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たまたま入ったIT業界でしたが今は最新技術を取り扱う事業責任者(兼)エンジニアとして活躍【エンライズリレーションズ技術責任者】

エンジニアになったキッカケはたまたま

ー エンジニアを目指したきっかけは何ですか?

たまたまですね。20歳くらいの時に、Windows95のパソコンが日本で発売され、インターネットに興味があったので、IBMの製品を20万円位で購入しました。それがきっかけですね。

当時は札幌にいて、社会人初めての仕事は、主にファシリティ運用(ビル設備の管理)で、パソコンは使ってはいましたが、今のように1人1台ではなく共有のもので、伝票作成などに利用していた程度でした。

ビル管理の仕事は悪くはありませんでしたが、他に何かやってみようと思って転職をしました。その時に入ったのが、当社の中核サービスでもあるSES(System Engineer Service)の事業をしている会社でした。

昔からパソコンが好きという訳でもなく、たまたま興味をもったら面白くて、今も続けています。笑

「経験ゼロ、研修ゼロの状態」で現場に入りました。今みたいに、技術知識を学習するための教材はなく、現場の方に教えてもらいながら技術を習得していましたよ。

ー ゼロ状態からだと、かなり大変でしたね。

いや、そうでもないですね。現場の方々が親切に教えてくれたので。

ー どんな仕事をしていました?

知識ゼロ状態で初めての現場は大手小売業の基幹システムの運用・保守業務に就きました。その後は、知人との縁があって仕事の場を東京に移し、化粧品メーカや官公庁、大手通信キャリアなどで、基盤システムの構築・運用設計、保守業務に携わりました。

大規模な基盤システムに関わる機会が多く、上流工程~下流工程まで経験しました。また、プロジェクトリーダという責任あるポジションも任せてもらい、多くのスキルと経験を身に付けることができました。

SESはその性質上、色々な現場へと移る機会が多いので、良くも悪くも様々な経験のできる機会に恵まれましたね。そんな中、25歳の時に、他社のベテランエンジニアでプレイングマネージャとしても活躍している方と出会い、自分の理想とするエンジニア像を知ることができました。(プレイングマネージャは、今のENRISEでいうと池田の役割ですね。)

憧れの気持ちが強く、思い切って、その方が所属する会社に移ることにしました。そこで当社代表の吾郷と知りいました。

ー ENRISEに入社したのは何故?

自分のキャリアを活かし、さらに成長するのにふさわしい企業だと思ったからです。また、新しいマネジメント領域に携われることも魅力でした。エンジニアとしても働きつつ、経営企画室の室長を兼務しているので、事業計画の策定などにかかわっています。

それと、吾郷との関係性ですね。彼といると、もっと面白いことができると思っていたので。

エンジニアのシェアリングサービスを推進中

ー 入社後の仕事について教えてください。

2013年2月に入社後は、複数の金融機関の基盤システムを共通化するプロジェクトに参加し、構築が終わった後の保守業務を担当するチームに所属していました。約500台のサーバを使う大きなシステム。当社のエンジニアは4~5名がかかわっており、彼らの教育やマネジメントも担当していました。

その後は新規事業の責任者として、中小企業向けの業務効率化ツール「RPA(Robotic Process Automation)に特化した、エンジニアのシェアリングサービスを推進していました。現在は、IT企業向けのエンジニアタイムシェアリングサービスを展開しています。

エンジニアのシェアリングについて簡単に説明すると、エンジニアを時間単位で購入するというものです。例えば、A社は月20時間、B社は月50時間といった具合です。

中小企業は大規模なシステムを扱っているわけではないので、丸々1人のエンジニアは必要ないという企業も多くあります。けれど、事業を伸ばしていく上でエンジニアのサポートは必要で、それを必要な分だけ確保できるのが、このサービスになります。

ー 面白いサービスですね。

はい。まだスタートして間もないですが、数年後にSESと同等規模の事業にしていく予定ですよ。

それと、色々な働き方に対応できるサービスなので、リモートワークや時短など、いろいろな就業形態に合わせて仕事のできる環境にしていきたいですね。

既に部内の一人は、東京⇔静岡をオンラインでやりとりしながら仕事をしていますよ。

ー ENRISEの魅力って何ですか?

裁量を持たせて仕事をさせてくれることですね。当然、これまでの信頼関係があった上ではありますが、私のやり方に任せてくれるのは、仕事を進め易いですし、ありがたいことです。

それと、ENRISE Academyがおこなっている、未経験者に対する手厚い教育ですね。この仕組みがあることで素質のある若手が多く入ってきて、活躍してくれています。

その反面、エンジニアとして社員として成熟しているマネジメント層の比率が少なくなっている状況なので、これは課題ですね。

技術でビジネスを成功させる人を求む

― どんなエンジニアと一緒に働きたいですか?

得意分野をもっている人ですね。特にクラウドインフラやビッグデータインフラの分野について、スキルを持っているエンジニアは大歓迎です。

立上げ段階の今は、クラウドシステムの経験者やフルスタックエンジニアを、積極的に受け入れていますが、将来的には未経験でも素養のある方であれば、採用していきたいと考えています。

それと、「技術をビジネスを成功させるための要素」として思考できる人は理想的です。

当社はITベンチャー企業なので、様々な仕事に携われるチャンスは多いです。ぜひチャレンジしてほしいですね。

ー ありがとうございました。

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