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街なかで、画像のような機械をのぞき込んでいる人を見かけたこと、ありませんか?
あの人、何してるのかな?という視線を浴びつつ、彼らは「測量」をしています。
測量は道路や橋をつくったり、家を建てたりする前に、土地を計測する作業のこと。
工事を始める前に、あのカメラのような機械を使って、土地の距離や角度、高低差など計測します。
測量をしないと、道路が真っすぐにならなかったり、建物が傾いてしまったり、
いろんな問題が発生してしまうので、建設現場においてなくてはならない作業なのです。
また、測量技術は地図づくりにも欠かせません。
測量の歴史は古く、日本では7世紀初頭からその技術があったといわれていますが、
日本で初めて本格的に測量を行ったのは、江戸時代の偉人、伊能忠敬です。
天文学を学んだ伊能忠敬は、隠居後の55歳から17年かけて全国津々浦々を歩き、
昼は測量を行い、夜は天気がよければ天体観測を行ったのだとか。
今より平均寿命の短かった時代に、55歳から日本地図を作ろうと思い立ったとは、
人は何歳になってもチャレンジできる、という見本のような話です。
そして今と同じく、あの人なにやってるのかな?という目で見られていたかもしれません。
「母上、あの方は一体何をされているのですか?」
「しいっ、見てはなりません」
とまあ、そこまでの不審人物に思われたかどうかはわかりませんが。
こんど、測量している人を見かけたら、
「あの人は、街をつくっているんだな」と思って眺めてみてくださいね。
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