アーリークロスでは会計事務所経験者はもちろん、異業種出身の方の採用も行っています。
なかでも銀行・証券・保険など金融業界出身者は相性がよく、複数名が活躍しています。
今回は2020年12月に地方銀行から中途入社し、経営支援部で顧問先を担当する本田さん、江ノ本さんにインタビューしました!
お客様に寄り添い、
自分の存在意義を感じられる仕事を求めて
はじめに自己紹介をお願いします。
本田:税理士法人アーリークロスの経営支援部で税務会計スタッフとして顧問先を担当しています。本田と申します。
前職の地方銀行では出納業務、窓口業務を含めた店頭営業を一通り経験した後、個人のお客様への資産運用の提案営業を中心に行っていました。
江ノ本:同じく税務会計スタッフの江ノ本です。私も地方銀行出身です。支店勤務を経て、グループの証券会社やライフプランニング会社に出向しました。個人営業、法人営業いずれも経験しています。
現在は顧問先のお客様に対し、定期的に試算表の提供や決算申告のサポートを行いながら、経営課題の改善に向けたご提案を行うことが主な業務です。
地方銀行は安定していて、長く勤めるというイメージがありますが、なぜ転職しようと思ったのですか?
江ノ本:腰を据えてお客様に寄り添う仕事がしたいと思うようになったからです。
本田:銀行は異動や出向、係替えが定期的に行われます。ジョブローテーションでいろいろなことをできるようになるというのはメリットでもありますが、お客様と中長期的にお付き合いできないもどかしさがありました。
また、数値目標を追いかける中で、「これは本当にお客様のためになるのだろうか?」と考えることも。もっと自分の存在意義を感じられる仕事、人に請われてやる仕事がしたいと思い、転職活動を始めました。
常にお客様の方を向いて仕事ができる環境を探していたということですね。
そのような中で、会計業界やアーリークロスへの入社を決めた理由は?
本田:偶然にも代表の小西さんにお声かけいただく機会があり、カジュアル面談をしました。そのお話の中で、「すぐに会計や税務で役に立つ仕事をすることはできないかもしれないけれど、社長の懐に入っていくことが大切」という言葉を頂き、ビビッとくるものがありました。
江ノ本:会計業界は、アーリークロスからスカウトをもらって初めて検討に挙がりました。経験者や有資格者じゃないと入れないというイメージがあったんですよね。
でも、調べる中で未経験から活躍しているスタッフがいること、転職活動の軸としていた「腰を据えてお客様に寄り添える仕事」であると知り、応募を決めました。
一応、業界研究も兼ねて他の会計事務所も調べてみたのですが、組織が若く成長できそうだなと思い、最初に声をかけてくれたアーリークロスに入社しました。
実際に入社されてみて、いかがですか?
本田:コロナ禍で打撃を受けている業界・企業が多い中で、会計・税務の面だけでなくシンプルに「社長の相談相手」になれる仕事だなと思います。
江ノ本:お客様から相談や質問をしてもらえることはこれまではなかったことなので、自分がそこに介在する意義を感じます。
本田:そうですね。お客様はアドバイスがほしいだけではなくて、むしろ誰にも相談できないような話を聴いてほしいと思っていらっしゃる場合もあります。毎月顧問料を頂き、定期的かつ継続的にお付き合いできる私たちだからこそ担える役割だなと思います。
金融業界での経験を活かしながら、教育制度で一人前の税務担当者を目指す
前職での経験が現在のお仕事に活かされていると感じる部分はありますか?
江ノ本:保険・資産運用の知識は、現在の仕事に直結しています。
アーリークロスでは会計・税務だけでなく、資金調達の支援、M&A、保険の提案、事業承継、キャッシュフローの改善等、財務に関わるお手伝いにも力を入れているのですが、これらは金融業界出身者が得意とする領域でもあると思います。
私の場合は「保険」を強みとしていて、現在は自分のお客様へのご提案だけでなく他のメンバーの提案に同席して代わりにご説明をしたり、社内で必要書類等について質問・相談を受けたりといったサポートも担当しています。
本田:業界未経験ではありますが、保険商品に関しては入社後の早い段階から即戦力となることができました。金融業界での経験があったからこそだと思います。
ちなみに、アーリークロスでは数多くの保険・証券会社様の商品、クレジットカード、投資用不動産、Webサイト制作など取り扱い商品は多岐に亘りますので、そうした選択肢の中からお客様に合ったものをご提案できます。
江ノ本:確かに、引き出しは多いですね。
一方で、入社後に新たに勉強する必要があったのは、どのような領域ですか?
