こんにちは!学生インターンの湯井です。
毎日暑いですね!!
学生の皆さんは、就活進めていますか??
私自身も色々と模索しているところですが、ESって書くの難しいですね。。
今回はなんと!ワンスターの社長である千葉さんへインタビューをしてきました!
皆さん、ベンチャー企業やベンチャー社長に対して、どんなイメージを持っていますか?
「ベンチャー企業の社長ってどんな人?意識高そう・・!」
「ベンチャーってちょっと不安があるかも・・・」
「どの企業も成長できるっていうけど、本当に成長できるの?!」
と、就活生の立場で浮かぶギモンに、迫ってみようと思います!!
千葉 裕介 / 代表取締役
就職活動時、ベンチャーブームに影響を受け、経営者という働き方に憧れる。
経営者の近くで働きたいと思い、当時内定をもらった企業の中で一番人数の少ない株式会社ファインドスターに2006年4月に入社。
2008年10月、株式会社ワンスターの創業メンバーとして事業をスタート。
通販事業からスタートした後、紆余曲折を繰り返し、通販企業に特化したWEBマーケティング支援事業を行い、多くの通販会社様の売上拡大を支援。
2013年11月、株式会社ワンスター代表取締役就任。
現在は経営業務だけではなく、新事業の事業責任者として国内外の事業含め、海外での新規事業にもチャレンジしている。
本日はお忙しい中ありがとうございます!
就活生として、普段聞けないことを色々聞いていきますので、よろしくお願いします!
緊張するわ~・・
よろしくお願いします!
質問①
新卒でベンチャー企業に入社して、現在は社長。
学生時代から成長意欲を高く持って行動されていたのではと思うのですが、実際はどんな学生でしたか?
えーと、この質問をしてもらって申し訳ないんですが、全然そんなことなかったんですよ(笑)
成長意欲も全くなかったですし、、長野から上京してきたので、生活の全てが新鮮で。
東京暮らしをしっかりと楽しんでいましたね。
ええ!そうなんですか?!とても意外です。
質問②
就活ではどんな軸を持ってやられていたのでしょうか・・?
就職活動はですね、まず始める前から「できれば働きたくない」と思っていたんですよ。
(!!!!開始数分にして驚きのお言葉が・・・)
でも流石に働かないわけにはいかないじゃないですか。
それで就職活動が近づいてきて、意識的にメディアを見ていたら、ベンチャーブームだということに気づいたんですよ。
そもそも、なぜ働きたくないと思っていたかというと、仕事って「誰かから指示されたことをこなすもの」だという認識だったんです。
それって面白くなさそうだなと思っていたので、働きたくなかったんですよね。
でも、メディアで見たベンチャー企業の彼らはそうは見えなかったんですよ。
自分たちで何かを創って、誰かを幸せにしているんだ、と思いました。
そういう仕事なら、働いてみたい、というか、やってみたいなと思ったんです。
っていうのが大学4年生の春。
え!結構ゆっくりだったんですね・・!
そうですね・・・なにも考えていなかったので(笑)
それでファインドスターに入社を決められたのですね!
質問③
ベンチャー企業に対して、不安や親からの反対がまだある時代かと思うのですが、それに対して千葉さんはどう思われますか?
学生の皆さんに何かお伝えするとしたら、まずは自分の人生なので「自分がどうしたいのか」ということを真剣に考えて、後悔しないようにしてほしいと思います。
親にも納得してもらうべきだと思うので、自分で導いたその答えを情熱をもって親に伝えて、もし反対されるならば、そこからどう説得できるかどうか、じゃないですかね。
確かに、親も説得できないのに、面接官に自分の思いなんて伝えられないですね。
自分のことって、親が一番知ってくれていると思いますし。
意志を持って決めたことならば、応援してくれるんじゃないでしょうか。
やっぱり周囲の人から応援してもらえるような状態を、自分でつくりあげて欲しいですね!
あとはベンチャー企業だから不安定とか、大手だから安定ということはないので、そういった大きいくくりだけで判断はしないほうがいいかな、とは思いますね。
質問④
ベンチャーに興味のある学生は、「経営陣との距離感」を見ている人が多いですが、実際に社員の方との距離感はどう感じますか?
昔に比べて一緒に仕事をするという機会は減ってしまいましたけど、みんな同じフロアにいるので、物理的にも距離は近い会社かな、とは思っています。
距離感として大事だと考えていることは、「距離を縮めたい」と思った時に、ちゃんと声をかけられる状態でありたい、ということですね。
提案したいときに提案できるとか、僕に直接何か話を聞きに来てくれたりとか。
あとは、できる限りみんなが同じ目線で語れることが大事だと思いますね。
現場と経営陣がそれぞれ考えていることを共有し合って、お互いの意見を聞き合える環境であることを大切にしています。
(ワンスター10周年記念パーティーは社長も実行委員になったようです!)
常に全員で一緒に仕事ができるわけではない中でも、提案や意見を聞いてもらえる環境であるというのは、私も実際に働く中で感じています!
インターンの私も、こうしてお時間を頂いてインタビューさせていただけていますし・・!
質問⑤
ズバッとお伺いします。
どんな人と一緒に働きたいですか?という質問はよく聞かれていると思いますが、逆に、合わない人ってどんな人でしょうか?
