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研修先はホテルや美術館、モスクなど―Panomaの「審美眼研修」は、設計やデザインに活かせる学びが盛りだくさん!

Panomaの世界観は、内装空間デザインで、働く人・暮らす人達が日々幸福感をもって過ごしてもらい、笑顔で過ごす時間を増やす。結果として世の中の笑顔の総量を僕たちが増やす、そんな仕事を通じて社会に貢献する事です。

そんな「あらゆる人にBest Placeを届ける」ために、色のバランスや素材の組合わせ、的確なレイアウト、インテリアの知識を磨き、それらに基づいた提案で、性別・国籍・年齢を問わずすべての人の理想の場所を創造しています。

そんなPanomaでは、社員一人ひとりのスキルアップを目指し、研修制度の充実を図っています。なかでもPanomaのオリジナル研修である「審美眼研修」は、社員のみなさんからの評判も上々です。一体どんな内容で、どのような学びがあるのでしょうか。設計部の遠藤さんとCR事業部の今泉さんに語ってもらいました!

【プロフィール】

遠藤 利紀(えんどう りき):2019年4月新卒入社。インテリアデザイン科の専門学校で3年間学び、Panomaに入社。入社から2年間、現場管理をしながら、内装デザインの業務を担当。現在は設計部にて、主に法人のお客様を対象に、内装・設計デザインの業務を中心に日々励んでいる。

遠藤 利紀's Wantedly Profile
(株)Panoma, 法人設計 インテリアデザイン科の専門学校で3年間学び、株式会社Panomaに入社しました。 入社から2年間現場管理を経て、内装デザインを行う設計部に異動。 現在はメディカルを主に内装・設計デザインの業務をしております。 お客様と楽しくお打ち合わせすることを大切にする事をモットーに、より良く価値のある空間をご提供できるよう日々努力を積み重ねております。
https://www.wantedly.com/id/toshinori_endou_b


今泉 花子(いまいずみ はなこ):2020年4月新卒入社。専門学校で建築設計の勉強をし、リフォーム・リノベーションの仕事に従事すべくPanomaに入社。現在は主に、女性チームで構成される住宅リフォームサービス「オルカサ」に携わり、現場管理を担当している。

今泉 花子's Wantedly Profile
(株)Panoma, 施工管理者 こんにちは、CR事業部の今泉です。主に現場管理を担当しております。 専門学校を卒業後、入社しました。 フルスケルトン工事から在宅工事まで、住宅リフォームをメインに現場を見ております。 毎現場毎現場、いろんな問題にぶつかりながら勉強させてもらっています。
https://www.wantedly.com/id/hanako_imaizumi_b


Panomaがミッションに掲げる「審美眼」とは

――会社のミッションに「審美眼に基づいた提案を通じて、あらゆる人にBestPlaceを届ける」を掲げていますが、改めてPanomaがミッションに掲げる審美眼について教えていただけますか?

遠藤:私たちがミッションに掲げる審美眼とは、「美しいもの、価値あるものを見分けることのできる能力」のことで、そこから「美しさ」だけでなく、「物の価値」を識別するという意味があります。

Panomaでは、内装のデザイン・調和、インテリアデザイン、トレンド等の知識が深いことを意味します。例えば、年齢や地域、趣味や嗜好などを聞いたうえで、よりベストなデザインを提案できること。素材の組み合わせの良し悪しを自信をもってお客様に提案できることなどをいいます。

今泉:また、以下のような意味も含んでいます。

新美眼:最新のトレンドや新商品、新素材、新たな工法などを知っている力

深美眼:内装、インテリアに造詣深く学び、最適な解を提案できる力

真美眼:ごまかしや嘘ではなく誠実に正しいものを納めていく力

「審美眼研修」は、建築や内装の“美”を見極める目を養う研修

――まずはPanomaの「審美眼研修」について、お二人の言葉で説明していただけますか?

遠藤:昨年から始まった当社オリジナルの研修で、全事業部の社員で著名な美術館や建物などを見に行くプログラムです。当社は新卒入社の社員も多いため、「審美眼」を磨いたり、設計やデザインのスキルを高めたりする目的で導入されたと聞いています。

昨年は内装が特徴的なホテルや東京現代美術館、国立競技場などを訪問し、建物の構造や内部のデザインなどを見せていただきました。

1日かけて現地で実習することもあれば、半日間の接遇研修と組み合わせて行うケースもあります。

今泉:審美眼研修は年間でスケジュールが決まっていて、現在は2か月に1回のペースで実施しています。

今年は2月に、渋谷区にある東京ジャーミイというモスクを訪問しました。今後は「絵画の見方を知るための美術館訪問」や「シルクドソレイユの観劇」などのプログラムが用意されているようです。


――まさに「大人の社会科見学」のようなイメージですよね(笑)お二人にとって、一番印象に残っている場所はどこですか?

今泉:私はホテルが印象に残っています。絶対に自分では行けないような高級ホテルのスイートルームなどに行くことができて、デザインの勉強になりましたね。

遠藤:僕もホテル見学が一番印象的でした。内装デザインの仕事をしていますので、間接照明の使い方や空間のレイアウトの仕方、目線をどこで区切っているのかなど、とても参考になりました。


――それぞれの職種によって、着目する“美”のポイントは異なるものですか?

遠藤:そうですね。僕はわりと空間の使い方や素材の組み合わせ方に目が向いてしまいます。

今泉:私は全体のつくりや、“おさまり”が気になってしまいます(笑)


――審美眼研修での学びは、どのようにアウトプットしているのですか?