二人:全部です!!!!!
本田:特に、税務・会計については全く知識がない状態からのスタートでした。今となっては当たり前のことすら当時は分かりませんでした。
江ノ本:そうですね。税務・会計については全くの未経験だったので、自社制作の研修動画「アーリークロスアカデミー」で基礎から学びつつ、わからないことがあれば都度自分で調べたり会計業界での経験が長いメンバーに質問したりしています。
本田:逆に保険の話になると、自分たちが質問や相談を受けますし、年齢関係なく他のメンバーのキャリアに対してリスペクトがある職場だなと思います。
確かに、経営支援部はそれぞれがお客様を担当しながらも、チームワークが強いですよね。
知識・スキルを身につけていく上で、役に立った研修はありますか?
本田:ロールプレイング(以下ロープレ)ですね。これは上司をお客様として、試算表の説明をしたり商品をご提案したりする社内研修なのですが、1年目は先程ご説明した社内研修動画「アーリークロスアカデミー」でインプットしたことをロープレでアウトプットするということを繰り返し行います。
江ノ本:ロープレの中で出てくる話題は、実際のお客様との面談の中でも必ず出てくるような話題なので、それに答えることを何度も何度も練習していくうちに、自分の言葉で話せるようになりました。
ITの活用や柔軟な働き方に衝撃!
環境を受け入れ、適応していくことが必要
仕事の進め方で、驚いたことはありますか?
本田:ITの活用です。これまで個人PCを持たず、本社や他支店とのやりとりは基本的に電話で行ってきたので、アーリークロスに入社してチャットツールやビデオ会議ツールを駆使して働くことに初めは正直戸惑いました。
江ノ本:契約書を電子で送るのなんて本当に衝撃だったよね(笑)
本田:そうですね。「印鑑押さなくていいの!?」って(笑)
ただ、慣れてくれば問題なく使用できるようになります。今では、むしろITツール無しでは仕事ができないくらいになりました。
アーリークロスは会計業界の中でITツールの活用が進んでいる職場でもあるので、お客様のそうしたご期待に応えられるよう、最近はITパスポート等、情報系の資格の勉強もしています。
働き方の面ではいかがですか?
江ノ本:本来、当たり前ではあるのですが、有休が自由に取れることも転職当初は驚きでした。
本田:他の人のシフトや上司の顔色を気にすることなく、自分の仕事さえ調整できれば自由に休みが取れる雰囲気ですよね。
江ノ本:業種柄、どうしても2月、3月は忙しくなりますが、4月に入ってからはだいぶ落ち着いていて、年間を通してオンとオフのメリハリがあるような形です。
本田:私たちがそうだったように、地方銀行をはじめとする金融業界出身者の場合、仕事の進め方や働き方にはカルチャーショックを受けると思います。
その点、これまでのやり方を貫き通したい人にはきついかもしれませんが、変化を楽しめる人にとっては働きやすい環境だと思います。
より自分を高めたい方へ
私たちと新しいキャリアを歩みませんか?
お二人の今後のビジョンを教えてください。
本田:入社前、代表の小西さんから言われた「お客様の懐に入っていくような担当者」を目指し続けています。
実際に1年間で確実に成長したと実感できますし、自分の成長が会社の成長につながっていることを肌で感じます。
江ノ本:今後は、より一層自身の成長や学びをお客様に還元していきたいと考えています。
最後に、これから応募される方や弊社からのスカウトに返信をするか迷っていらっしゃる方へメッセージをお願いします!
江ノ本:アーリークロスは会計事務所ですが、税務・会計だけでなく財務・資産運用・労務など、幅広く経験できる環境です。
また、未経験や若手でも手を挙げれば、新しいことにチャレンジできます。実際、私は入社直後に社内の「暗号資産(仮想通貨)担当」に任命していただきました。
当時の私のように、このまま年齢を重ねて大丈夫だろうか…と将来のキャリアに不安を感じている方は是非一度お話ししませんか?
本田:アーリークロスは、向上心の塊のような職場です。税理士試験等に向けて自主的に勉強をしているメンバーも多く、自分も頑張ろうという気持ちになります。また、ポジティブで仕事に前向きな人達に囲まれているので、人間性においても成長したと感じます。
現状維持ではなく成長・進歩したい方、是非私たちと一緒に働きましょう!
お二人ともありがとうございました!
経営支援部では江ノ本さん、本田さんのように金融業界の経験を活かし、キャリアアップ・キャリアチェンジしたい方を募集中です。
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※2022年5月時点の内容です。