- システムエンジニア
- ITコンサル
- AI・システム開発案件PM
- Other occupations (4)
- Development
- Business
- Other
アメリカの大学を卒業後、外資系ソフトウェア企業で働いたのち、pluszeroにジョインし
た営業部兼ソリューション開発部の木下さん。新規顧客への営業やプロジェクトマネー
ジャー(以下、PM)として既存顧客への提案活動を行っています。
そんな木下さんは、自身のことを「トランスレーター」と表現します。 木下さんの考えるpluszeroの魅力や仕事のやりがいを聞いてみました。
営業部兼ソリューション開発部・木下 詠士郎
アメリカの大学で統計学を専攻。SAPに新卒入社し、ITコンサルタントとして約5年間勤務。 2021年3月、学生時代から縁のあったpluszeroに入社し、アカウントマネージメントとPM業務を兼任。
エンドツーエンドでお客様に関わりたい
――木下さんのこれまでのキャリアを教えてください。
アメリカの大学ではオペレーションズリサーチを専攻し、統計学やITについて学びその後、ドイツに本社を構えるSAPに新卒入社。ITコンサルタントとしてキャリアをスタートさせました。SAPを選んだのは、企業の根幹となるシステムに関わることができるため。顧客に与える影響が大きい方がやりがいがあるんじゃないかと思ったんです。
入社後は、シンガポールや中国でのプロジェクト勤務を経験でき、グローバルでお客様へのご提案ができることも魅力でした。
――転職を検討し始めたきっかけは何ですか。
前職でのITコンサルタントの仕事は、既存製品をどう使っていただくかを支援するコンサルティングがメインでした。
もちろん企業の根幹を支えるシステムを扱うことにやりがいも感じていたのですが、すでにある製品だけではなく、もう少し幅広い技術を活用してお客様の話を聞き、要件に合ったものを一緒に作っていく仕事もしてみたいと思うようになったんです。
そこで転職を考え始め、選択肢の一つにあがったのがpluszeroでした。実はpluszeroの経営陣である小代・森・永田とは元々知り合いで、大学2年生のときにはpluszeroの前身の会社でインターンもしていました。
pluszeroでは特定の商材を使うのではなく、お客様の課題を聞いた上で提案ができます。
成果を出すところまで伴走でき、エンドツーエンドでプロジェクトに携われるのが、私の求める働き方とも重なりました。
他の企業も検討しましたが、扱っている技術の幅の広さに魅力を感じ、pluszeroへの入社を決めました。
「顧客のプロジェクトの成功」にフォーカス
――現在、木下さんはどのような業務に携わっているのでしょうか。
アカウントマネージャーとソリューション開発部のPMを兼務しています。
ソリューション開発部では、AI 開発やアプリケーション開発の両方の複数プロジェクトにPMとして関わっています。AI 開発のプロジェクトでは全体的な分析の方向性の検討や実際の分析を行い、アプリケーション開発のプロジェクトではお客様の要件確認やシステムの設計などを行っています。
アカウントマネージャーとしてはでは、主に過去にプロジェクトを行ったお客様への提案活動を行っています。過去に取り組んだプロジェクトをベースに、次にどのような課題、発展があるのかなどを探りお客
様と進めています。
実現性などは当然エンジニアと一緒に評価するのですが、お客様のどの課題をどの技術を活用して解決するかなどは、かなり自由度高く提案ができることは、本当にありがたい環境だと思っています。
――pluszeroのアカウントマネージャーとして働く面白さを教えてください。
pluszeroのアカウントマネージャーは、プロダクトやサービスを売るのではなく、お客様の実現したいことをどの技術を用いてどう実現するかを考えるところから始まり、提案後もプロジェクトに関わりながら支援できるので、そこに面白さがあると感じています。
またお客様とコミュニケーションを取りながらプロジェクトを進め、最終的に何らかのものができあがる。その成果に対してお客様に喜んでいただけると、非常に嬉しく思います。
成果を出すことで次のプロジェクトにもつながっていく。良いサイクルを作りたいと思いながら、常に仕事に取り組んでいます。
――逆に、働くなかで感じる難しさはありますか?
