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今日で創業5周年。1人目社員が「この代表についていこう」と思ったエピソードを3つ語ります。

どうも、株式会社エルボーズで執行役員をしている椿原と申します。(写真の一番左が私。)

弊社は、「"誰と、どこで、何をするか を、もっと自由に。」をミッションに掲げる、2017年10月5日創業のスタートアップです。

現在、フルリモート×フルフレックス×フリーランス組織で、プロダクト立ち上げを成功へ導く月額制のアプリ・システム開発サービス「ATTEND biz(アテンドビズ)」を運営しています。

ちなみに今年の夏、シリーズAの資金調達をしました。

​フリーランスがさらに活躍できる世界の実現に向け、Lboseが資金調達を実施
【調達の背景】 「パラレルコミット型フリーランスが当たり前」の世の中の実現へ 現在、人口減少による企業の人材不足が深刻化しています。その一方で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴いリモートワークが促進されたことで、働き方は多様化しています。このような流れの中で、2018年から2021年にかけて国内のフリーランス人口は500万人増と大幅な増加※1を見せました。 ...
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000031581.html


タイトルに1人目社員の〜と書きましたが、私とLboseの接点を書くと、創業から半年後の2018年4月に代表小谷と取締役安藤と出会い、その年の7月に業務委託で参加、2019年4月に1人目社員として入社という感じ。

当時30歳手前、小さな子供も2人いる状態で5名以下のスタートアップに参加するというのは、それなりにリスクもあるわけですが、チームで紆余曲折乗り越える中で「スタートアップで働くのはLboseで最後にしよう」と徹底的にやりきる覚悟を決め、今に至るわけです。

その紆余曲折の中で、今回は代表(写真中央左)の「この人と行けることまで行ってみたいな」と思ったエピソードを3つピックアップして書いてみたいと紹介します。



1つ目。資金ショートの数日前、ギリギリで資金調達を決めたこと。

こんな話、スタートアップだとあるあるですかね。笑

うちだと、業務委託含めて4-5名とかでやってたときにありました。

ただ、これって初期は経営者の重要な役割でもあるわけで、純粋に乗り越えれるか?はありますけど、それ以上に運的な意味で「持ってるか?」「持ってないか?」って大事だなと思っています。

詳細は書けないんですけど「週明けの月曜日までに資金調達が決めれないと終わる…!!!」みたいなとき、前の木曜とか金曜にギリギリで投資家の方から資金調達を決めてきまして。

ちなみに、別の時期に同じように資金ショートしかけたときは大きな契約を決めてきたりして。

「あー、この人持ってる人なんだなーーー」と思ったし、私、そういうのできない人なので、ただただリスペクトしています。



2つ目。事業のピボットを議論する中で、思想がブレなかったこと。

弊社は創業時の事業から1度ピボットして、今の事業「ATTEND biz」があります。その議論の過程の話。

事業のピポットって、基本的には「アイデアの特定部分(ビジョン)を軸足として、それ以外の部分を変更すること」とされていますが、「軸足を変えない」というピボット本来の制約から離れ、顧客の変更を含めて現在とは大きく異なる事業に取り組むピボットも少なくありません。

ちなみに、このような事業ドメイン自体の変更は「トラベリング」と言われることもあります。

で、別にトラベリングが悪いというわけではないのですが、私はビジョンに惹かれて創業期に参加しているので、心情としては事業のピボットは良いとして、トラベリングはあんまりしてほしくなかったんですよね。そしたらチームを離れる可能性も多いにありました。

事業のピボットに関して議論したのは1-2ヶ月くらいだったんですが、一番議論が紛糾してたときは外部のアドバイザーの方にも入ってもらいつつ、既存事業の合間で、2日1回、2-3時間とか議論してたんですが、いろいろな事業アイディアを出しても、小谷が本当に納得しなくて。

資金や時間にも限りあるわけですし、私は広げた風呂敷を畳む役をしがちなんですが、所謂「よしなに」とか「いい落とし所」みたいなものは本当に納得しなくて。笑(大事なことなので2回言う。

話がまとまりそうになっても、明らかに小谷の顔が納得してない感すごいんですよね…。納得できるピポットを考えるまで、安易な動きは絶対させてくれない感じで。

「この人、まじで頑固だな…」「(当たり前なんですけど)この会社は小谷が納得しないと動かないんだな…」「ただ、この人、持ってる人なんだよな〜」と、こっちが根負けしまして、小谷が心から納得するまで今の役員で議論しました。笑

それから、あの頑固さ?って経営者としては大事なものだと受けて止めています。ブレがないからこそ判断基準が明確で、迷ったときの選択肢としても納得感があるものになりやすいからですね。

そのおかげで、創業時から目指す未来に対して近道してるかまわり道してるかはわかりませんが、全てが1本繋がってるのは弊社の良さなと思っています。



3つ目。プロダクト開発やメンバーのために、ある依頼を辞退したこと。

これは私と小谷の中では、ATTEND bizのスタンスを明確にした重要なエピソードとして、たまに話題にあがるものです。

あるご縁から、私がターゲットに定めている業種業界の企業の方から、弊社として強みがある領域のプロダクト開発について相談をいただき、開発に向けて何度か打合せをして、実際に契約の手前まで進んだところで弊社から依頼を辞退する…ということがありました。

辞退させてもらった理由としては、担当者の方のコミュニケーションが進む中で、こちらをかなり下に見られているような言葉や口調が増えてきまして、このまま進んでも良いプロダクト開発は難しいし、実際にプロダクト開発を行う開発チームのメンバーも気持ちよく力を発揮することが難しいと判断したためです。

そのまま受注すれば、当時としてはかなり大きな受注になる予定だったのですが、そこの短期的な売上よりそれらを優先することは、経営者としての判断として素晴らしいなと私は思いました。



最後に。

3つピックアップして書いてみましたが、いかがでしょうか?

創業期のベンチャーやスタートアップだと、あるあるだったかもしれませんね。笑

今、私、33歳で子供が2人います。組織の働き方がフルリモート×フルフレックスで柔軟性を高めてるとしても、経営に関わるというのは正直ハードさも感じます。

「10年先(私は43歳)までこれやるんだっけ?」となると、そこまではいいかな〜、他のことやりたいな〜と思っていて、前述したように「スタートアップで働くのはLboseで最後にしよう」「思い残すことがないとこまで徹底的にやりきろう」と覚悟を決めたわけです。

その覚悟を決めれるというのは、限りある機会や時間をかけれる代表がいるというのは大きく。ありがたいことですよね。

…という感じで、長くなりましたので、そろそろまとめます。笑

数年で組織も大きくなり、自分に求められる役割や動き方も変わっているわけですが、1人目社員としては事業や組織の紆余曲折を長くみてきたというとこはあるので、組織の内側と外側、どちらに向けても発信していけたら良いな〜と思う最近です。

それでは、最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました!!!

↓弊社に興味持ってくださった方、絶賛求人中なので、よかったら求人とか見てみてくださいませ〜〜!!笑

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