【学生インターンインタビュー】「やりたいことがない」から始めた挑戦。国文学科の私が、駄菓子屋のSNS運用で“数字の力”に目覚めるまで。
プロフィール:金井 梨音(かない りのん)
群馬県立女子大学 国文学科 2年生。国語の教員免許取得を目指し、日本語学や日本文学を専門に学ぶ。2023年夏より「GITY」での活動を開始。
現在は学習塾「Socius」の講師を務めながら、地域の交流拠点「駄菓子屋 ひびのば」のInstagram運用(撮影・編集・分析)を担当。感覚派から「論理派」への脱皮を目指し、奮闘中。
――金井さんは国文学科で教員免許を目指されているとのことですが、今のインターンを始めたきっかけは何だったのでしょうか。
大学生活を送る中で、「何かやりたいけれど、何をすればいいかわからない」という漠然とした思いがありました。そんな時、姉から「GITY」という場所を紹介されたのがきっかけです。
最初は「夏休み限定のボランティア」という気持ちで、フリースクールで子供たちと関わるところからスタートしました。でも、そこで活動するうちに「塾の講師として働いてみないか」と声をかけていただき、さらには「SNS(ひびのば)もやってみない?」とお誘いをいただいて。
「『教職』という選択にきまりかけていた私の世界が、一通の誘いから少しずつ広がり始めた」
気づけば、教職の勉強をしながら、塾の講師とSNSマーケターという二足のわらじを履くインターン生活が始まっていました。
――全く異なる2つの活動をされていますが、それぞれの現場でどんな学びがありますか?
学習塾「Socius」では、教育学部の学生たちと一緒に活動しています。私は文学部なので、教育に関する専門知識は彼らの方が豊富です。でも、週に一度のミーティングで、教育学部の視点からの意見を聞くことは、私にとって本当に大きな刺激になっています。
「専門外だからこそ、仲間の言葉が新しい『学びの窓』になる」
「教育を学ぶ」とは違う角度から子供たちと向き合えるのは、私ならではの強みかなと思っています。一方、「ひびのば」のSNS運用では、これまで避けてきた「数字」と向き合う日々です。
――「数字」と向き合う、というのは具体的にどういうことでしょうか。
動画の撮影や編集をするだけでなく、週に一度、投稿内容の「分析」を行っています。正直、もともと数字やデータは得意ではありませんでした。どちらかというと感覚や直感で動くタイプだったんです。
「苦手だった数字を追うことで、初めて『改善』の正体が見えてきた」
でも、インサイト(データ)を見て「なぜこの動画は伸びたのか」「次はどう改善すべきか」というPDCAを回す経験を通じて、感覚に頼らない面白さを知りました。もしこのインターンに参加していなければ、一生「数字は苦手」で終わっていたと思います。
――これから大学生活を歩んでいく中で、金井さんが目指す「理想の自分」を教えてください。
卒業する頃には、「ひびのば」のアカウントを群馬県中の人に知ってもらえるくらいまでには成長させたいです。活動全体を広めることが、今の私の大きな目標です。
そして私個人としては、もっと「数字に強い人」になりたい。
「『直感』を『根拠』に変える。科学的な視点で説明できる力をつけたい」
ただ「こう思います」と主観で語るのではなく、数字や図、論理的な根拠を持って「こうだから、こうします」と説明できる力をつけたいんです。それが、これから社会に出ていく私にとって、一番の武器になると確信しています。
――最後に、やりたいことが見つからずに悩んでいる学生へ、メッセージをお願いします!
私自身、入学した時は特にやりたいことがあったわけではありません。でも、そんな私だからこそ伝えられるのは、「とにかくまずは動いてみて」ということです。
「『興味がない』ことへの挑戦が、意外な自分を見つける近道になる」
少しでも「好きかも」と思ったことに手を出してみるのはもちろん、たとえ興味がなくても「誘われたからやってみる」というノリで始めたことが、意外と自分にぴったりハマることもあります。
動いてみないと、自分が何にハマるかは分かりません。まずは一歩踏み出して、自分を新しい環境に置いてみる。そこからすべてが始まるんだと、今の私は実感しています。