プロジェクトに関わる人たちが多く、調整ごとが多い点は難しいと感じます。前職のITコンサルタントの仕事は自分一人で完結することが多かったのですが、pluszeroの仕事は一人では完遂できません。プロジェクトを進めていく中で自分1人がすべてのエリアに対して深い専門性を持つことはできないので、異なるエリアで専門性を持つプロジェクトのメンバーが協力して、すすめて行く必要があります。
またシステムの導入だけでなく導入後のフォローも行うので、携わるフェーズがとにかく広い。エンドツーエンドでプロジェクトに携わりたいと入社したわけですが、実際に取り組んでみると予想以上に大変だと感じました。
最新技術を学び、それをお客様に提案するのが面白い
――難しさを感じながらも、木下さんが仕事を進める上で大切にしていることは何でしょうか。我々が納品するシステムの開発だけではなく、顧客のプロジェクト全体をどう成功させるの
かを常に考えることです。入社当時は新規営業がメインだったんですが、徐々に既存顧客の比率が増えてきたので、お客様の課題を解決するために中長期で考える責任感が増してきたように思います。
あくまでも、お客様が求めている本質はシステムそのものではなく、システムの導入を通じて課題を解決することだということを常に肝に銘じて仕事に当たるようにしています。
ただAIを提案するだけではなく「AIを活用することでどういうシステムを作るのか」「そのシステムでユーザがどのような体験をするのか」といった、一歩先を行く提案を心がけています。
これは、お客様のAIに対する認識が変わってきていることに起因しています。一時期見られた「とりあえずAIを使って何かをやろう」というブームは落ち着き、「この課題を解決するために、AIを使いたい」と具体化したご要望をいただくことが増えているのです。
そのため私個人だけではなく、会社としても一歩踏み込んでご提案できるようにしています。
ーーそうした提案をする上で、pluszeroの営業はどのようなミッションを担っていると考
えますか?
自社の技術、つまり課題の解決方法を正しく伝えることが、私の役割だと認識しています。
pluszeroは幅広い業界の案件に携わり、高いレベルの技術力を誇る業界的にも珍しい会社です。特にAIに関しては国内トップクラスのエンジニア人材を有しています。
私は自分のことをエンジニアとお客様との間で、わかりやすい言葉を使い自社の技術力を伝導する「トランスレーター」だと思っています。
課題が解決されればHowはなんでもいいんじゃないかという意見もあると思いますが、思い通りの精度が出ないケースやデータ提供などお客様にもご協力していただくケースがあることを考えると、採用した技術のリスクやメリット等をできる限り正確に把握していただくことは重要だと思っています。
ーーそのような立場では、技術習得は不可欠だと思います。木下さんが日頃から取り組まれ
ている勉強法があれば教えてください。
AIに関する論文は一日に数百報も発表されているため、こうした文献にはなるべく日常的に目を通すようにしています。
pluszeroでは、社内Slackに論文をシェアしてくれるメンバーがたくさんいるので、新しい情報・知識をキャッチアップしやすい。実際に、そうした新技術が提案やプロジェクトにつながることもあります。日々仕事に向き合うなかで、自然と成長機会を得られる環境なんです。
――Slackを使われているとのことですが、社内コミュニケーションにおいて何か心がけて
いることはありますか。
pluszeroはリモートで働くメンバーが大半ですが、コミュニケーション面で難しさを覚えることは少ないです。普段から意識的に雑談の機会を設けることで、何かあったときに聞きやすい状態が作られていると感じます。困ったらすぐにテキストで連絡を取り、必要であれば電話をかけるなど、意思疎通はしやすい体制だと考えます。
またpluszeroは、言語に注力する会社だからか、言葉選びに気を配りコミュニケーションを取ろうとする人が多い印象です。
pluszeroは「やりたい」が叶う場所
――今後、plusuzeroで挑戦したいことはありますか。
これからも、お客様と新しいビジネスや事業を作っていきたいと思っています。そのためには、それを成し得るだけの技術力や提案力を磨き「トランスレーター」としての能力も向上させたいですね。
また現在は国内のお客様がメインですが、ゆくゆくは海外企業に向けた提案にもチャレンジしたいです。英語力や前職での経験を活かせるからというのもありますが、シンプルに夢は大きい方がワクワクしますしね。
――素敵ですね。今後は営業部のメンバーも増えていくと思いますが、どういった方がplu
szeroでご活躍いただけると思いますか。
エンドツーエンドでプロジェクトに携わりたい方、最新の技術に携わりたい方にはもってこ
いの環境だと考えます。
また自分で考えて新しいことをやりたいという方にも、面白みを感じてもらえるはずです。
pluszeroは上司から「これをやって」と言われることが少なく、メンバーの「やりたい」
を尊重してもらえる会社です。そこに魅力を感じられる人ならフィットするのではないで
しょうか。
性格的には、色々なことに親身になれる方も向いていると思います。先述したように、plu
szeroの営業は「提案を通す」ところで終わらず、プロジェクトの最後まで付き合っていく
仕事ですから。
繰り返しになりますが、pluszeroは手を挙げさえすれば、自分のやりたいことを実現でき
る会社です。技術力を高めたい方や自分の専門領域を高めたい方、その領域を広げていきた
い方にぴったりですし、実際にそうしたメンバーが集まっています。我こそはという方に
ジョインいただけたら嬉しいです。
===========
pluszeroでは新しい仲間を募集しています。少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひ 「募集」も見てみてください!