理念に沿って会社の経営をしているので、やっぱりその理念を共感できない、価値観が合わない人ですかね。その状態だとお互いにキツイと思うので。
やはり情熱を持った人と一緒に働きたいですね。
社会人になってから、誰かと本気で何かにぶつかり合うことって、仕事以外でほとんどないと思うんですよ。
確かにそうかもしれません。。
でもそういった経験って、人生にとって大切なことだと僕は考えているので、一緒に本気でぶつかり合える情熱を持った人と一緒にやっていきたいですね。
では、今年の新卒の方も、熱い思いを持った方ばかりですか??
そうですね、みんな研修もすごく頑張ってくれていましたね。
目標に向かって、切磋琢磨しながら頑張っている姿には、僕もたくさん刺激をもらっています。
(10周年パーティーではご家族も招待されたようです♪ )
質問⑥
説明会に行くと、どこの会社でも「成長できる!」と言われるように感じるのですが、千葉さんが考える成長できる会社の特徴ってなんでしょうか?
新卒で入社した時は何をするのも初めての経験なので、それが出来るようになる、という意味では誰でもある程度成長はするんですよね。
その成長の角度が違うのであれば、誰かに言われたことをこなす、という仕事をしている人よりも、自分で考えて、決断して、実行をする、という仕事をしている人の方が、成長の角度は変わってくるかなと思いますね。
なので、その企業ではそういった仕事が出来るのか、面接などの機会で自分から聞いてみたらいいと思いますよ。
成長の「角度」という面では考えたことがありませんでした。。
以前、社員の方にインタビューをさせていただいた時に、「ワンスターは新卒の方の成長のスピードが早い印象がある」というお話を伺ったのですが、やはりチャンスがたくさんあるということなのでしょうか?
そうですね、もう新卒の頃ってチャンスしかないですよ。
特に僕たちの仕事は、自分たちの商品を持っているわけではないので、決まった商品を売るという仕事ではなく、お客様の課題に合わせて、なにをすべきか考えて、実行していく仕事なんですよね。
お客様の課題はそれぞれ違うじゃないですか。
なので、現場にいて、お客様のことを一番知っているメンバーが、何が課題で、解決には何をするべきで、と自分で考えてやっていかなくては、そもそも仕事が回らない。
僕は現場の詳細な状況はわからないので、僕から指示は出せないし、決められないんですよ。
なるほど・・・
だからこそ、現場のメンバーにサービスの提供に関する裁量権があるし、それが大きい。
新卒の時から自分で考えて実行するという頻度が多いので、成長の角度はいくらでも変わると思いますね。
質問⑦
今まで読んだ中で、是非学生に読んで欲しいと思う本ってありますか?
好きな本でいうと、『夢をかなえるゾウ』という本ですね。
ワンスターでも課題図書にしたことがあるんですけど、物語調ですごく読みやすいし、夢を叶えている人達の共通した行動とかが、エッセンスとしてうまく入っているなと思うので、若い人にはオススメしていますね。
あとは、『破天荒フェニックス』。
あるベンチャー企業の話で、まあ経営スタイルはギャンブル的な要素が多いんですけど(笑)。
みんなが無理だと思うことに全力で取り組んで、努力して叶えていく姿が書かれていて、ベンチャーの面白さが詰まっているかな、と。
これを読んで胸が熱くなったり、こんなことしたいなと思ったら、ベンチャー向いているかもしれないですね!
質問⑧
人生で一番大事にしている価値観を教えてください。
僕は信頼を一番大切にしています。
プライベートも、仕事も、なんでも、信頼があるからこそ関係が始まると思います。
その「信頼」をされるためにどうしようか、と考えている時って、相手が何をしたら喜ぶかを考えていると思うんです。
そうやって相手のことを本気で考えられるって、すごく幸せなことなんですよね。
確かに、生活の中の様々なことって、すべて信頼で出来ているように感じます。
ワンスターの創業当初、全然上手くいってなくて。売り上げもないし、お給料もないし、という状況でした。
つらくて自分のことしか考えていなかったんですよね。
(ワンスター立ち上げ当初の写真。ベンチャーっぽいです・・!)
そして、ふと「自分のことしか考えていない自分」に気づいた時、すごく虚しかったんです。
ファインドスターで働いていた時は、お客様のことやチームのメンバーのことを考えてやっていたのに・・・。
そこで、誰かのことを考えながら生きられるって、すごく恵まれた生き方なんだ、と気付き、これからの人生は、自分のことも大事だけど、人のことを考えながら生きよう!と思いました。
(LINE Ads Platform Sales Partnerにおいて「Silver」認定の授賞式!)
「相手のことを考えられることは恵まれたこと」
これから社会に出て、たくさんの人と出会っていく上で、とても大切なことを学ばせていただきました。
ありがとうございました!
とても緊張しながらインタビューに向かったのですが、想像以上にフランクにお話してくださり。。
驚くようなお話もありましたが、核心をついたお話をたくさん伺えて、とても気の引き締まる時間でした。
お忙しい中、お時間を頂きましてありがとうございました!!
~追記~
7月末に行われた総会での写真をゲットしました!楽しそうですね!