広報 桑原がアクシスで働く仲間の人と仕事に迫るインタビュー。
引き続き、勤続18年の大先輩であるWEBユニットのリーダーに話を聞いた。
入社当時から比べると20倍にも膨れ上がった従業員数のAxisは
鳥取県内でも大きな企業に成長した。その変化を知るからこそ感じる
自社の魅力について話を聞きました。

浦木 耕一 システムエンジニア
首都圏だけでなく、地元企業等のWEBのディレクション、制作の全体を把握。各企画やフェーズ毎の調査、設計を担当。今後はWEBに関わる業務の全体見るリーダーとしてチームを指揮する。

変わらぬ仲の良さと新しい挑戦の連続の18年間
入社18年目の浦木は、200人を超える社員の中でも古株だ。そこで、この18年間で「変わったところ、変わらないところ」を聞いてみた。「わかりやすいのは、人数が増えたことです。その分、仕事の幅も広がりました」と笑った。浦木が新入社員だったころは、従業員は10名未満。今やAxisは200人規模の地方にある会社としては大きな企業に成長した。その変化に浦木はとても驚いている。また、この１年近く新型コロナウィルス感染症の影響もあり、毎年行われていた社員旅行やBBQなど、部署を超えて社員が集まる社内行事が軒並み中止になったが、こういう機会が多いところが好きだという。さらに、従業員が200人と大きく成長しても変わらない和気藹々とした雰囲気も浦木が好きと語るAxisの特徴だ。
そんな、浦木だが、これまでの期間に転職を考えたことが無かったわけではない。年々忙しくなる日々の中、転職をした友人や先輩から「転職にもエネルギーがいる」と聞いたこともあるが、それ以上に、転職を考える度に、新しいことに挑戦する機会が与えられたことで、心と頭をリセットできたことが、今浦木が多くの経験と知識を持ってリーダーとしてWEBユニットを率いる一因だろう。

これからも、新しいことに挑戦していきたい
すでに複数の部署で業務を経験している浦木にも、「部署を変わることができたら、チャレンジしてみたい仕事は？」と恒例の質問を聞いてみた。すると「部署は特にはありません。4、5年くらいの期間をかけて行うプロジェクトベースの仕事や、新しいビジネスを立ち上げに挑戦してみたいです。」と経験者だからこその返事が返ってきた。元々システム開発に長く携わってきた浦木はその経験をベースに新たに「WEBディレクター」の仕事をしていた。「必要とされる業務に留まっていた」と当時を振り返り、経験を積んだ今なら、もっと発信することをしたいという。「どんな企画を作りたいのか、今あるものの見せ方を変える、構成を変えていくと言った工夫を重ね、クライアントにも作り手にも「喜び」を得られるような物を作り出してみたい」と語る姿を見ながら、その時は意外に早く訪れるのではないかと感じた。

―最後に「REFRAIMING」と聞いて、入社後に価値観や物の見方が変わったと感じることを教えてください
システム開発のチームからWEBユニットに異動になり、浦木の仕事は「大きなシステムを１つつくる」、「きちんと動くものをつくる」仕事から、「ユーザーに喜んでもらえるものをつくる」仕事に変化した。これが大きな価値観の変化であり、浦木にとって、それまでの枠組みが壊れる瞬間だった。
担当したクライアントは、制作するサイトが複数ある企業だった。取り扱う商品によって、サイトを利用するユーザーの年齢層、性別、価値観も大きく異なるという特徴があり、その幅の広さに対応できる、頭の切り替えの必要性を、身をもって学んだ。WEBサイトもユーザーの価値観も一刻一刻、常に変化し、そのゴールはない。「だからこそ、何を提案していくか、その引き出しを増やしていきたい」と意欲的な姿の反面、システム開発とWEBディレクターどちらが好きかと聞くと「システム開発の方が好きだったりします。」と苦笑いしていた。笑

【編集後記】
インタビュー後の写真撮影ではお気に入りのスポットで撮影をしている。「ここが私の特等席なんです」と浦木が楽しそうに案内してくれた廊下の隅には大きな窓ガラスがあり、正面に「久松山」を望んでいた。WEBユニット立上げと同時に東京での単身赴任生活を送った浦木にとって、高層ビルが立ち並び、山並みが見えない生活には違和感があったそうだ。昨年の緊急事態宣言の発令を前に、鳥取に戻った浦木は今、山並みの見える場所を自らの特等席として長らく見ることのできなかった故郷の山並みに癒されながら忙しい毎日を送っている。

―話を聞いた人―
浦木耕一
事業推進本部　事業推進部１部　WEBユニット　ユニットリーダー
1994年　中途入社
鳥取県出身
WEBユニットのリーダーとして首都圏の案件だけでなく、地元案件のディレクション、制作の全体を把握。各企画やフェーズ毎の調査、設計を担当。今後はWEBに関わる業務の全体見るリーダーとして業務にあたる。

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