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こんにちは!ZERO GROUP株式会社の青木です。
今回は、ZERO GROUP株式会社の代表取締役である、松下和樹さんにインタビューしてきました。
創業から15年目となる節目の2025年。
これまでを振り返り、これからのZERO GROUP株式会社に対する思いや、働く仲間への愛を伺ってきました。
繋がりから生まれた、不動産への憧れ・興味
青木:はじめに、松下さんがZERO GROUP株式会社を立ち上げるまでの経緯などを教えてください!
松下:もともとは、光通信のグループ会社でゴリゴリの営業をしていました。当時のお客さんは、いわゆるマンションを売る会社に勤めていることが多かったんですよね。その時に不動産という業界への憧れがありました。
少し後にはリーマンショックなどで軒並み会社が潰れる...なんてこともありましたが、自分の中で不動産業界への憧れ・興味は尽きなかったので、勤めていた会社の進む方向が変わったタイミングで独立し、会社を立ち上げたんです。
青木:立ち上げ当初に大変だったことはありますか?
松下:うちだけではないですが、不動産業の大変さは、常に資金繰りのしんどさがある点ですね。立ち上げ当初の仲介事業をしていた時も、事業が増えた現在も、不動産業ではいつも大きなお金が動くので資金を集めることが大変です。
リスク管理や資金繰りなど、石橋を叩いて渡るように気をつけていく必要がありますね。
第二創業期は「持続可能」がテーマ
青木:これから、どんな会社に成長させていきたいですか?
松下:ZERO GROUP株式会社は今年で創業15年目になり、第二創業期に向けた未来戦略ビジョンを掲げています。
まずは2031年までに売上100億円の達成を⽬指す点。そして、これからの強みは空き家事業ですね。
青木:空き家を買い取る、ということでしょうか?
松下:ただ買取するだけではありません。
ZERO GROUP株式会社は、大阪府と業務提携を結び許認可を得て、大阪府10都市と業務提携を結びました。
空き家事業は、その都市にある空き家を引き取ったり買い取ったりしたうえで空き家をリフォームし、新しい入居者へと繋いでいく仕組みです。
入居者が増えれば、その地域でのつながりが復活し、結果として街の活性化に繋がるんです。
青木:空き家って持ち主を探したりするのが大変そうなイメージがあるのですが...。
松下:そうなんです。空き家の持ち主を突き止め、権利を渡すための手続きも、自社で行います。
空き家を売るには、相続した家族全員からの許可が必要になるため、不動産業務だけでなく、弁護士や行政書士などの士業と協力しながら手続きを一から行い、1〜3年後にやっと手放せるという、長期的な仕事なんです。(権利不動産事業)
🔸権利不動産事業:相続・遺産分割・後見案件など、権利関係が複雑で他社が敬遠しがちな不動産の取り扱いに対して、法的整理から売却・再生までをワンストップで対応する
引用:[第二創業期未来戦略ビジョン2031|ZERO GROUP株式会社]
青木:時間も手間もかかる事業なんですね...。でもそれができる点で、他の不動産事業とは全く異なる事業の成長をしていきそうです!
松下:誰も住んでいない家を、人が住める家に再生する。
この持続可能な住環境を整えることが、これからの日本に必要で、ZERO GROUP株式会社だからできる事業としてこれからの軸にしていきたいと考えています。
引用:[第二創業期未来戦略ビジョン2031|ZERO GROUP株式会社]
必要なのはガッツがあって、しんどくても一歩踏み出せる人
青木:ここまでお話を聞くと、ZERO GROUP株式会社が求める人材は、不動産に関するスキルを持っているだけじゃ足りないんでしょうか?
