ーーー本日はよろしくお願いします!まずは簡単な自己紹介からお願いします!
国際輸送部のSと申します。
入社時は業務部で、そこから東京港支店、営業部など、複数の部署を数年ずつ経験しました。
学生時代にアメリカ留学をしていて、貿易に携わってみたいと思っていたのが入社のきっかけです。英語も使えて、仕事のスケールも国際的なのでいいなと思って。
就活は留学から帰国後、学校の就職サポートセンターみたいなところで相談して、貿易に携われる会社ということで当社を紹介されて、そのままとんとん拍子に選考から内定まで進んで入社、という感じでしたね。
特に他の会社と迷ったりもしなかったです。
実際に働いてみて、海外のパートナーとも連携しながら社会の動きと深く関わっていく仕事ができているので楽しいですね。
ーーーお仕事の中で、社会との関わりを実感されるのはどんなときですか?
うちの会社は社名にもある通り、メインで扱う貨物は「紙」なんですね。でも、実はそれ以外にもアパレル原材料だったり食品だったり、いろんなものを扱っています。
そうした中で、たとえばお米不足のときに輸入米を扱ったり、国内で半導体の生産がホットなときはタイムリーに半導体輸出の話が来たり、物資の動きで社会情勢が手に取るようにわかるんですよね。
国内で大きなフェスティバルなどの催し物があれば、そこで使う帽子やTシャツがアパレル関連の仕事で来ることもあるので、たまにSNSなんかで「あ、自分が輸入の手続きした帽子だ」なんてこともあります。
あとは、為替の変動状況に応じて物資の価格も当然変わってくるので、そこでも社会の動きを肌で感じますね。輸出入ももちろん影響を受けますから。今は原材料が高騰しているからチェーン店の価格も上がるよな、とか。
そういう身近なところでも、物流の一端を担っている実感があっておもしろいです。
ーーー今までのお仕事で、いちばん印象に残っているものを教えてください!
営業部にいたときに商社の輸入案件を立ち上げからやって、全国各拠点の物流網を提案構築したことですね。
ある商社さんがインドネシアからコピー用紙を輸入する、その物流に携わる案件でした。
輸入と言ってもただ東京に運んでくればいいなんてことはなくて、そこから各地方に配送するにあたって国内の物流費を考えて、名古屋にはこれくらい、仙台にはこれくらい、みたいな出荷や保管の物流網を連日お客様と話し合って、提案として構築していくんですよ。
もちろん自社としての利益も考えないといけませんが、お客様が求める場所へ、いかに費用を抑えて効率的に運べるか、そこをしっかりお客様目線になって考えて信頼関係を築いていったのは思い出深いです。
難局にぶつかって悩むこともありましたが、いつも周囲の人たちが助けてくれたおかげで無事に成し遂げることができました。
営業部で積んだ経験は、部署異動後も活きていると強く感じます。
とにかく人とコミュニケーションをとる部署なので、同じ部署の人はもちろん、他部署の人、全国の支店の全業種の人やお客様、とにかくあらゆる関係者の方と話すんです。当然、人脈もできますし、いろんな人の視点に立って考えて、知識もノウハウも蓄積されたと思います。
毎日が大切な積み重ねであり、挑戦でしたね。同じ仕事の繰り返しじゃなくて、いろんな人とのつながりを通じて自分に何ができるか考え続ける日々でした。
ーーーこれからは、どんな挑戦をしていきたいですか?
今いる国際輸送部で経験を積みながら、新規事業であらたな分野にもチャレンジしてみたいです。
毎年、全社員で行う社内提案コンテストというものがありまして。ビジネスのことでも、社内に制服を導入しましょうとかマスコットキャラクターを作りましょうとかでも、SNS広報をもっとこんな方法でやってみたいでも、何でも自由な発想でアイデアを出して、採用されたら表彰されて賞金が出た後、プロジェクトチームを立ち上げて発案者が中心となって取り組みを進める、というものなんですが、
こんなふうに挑戦や発想を形にできるような制度や社風があるのは、うちの大きな特色のひとつだと思います。
通常業務だけこなして終わりじゃなく、コンテスト形式でプランやアイデアを募って発表して、採用されれば会社一丸となって進んでいける。その環境がせっかくあるので、今までの経験を活かしてチャレンジし続けて、日本紙運輸倉庫として生み出せる価値を常に模索していきたいです。