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数学オリンピックでボコボコにされた経験が生きた【学生メンターインタビュー】

――たっくん(普段も社内ではメンター名で呼んでいます)はオーストラリアの大学で学んでいるとのことですが、どんなことを学んでいるんですか?

安藤 オーストラリアのクイーンズランド大学の理学部・数学科で学んでいます。専攻はデータ分析とオペレーションリサーチで、データ分析においてはPython、R、Juliaなどのプログラミング言語を使って行っています。

――オーストラリアの大学に進学するって、なかなか思い切った選択ですよね。

安藤 なんでオーストラリアに行ったのかというと、大学があるクイーンズランド州のブリスベンは両親が出会った街なんです。色々話を聞いていく中で、いつか行ってみたいと思っていて、それが1つのきっかけですね。

――数学科に進もうと思ったきっかけはなんですか?

安藤 もともと数学はパズルのように解決できる感覚が好きだったんです。高校は東海大学附属校で、東海大学の教育プログラムである『東海大学学園オリンピック数学部門』に1年次と2年次の時に出場し、2年連続優秀賞を受賞しました。東海大学の附属校が何校かある中で選ばれたので、俺イケるな、と思いました(笑)

その自信をもとに、2年次にはもっと上のレベルを目指そうと国際数学オリンピック(日本予選)に出場したのですが、結果は予選落ちで、ボコボコにされました(笑)

ただそれがすごい楽しかったし、より深く数学に関わるきっかけとなり、数学の道に進もうと思った経験でしたね。

――そのより深く探究していく姿勢が、そのまま仕事にも表れている気がします。

安藤 鎌プロが、常々考える機会を提供してくれているからですね。

――宣伝ありがとうございます(笑)

安藤 アルバイトって最初はマニュアル通りに動いて自分の時間を切り売りして・・・という印象だったのですが、常に考えながら働くことが自分に合っていました。「この生徒はこういうタイプだから、こういうアプローチが良いよね」みたいな。最初はプログラミングスキルが重要なのかなと思ったのですが、いざ入社してみると、もちろんメンター自身も今持っているプログラミングスキルを高められるのはもちろんですが、それ以上に子どもへのコミュニケーションだったり、子どもが今何を欲しているか、何を感じているかを観察する力が大事だなと感じています。

そして子どもとコミュニケーションを取っていくうちに、これまで「出来なかったことが出来るようになった!」だけでなく心を開いてくれて仲良くなる、など心の成長にも繋がるのが大きいと感じています。

――常に「この生徒にはこうアプローチするとさらに良いのでは」ということを考えてますもんね。

安藤 そうですね。また、メンターとしてプログラミングを通して子どもの成長をサポートするということが一番の仕事なのですが、教室の成長に関わることができるというのも大きいです。常に色々考えられる職場だから、「ここをこういう仕組みにしたほうが良いですよね」のような提案もできたり。実際に今作っているWebエキスパートコースの教材「数学をp5.jsで活用しよう(仮)」も、ほんちゃん(代表の本田)との会話の中で、「もっとこういう教材があったらいいよね」というところから教材作成が始まりました。今はオーストラリアに戻ったので子どもたちに直接教えるということはできないのですが、こうやって引き続き教材を通じてサポートできていて安心しています。

――子どもの成長と教室の成長、という観点で話してくれましたが、自身の成長という観点ではどうですか?

安藤 一番は考える機会を頂けるので、自分で考えて動く、ということができるようになるところですね。与えられるものをこなしていくだけでなく、考えて一緒に並走していく、というイメージ。ちょうど先日、就活を終えて無事に第一志望のコンサルティングファームに受かって感じたことは、相手以上に深く知って、本当に求めていることを把握して提供していくのがコンサルティングだということ。実際に就職してからでないとわからない部分はたくさんあると思うのであまり偉そうなことは言えないのですが、鎌プロでメンターとして働いた経験が大きく生きてくると思います。

――シフトにも割と多く入っていたので、就活を心配していたのですが、無事第一志望に受かって安心しました。大学卒業まで引き続きよろしくお願いします!


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