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【メンバー紹介vol.1:12年のキャリアを捨てスタートアップへ】Chief Software Engineer 三浦康幸さん

はじめに

本記事では、LexxPlussで活躍するメンバーにフォーカスして入社までのストーリーや現在の仕事内容などをご紹介いたします。今回はインタビュー形式でインキュベイトファンドのアソシエイトである神谷さんにお手伝いいただきました!

1人目にお話を伺ったのは、LexxPlussの3人目のメンバーであり、Chief Software Engineerとして活躍している三浦康幸さんです。

本編

神谷:よろしくお願いいたします!

三浦:よろしくお願いいたします(笑)こういったインタビューは初めてなので緊張しますが、頑張ります!

【高校からプログラミングに没頭】

神谷:簡単な自己紹介として、これまでのご経歴と趣味や最近ハマっていることなどを教えて下さい。

三浦:私は、岩手県出身で、大学まで岩手県で過ごしていました。プログラミングに出会ったのは、高校時代になります。

勉強するにつれてどんどんプログラミングの魅力にハマっていき、大学ではソフトウェア情報学を専攻しました。

1年次から研究室に配属され、24時間コンピュータに触れる環境でしたね。

神谷:1年次から研究室配属されるのはすごい環境ですね!

三浦:はい、恵まれた環境でした。笑

大学卒業後は車載ソフトウェアを開発する会社に就職し、2008年4月から2020年7月までの約12年間勤めていました。

研究開発領域から量産向けのソフトウェアまで、ありとあらゆるフェーズの車載ソフトウェアに携われたので、今のスキル基盤となった貴重な12年でした。

また、仕事だけではなく会社の有志団体で電気自動車の自動運転化のプロジェクトを遂行したり、オープンソースであるAutoware.auto(自動運転スタートアップのティアフォーが開発しているオープンソース型自動運転ソフトウェア)のコントリビューターとしてコードを書いていたり、ソフトウェアを軸に色々な活動に積極的に参加するようにしていました。

神谷:高校でプログラミングに出会われてから、一貫してプログラミング&ソフトウェアに携わってこられたのですね。

三浦:はい、ソフトウェアに触れる時間は誰よりも多いと思います。

神谷:話は変わりますが、趣味とかハマっていることはありますか?

三浦:趣味は読書で、小説から技術書まで幅広く読んでます。

最近ハマっていることはサウナです。サウナはLexxPlussオフィス近くの川崎に越してきてからは週1くらいの頻度で通っており、リフレッシュしています。

神谷:サウナーなんですね!(笑)

【自動運転ソフトウェアのフルスタックエンジニア】

神谷:現在の仕事について少しお話聞かせてください。

神谷:Chief Software Engineerとして、LexxPlussでは具体的にどのようなお仕事をされていますか?

三浦:弊社の自動搬送ロボットのソフトウェアである『LexxAuto』を担当しています。

LexxAutoは、単純な自律走行ソフトウェアではなく、物流現場の作業工程を大きく変えることなくロボットを導入する為に、ソフトウェアの観点から様々な工夫や多様な機能を実装しています。

その現場ニーズに合わせて高度化された機能を安定的かつスピーディーに動かすためには、幅広いソフトウェア知識と自動運転のような大規模システムの開発経験が必要になる難しい分野でもあります。

実務的には、必要開発事項の検討から優先順位付けや期限設定、設計、プログラミングまでフルスタックに開発を行っています。

神谷:それを一人でこなしているのはすごいですね!

三浦:はい。(笑)

三浦:ただ、代表の阿蘓と一緒に全体なアーキテクチャ設計を行ったり、ソフトウェア開発においては、外部の開発パートナーやインターン生もいる為、チームがいるから出来ているような気がします。

神谷:直近のお仕事の中で、苦労されたことや一番時間を費やしたことを教えて下さい

三浦:地味のタスクではありますが、インホイールモーターの通信で使用するCANopenの通信設定はかなり苦労しました。

CANopenという通信プロトコルは、車載やロボットで使われる安定して高速に通信できる産業用プロトコルなのですが、既存のパッケージは存在していたものの、導入方法が整備されていない状況でした。

QAサイトで調べて、通信仕様を設定し、これで動くはず、とおもい動かしても謎のエラーが出るような状態。ソースコードを追いかけても、原因が見えてこない。パッケージ作成元に問い合わせたり、モーターのメーカーに問い合わせするなど、色々と試行錯誤しました。

最終的には、QAサイトに書いてあった一文がきっかけで気付いたのですが、パッケージの制約が原因で、モーター側の設定を変更することで解決しました。

自動搬送ロボットは、いわば技術の集合体で、自動運転、センサー、画像処理、制御工学、高速通信、等、幅広い知識が必要とされます。時に、思いもよらない箇所で問題が発生して苦労することもあります。

神谷:試行錯誤のリアルな様子が伝わってきました。ですが、そういう一つ一つの積み重ねが最終的にクオリティの高い製品につながるのだとお話を聞いていて実感しました!

【出会いは自動運転コミュニティ!】

神谷:LexxPlussもしくは代表の阿蘓さんと出会われたきっかけは何でしたか?

三浦:『Deep4Drive』(LexxPluss代表の阿蘓が立ち上げたMobility Development Community)に参加したのがきっかけでした。

2019年夏にDeep4Driveが、AWS DeepRacerという自動運転レースに挑戦するためにクラウドファンディングを行っており、この挑戦自体は立ち上げている段階から知っていたのですが、かなりガチな感じで、自身のリソース/モチベーションでは参加は少し厳しいかなと思い、このプロジェクトはクラウドファンディングで支援をし、同行を追いかけるに留まっていました。

神谷:その後、LexxPlussに入社した理由を教えていただけますか?

三浦:Deep4DriveでJR東日本さんと共同で実施していた「NewHere Project2019」の電車内ARアプリの開発中に阿蘓さんから声をかけていただいたのがきっかけですね。

はじめはお手伝いって感じで関わってましたが、その中で段々に社員としてやらないかというオファーに切り替わっていきました。

そもそもずっと同じ会社に勤める必要はないと前々から思っており、LexxPlussではオープンソースソフトの利用/公開ができる仕事である点や、受託開発ではなく自社開発である点なども魅力であったことからLexxPluss入社を検討し、資金調達の目処がたったことが最後の一押しになって入社を決めました。

神谷:そうしてジョインされた訳ですが、今後、LexxPlussをどういう会社に成長させていきたいと考えていますか?

三浦:自動搬送ロボットといったらLexxPlussの名前が一番先に上がるような会社にしていきたいです。

また、会社の規模が大きくなっても、顧客の課題解決にフォーカスすることは変わらないでいたいと考えています。

神谷:最後に、三浦さんがLexxPlussでどんな人と一緒に働きたいかを教えてください。

三浦:単に肯定するでも、単に否定するでもなく、自分の意見を挙げられるような建設的な議論ができる人と働きたいです。

神谷: ありがとうございました!

三浦:ありがとうございました!

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