昨年から販売がスタートした「おそち」
もったいない食べ物を活かすことで、持続可能な社会の実現を目指すロスゼロ、
そんな当社が新年に期間限定で発売する「おそち」について、みなさまご存知でしょうか?
一般的に元旦から三が日にかけて食べられる「おせち」料理。
料理人が技巧を凝らして作り上げた料理にも関わらず、12月中に売れなかった「おせち」料理は、賞味期限を残したまま廃棄されてしまうことも多いです。
改めて本当にもったいない・・・ですよね。
そこで昨年1月よりロスゼロは、お正月用に出荷されなかった「おせち」を「おそち」として、作り手の想いとともに生活者にお届けしています!
「おそち」というネーミングには「おせちはお正月に食べるもの」という固定概念を取り払って、ワクワク感を大切に、豪華なオードブル感覚でおうちでゆっくり贅沢な時間を過ごしていただきたいという意味が込められています。
「おせち」のロスが出やすい理由
ちなみに「おせち」はロスがとても出やすい商品なんです。
その理由としては大きく3つあります。
◎おせちは少量で品数が多いため、仕入れ先や入荷時期にバラつきがあり、完成までに時間がかかる。
◎年始の縁起物といえるおせちはお届け日が30日前後に集中し、配送ミスによる顧客満足度を避けるため年内の注文締め切り日が早い。
◎予め販売数を多めに見積もり、年に一度の販売機会損失を避けたい。
食品メーカーさんにとって、お正月は「おせち」を販売するビッグイベント。
この日が1年で最高の売り上げになる企業も多いと思います。
毎年需要が変わる中で販売機会を失わないように、予約を受け付ける前から多く販売数を見積もって製造を開始しているので、どうしてもロスが発生してしまうのです。
この「もったいない」ロスをどうすべきか、作り手と食べ手、環境のWin-Win-Winを目指すために私たちに何ができるかを考えて生まれたのが「おそち」なのです。
今回はお正月の「おせち」から発想を変えた「おそち」をご紹介しましたが、節分の恵方巻、バレンタインデーのチョコレートなど、季節イベントに合わせて製造された商品は、イベント終了後には需要がなくなり、余剰になってしまいます。
食品の価格が高騰する中、年間およそ522万トンもの食品が廃棄されている日本、
アイデア一つで社会が変わっていく、そんな経験ができるのがロスゼロです。
「もったいない」食品をロスから防ぎ、みんなで楽しく食品ロスを削減しませんか?