建設テックのGACCI、シードラウンドで1億円の資金調達を実施
建設業の煩雑な見積業務を最適化するプロダクト「GACCI(ガッチ)」 ...
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建設業界の見積管理業務クラウド「GACCI(ガッチ)」はいよいよサービスをリリースしました。
社名も情報ネット㈱から「株式会社GACCI」に変更し、再スタートを切ります。
現在チームをけん引するプロダクトマネージャーの福田翔吾さん、26歳でGACCIのプロダクト全体をけん引する重要なPdM(プロダクトマネージャー)の役割を担っています。
今回は福田さんご自身のストーリーと、GACCIのこれから、そして求めるエンジニア人材像についてインタビューしました。
福田翔吾さん26歳 GACCIのプロダクトマネージャー。
――まずは福田さんの経歴を教えてください。
福田:2020年4月に㈱富士ゼロックスに新卒で入社後、システムエンジニアとして主に複合機を中心としたオフィスの業務効率化を目的としたソリューション提供をしてきました。お客様の相談・ご要望をお聞きして、実装までもっていく、DXで業務環境を良くしていくコンサルタント的な仕事ですね。
営業的に動くこともあれば、エンジニア的な側面もありました。複合機の認証機能の設計と構築を中心にPM(プロジェクト・マネージャー)としての経験も積み、入社2年目で運用保守部門で粗利益獲得1位を達成することもできました。
もともと、学生の頃から起業に興味があり、会社員をしながらエンジニア・起業家養成スクールのG’s ACADEMYにも通っていました。ここでより専門的にプログラミングを学んで、知り合いも増え、個人でPMの案件を請け負う事もでてきていた中で、GACCIでエンジニアとして働いていた人から紹介を受けました。「CS(カスタマーサクセス)がいないから、やってみないか?」ということで。
――最初はCSスタッフでのお声がけだったのですか!それがなぜPMに?
福田:はい。いざGACCIに関わってみると、エンジニア達の進捗管理の所をもっと手厚くした方が良いと思って、PdM(プロダクト・マネージャー)を置く事を提案したら、元々僕がPjM(プロジェクト・マネージャー)をやっていたので、「じゃあ福田さんやってみないか」ということになりました。
――そうだったんですね!では元々PMをされていたということはすんなりスタートを切れたんでしょうか?
福田:いえ、PdMにも色々あって僕は前職では「プロジェクト・マネージャー」の経歴が長かったんです。でもGACCIで必要とされていたのは「プロダクト・マネージャー」なので、僕にとっても手探りで始めた挑戦でした。
――いつも冷静に全体進行されている印象でしたので、意外でした…。福田さんにとってこの半年はチャレンジだったんですね!この春からはよりGACCIに注力されるとお聞きしました。何かお気持ちの変化があったのでしょうか?
福田:段々とメンバーとお互いの理解も進み、プロダクトの魅力にもハマって開発していく中で、純粋にやりがいを感じてきましたね。また同時に責任感も生まれてきました。
写真:福田さんが鳥取本社訪問。代表他メンバーと打合せ&記念撮影。
――段々ハマってきたGACCI、今どんなフェーズなのでしょうか?
福田:正式にサービスをリリースしたばかりです。細かい修正はたくさんあるので、1つ1つ解決しています。営業でデモをしてもらっているんですが、お客様の反応も良くて、手ごたえを感じ始めています。
――そうですか!建設業界は福田さんにとっても初めての環境かと思います。何か特有の難しさや課題はありますか?
福田:はい。課題というか、気を付けたいと思っている所は、お客様にとっての使いやすさ、ユーザビリティーですね。建設業界の実際の話を聞くほど、色々な仕事に追われていて忙しい中で触る事になるので、ITツールに慣れていない人、初めて使う人にもわかりやすい操作をとても意識しています。
福田:それから、開発段階から感じているのは、建設業界の業務フローや専門用語ですね。システムのメニューを作っていく上でも1つ1つの作業や用語の意味にズレがあってはいけないですし、日々勉強中です。
――いよいよサービスをリリースしたということで、今後目指していることを教えてもらえますか?
福田:まずは、建設業界のプレコンストラクションの領域でスタンダードになるプロダクトを目指します。お客様の声を第一に利便性をどんどん向上させていきたいですね。具体的には、夏に新機能のリリースをしたいですし、今後は機械学習を取り入れたシステムにしていきたいです。
福田:それから、営業のデモでは顧客が使用している既存システムとの連携のニーズもでてきています。取り組みたいことがたくさんありますね。
写真:東京集合の日。普段はオンラインでやりとりするメンバーと会話する福田さん
――やりたいこと盛りだくさんですね。今、メンバーも創業期の6名からどんどん増えていますよね。現在のGACCIの雰囲気はどんなご様子ですか?
福田:一言でいいにくいんですけど…イイ感じだと思います(笑)。良くも悪くも経験が浅いメンバーが集まっているんです。そのため、舟で例えますと、進む方向は決まっているけれど、そこに到達する漕ぎ方は自由、といったような状態です。ですので皆、少しずつ自分ができる事を広げている感じでしょうか。アドバイスしあったり、参考図書の共有とかお互いが補い合う関係性がありますね。
福田:皆、主体的なんです。自分の考えを言うと周りからフィードバックをもらえるから、また自分で考えて行動するという、自走力のある人たちばかりです。能力もスピード感もバラバラなんですが、今出来ている人、先を行っている人も、まだうまく出来なかった頃の自分の記憶が鮮明なんじゃないですかね。だから分かり合えるというか、助け合えていますね。
――なるほど、能力の高い人が教えてくれるのを待つ受け身の状況とは真逆ですね。自ら考え動かないと進まないから皆、自立的に動くんですね。プログラミングの作業って孤独なイメージもあるのですが‥
福田:リモートでもしっかりコミュニケーションをとれるのが組織が小さいメリットでもありますね。現在はバーチャルオフィスで働いてるメンバーは朝会・昼会・夜会等で集まり、今日やる事や進捗を共有したりしています。仕事とプライベートの切替にも役立っているようですね。
――結構な頻度で会話する機会がおありなんですね!福田さんが何か気を付けていることはありますか?
福田:コミュニケーションエラーで作業が滞ることが一番もったいないと思っています。なので今のチーム間のやりとりや、調整等、物事が進みやすくなるように動いています。
――今後、さらにエンジニアも大募集するとお聞きしました。どういった方を求めていますか?
福田:はい。まずは先にお伝えしたような経験が浅い人たちをまとめられるリーダー層が今後必要になります。これまではシステム的にもどうにかやってこれましたが、今後求められるレベルはより高くなり、システムも複雑になっていきます。しっかりと土台を作れる人、設計できる人、規模拡大に向けてとりくめる人を求めています。
あとは経験を問わず、エンジニアが全然足りていません。GACCIの社風みたいになっている「自走力のある」エンジニアを求めています。現在の能力よりもそこが大事ですね。主体的に考え行動できる人です。逆に指示待ち人間の人はつらい環境かもしれません。
――有難うございます。最後に求職者のみなさんにメッセージをお願いします。
福田:GACCIは若手がしっかりと成長と挑戦ができる環境です。スタートアップなので昨日と今日で状況が変わる事もあり、フレキシブルに考えて行動できる事も必要になります。自由な開発環境だからこそ、主体的にタスクに向き合え、責任感のある人にとって最高の環境じゃないでしょうか。
今回はプロダクトマネージャーの福田さんにお話を聞きました。
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