遠藤:審美眼研修に関しては、講師やファシリテーターがいるわけではなく、構造やデザインを見て気づいたことや疑問点などを、社員同士で話し合うイメージです。個々の感性や感じたことを大切にしていますね。

今泉:当日提出するアンケートで感想をアウトプットしています。また後日行う社内の全体会議の際に、メンバー内で気づいたことなどを共有し、実務に活かしています。


日々の業務に活かせる研修で、さらなるスキルアップを目指す

――直近で訪問した「東京ジャーミイ」についてはどんな感想を持ちましたか?

今泉:モスクを訪問したのは初めてだったのですが、壁に描かれているデザインやステンドグラスなど、日本の様式とは違う仕様でとても新鮮でした。これまで審美眼研修で訪問した場所はすべて日本の建築物ばかりでしたので、文化の違いを目の当たりにできたのは貴重でしたね。

遠藤:イスラム文化の建造物は壁の装飾、凹凸の出し方が特徴的だと感じました。手すりの高さなどもおそらく日本の法令で定められている基準よりも低く、建造物そのものの違いに興味が湧きましたね。


――「東京ジャーミイ」の研修で学んだ事柄は、今後の業務にどのように活かせそうですか?

遠藤:現在、会社としても海外のお客様を対象にした仕事にも力を入れている状況です。今後自身がグローバルな案件に携わる場面が訪れた際、文化の違いを踏まえながら、根本的なデザインの部分を考えるシーンで役に立つと考えています。

今泉:私が主に携わっている住宅工事では丸みのある造りを滅多に取り入れないので、東京ジャーミイは壁や柱などに「円形」をうまく取り入れていたのが印象的でした。今後のお客様への提案にも活用できそうですね。

――今後受けてみたい研修は?

遠藤:審美眼研修の一環として、国立西洋美術館や国立新美術館など、有名な建築家の方が作られた建物に行ってみたいですね。内部のデザインはもちろんのこと、建造物の外観から得られるインスピレーションも大きいと思いますので、研修を通じて自分のなかにどんどん新鮮かつ斬新な要素を取り入れていきたいです。

今泉:私はやはりホテルの見学が印象的で、現在の住宅関連業務に活かせる要素が多々あると感じましたので、今後もさまざまなホテルを見ることができればうれしいです。

また審美眼研修とは別に、今度品質管理部が主催する研修があるのですが、住宅のちょっとした不具合に対して、職人さんを呼ばずとも自分たちで対処できる技術を学べるプログラムとのことです。

そうした実務に直結する研修も今後増えていくといいですね。


――Panomaの研修制度についてどう感じますか?

遠藤:日々の業務に活かせる研修をたくさん用意していただいていると思います。たとえば先ほどお話しした「接遇研修」では、お客様との効果的なコミュニケーションの取り方について具体的に教えていただいたのですが、実際にお客様先でプレゼンテーションを行う際などに活用しています。

「審美眼研修」も、デザインを行ううえで必要な“引き出し”を増やす貴重な機会になっています。

今泉:おそらく他の会社よりも高い頻度で研修を実施してもらっていると思いますし、定期的に刺激を受けられるのがいいですね。また遠藤さん同様、業務にすぐに活かせるスキルを学ぶことができるのがありがたいです。社員全員で同じ研修を受講するので、社内での共通言語ができることもメリットですね。


活気があふれ、風通しのよい社風がPanomaの魅力

――ここからはお二人の業務について伺います。日常業務において、どのようなときにやりがいを感じますか?

遠藤:「いいレイアウト」が完成したときですね。

設計の仕事には、お客様のご要望を形にすることが求められますが、すべてのご希望を踏まえた上でお客様の意向に寄り添った提案をしていきます。むしろ顕在化していないニーズを具現化したり、お客様の先にいらっしゃるユーザーの方の心情にまで思いを巡らせたりしながら、工夫を凝らす必要があります。

そうした点も踏まえ、自分自身のなかで納得度が高い設計を行い、さらにお客様からも喜んでいただけるレイアウトが実現できたときに、とてもやりがいを感じます。

今泉:当社のプランナーがお客様と作り上げたデザインが形となり、お引き渡しする日にお客様が喜んでくださる姿を見られる瞬間が一番うれしいです。施工現場でも、職人さんたちがとても優しくいろいろと教えてくれるので、私自身も毎日楽しく仕事ができています。


――お二人が考えるPanomaの魅力を教えてください。

遠藤:社員がみな活気ある雰囲気で仕事をしている点が魅力ですね。

そもそも僕が当社に入社を決めた理由が、社風のよさだったんです。企業説明会のとき、社員の方同士が仲よさそうに話をしている姿が印象的でしたし、入社後にもその感覚は間違っていなかったと感じました。

実際、チームメンバーも仲間意識が強く、先輩・後輩問わず、デザインやレイアウトの相談などを気軽にしやすい状況です。

今泉:私も同じく、風通しのよい社風が魅力だと思います。

現在は幅広い年齢層の方が所属するチームで仕事をしていますが、先輩たちの経験値を踏まえた意見やアドバイスがとても勉強になります。また、部署を超えて相談しやすい風土があるため、学びにつながる機会が多い印象ですね。

あと、当社はわりと早い段階で一人で現場に行ったり、仕事を任せてもらえたりするため、成長のスピードが速いのではないでしょうか。


――最後に、Panomaに興味を持っている就活生の方に向けてメッセージをお願いします!

遠藤/今泉:今回お話しした審美眼研修は、僕たちも毎回とても楽しみにしているんです。特に今年は観劇などの新たなプログラムも追加され、さまざまな側面から“美”に触れる機会が増えていくと思います。これから入社される方々も、ぜひ僕たちと一緒に新たな世界を見に行きましょう!

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