松下:いや、それは違うんです。
今必要なのは、知識がある人というよりは何か一つのことで成し遂げたいという人、ガッツがある人。
しんどくても一歩踏み出せるとか、稼ぐことに貪欲な人が欲しいですね。
なぜかっていうと、例えば「空き家を手放したい」と悩むお客さんって、目で見てすぐわかるってわけじゃないから。本当に1,000件巡って1件とかの話かもしれないんですよね。
毎日いろいろなお客さんにアポを取って、不動産に関する悩みがないかを聞いて回る、そこから仲良くなり、関係性ができた時に、お客さんがぽろっと「実はこんなこと、困ってるんだ」と話してくれて初めて仕事が動き出す。
そこからの仕事は、社内の知識と経験がある人材に繋げられます。
そもそも権利不動産に関する業務をできる人は社内でも限られますし、全部覚えるまで何もできない、という訳ではないんです。
本当に必要なのはその前の、悩みを抱えている人を見つけるまでガッツを持って動き続けられる、そして繋げられる人なんですよね。
青木:なるほど!
たくさんアポをとって、お客様の悩みを聞き出す......それなら新入社員でもできることが多そうですね!
松下:実際に新入社員で、バリバリ働いていて毎月成果を上げている子もいます。
うちは、全営業マンが年収1,000万という目標達成に向かって努力するだけじゃなく、1,000万円という目標を達成したらthe GLE(ベンツ)などを会社からプレゼントするんです。
だからその子も、今はひたすらそのゴールに向けて、雨の日も風の日もあと一歩前に踏み出しながら稼ぎ続けているんです。
青木:えええええ!?スゴすぎる...!
それじゃあ皆、休み返上で頑張ろうってなりますね。
松下:でも、休みは絶対に仕事させないというのも大切にしています。
今は年間休日130日で、150日を目指しているところ、日本一休みの多い会社も目指してますからね。
青木:ガッツを持って頑張れるし、しっかり休める環境もあるということなんですね。
全員が人生を謳歌するチームである
青木:松下さんが、働くうえで大切にしていることは何ですか?
松下:僕の人生のテーマは「人生を謳歌する」です。
楽しまないならやる意味ないと思っていますし、楽しまないとたった一度の人生が面白くないと思っています。
僕は、社員に対しても同じように人生を謳歌してもらいたいですね。
じゃあどうやって?というところですが...
お金があるから幸せ、とは限らないですけど、お金がないと幸せにはなれない、と思うんです。
だからこそ、頭も体も使って第一基準である「お金を稼ぐ」というところを達成してほしい、そしてそれを通してそれぞれの人生を謳歌して欲しいです。
しかもそれを社員みんなでチームで達成できたら、最高ですよね。
青木:「お金を稼ぐ=人生を謳歌するために必要なこと」なんですね。
松下:そうです、そして「達成して夢を叶える」をやり続けて欲しいです。
だって高額な年収を稼ぎ続けるということは、可能性が広がっていくことにも繋がるとも思うので。
「社員がやりたい」と言ったことは基本的にNOは出さないですし、失敗したとしてもそれが糧になるのであれば、とことんやらせています。
「何かをやろう」と思ったときに「いいじゃん、やろう」と言える環境って大切じゃないですか。
もし数年後に、社員が壮大な夢を持った時は、ZERO GROUP株式会社や自分が、その夢を叶えるための土壌になりたいですね。
青木:どんなことに対しても、当たり前に挑戦できる社員が育っていきそうですね!
青木:最後に、伝えたいメッセージはありますか?
松下:諦めないで欲しい。人生って1回だから。
可能性は無限大だから、今日この日は「絶対に夢叶うやん!」って思いながら1日を終えたい。
そして、それを言い合える人と共に前に進みたいと思います。
夢を諦めたと認められない人は、夢を語る人を笑うけれど
夢を追い続ける人は他の夢を笑わない
自分は後者になりたいし、後者の人と一緒に働きたいですね。
青木:松下さん自身が常に前に進み続けているからこその言葉ですね。
あ、私も諦めたことあったな...と思い出してしまい、松下さんと一緒にいたらあと少し進めてたかも...とすら思ってしまいました。
「絶対夢叶うやん!って思いながら1日を終える」という言葉は、私だけでなく、このインタビューを読んでいる人、これからZERO GROUP株式会社にジョインする人たちの心に響くはず。
人生を謳歌する全員が作り上げていくZERO GROUP株式会社の今後は、どうなっていくか楽しみですね!
松下社長、本日はありがとうございました!