、一度ゆっくり話してみたいと思っています。