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【役員インタビュー vol.1】学びを楽しむことでスキルアップにつながる!そんな働き方がエルバークにはあります!

独学でプログラミングをはじめ、実務未経験でエルバークに入社。その後わずか3年で執行役員まで駆け上がった小野裕己さん。今回はそんな小野さんに、エンジニアを志したきっかけから、今後の会社の展望までをお伺いしました。

エンジニアへのキャリアを諦めかけていたとき、この会社と出会い、エンジニアへの道が拓けた

──本日はよろしくお願いいたします。まず初めに、簡単に小野さんのプロフィールをお伺いしてもよろしいですか?

はい、よろしくお願いいたします。小野裕己(おのゆうき)です。2018年12月にエルバークへ入社して、現在は執行役員、開発事業責任者、開発事業部システム開発課長を務めています。


──小野さんはエルバークに入社される前は何をされていたのですか?

学校を卒業後、料理が好きという理由で始めたアルバイト先のラーメン店で社員登用を受け、10年ほど働いていました。このラーメン店で働いていた際にプログラミングに興味を持ち、独学でプログラミングを始めました。


──プログラミングを始めたきっかけは何ですか?

ニコニコ動画のコメントビューアを作ってみたいと思ったのがきっかけです。

私は以前からプログラミングに興味を持っていましたが、英語に苦手意識を持っており、1度諦めた経験がありました。あるとき、当時よく観ていたニコニコ動画のコメントビューアに目がとまり、コメントを投稿したり読んだりするビューアが実は個人で作られているということを知り、「自分でも作ってみたい」という興味から、プログラミングに挑戦しました。初めは英語ではなく、日本語でプログラミングができるフリーソフトを使って学びました。この初めてのプログラミングで、とても簡単ではありましたがシステムを組み、実際に動作させた際に「あ、動いた」と感動したことが、以降私がプログラミングを楽しめることになったきっかけであったと思っています。


──その感動は忘れられませんね!プログラミングを仕事にしようと思ったのはいつくらいからですか?

はじめてプログラミングをしてから6年くらい経った頃ですね。いくつもシステムを構築して、ネット上にフリーで配布もしていました。配布したのはダウンロード数を稼ぎたいという理由ではなく、構築したシステムがどれだけ多くの動作環境で機能するのかを知りたかったから。すでにエンジニア思考になっていたのかもしれません。
それでもすぐには転職活動を始められませんでした。エンジニアという職種に対して、「頭が抜群に良くて、お堅い」という勝手なイメージを持っており、及び腰になってしまっていたのです。それでもネット上などでつながりを持たせていただいていた現役エンジニアの方々に背中を押していただき、転職活動を開始。この会社に入社することができました。


──独学での開発経験があり、転職活動は比較的順調でしたか?

いえ、それがかなり苦労しました(苦笑)。「未経験者可」の求人を探して、この会社の前に7社ほど受けたのですが、面接はおろか書類選考で落とされてしまう会社もあり全滅してしまいました。さすがに気落ちして「このまま飲食で働き続けようか」とまで思いました。それでも「最後に一つ受けてみよう」と切り替え、受けたのがこの会社です。

面接で会社に訪問した際に何か良い雰囲気を感じ、面接ではそれまでにないくらい自分を表現できました。実際面接官の方は、私がネット上で配布していたシステムに興味を持ってくれて、詳しく話を聞いてくれたり、独学の方法についても質問してくれたりしたので、どんどん自分の想いを伝えることができました。またこのとき、近くのテーブルで新人研修をやっていて声だけ聞こえていたのですが、とても良い雰囲気で進んでいて「この会社に入りたいな」と思ったことを覚えています。そして面接後に合格の連絡をいただいたときにはすぐに「はい、入社したいです」と回答しました。縁だったのかもしれませんね。


仕事を覚えていくことで、仕事がどんどん楽しくなり、仲間にも恵まれたから今の自分がある

──入社されたあとは、どのような案件に関わって、どのように知識を学んでこられたのですか?

入社前に独学で学んでいたのはC#だったので、入社後の導入研修と案件配属面談を経てC#を活かせる案件に配属されました。これは、医療用システムで、会議書類や研究資料を回覧・共有するためのものでした。初回リリース後も、拡張・改良・改善を何度か繰り返しているシステムで、入社から現在までずっと関わっています。

AWSを活用しているシステム案件なので、常に新しい環境にアップデートされていて、自分の知識もアップデートされていきます。学びという点では、誰かが教育係としてマンツーマンでみっちりと教えてくれるということはありませんでしたが、周囲のメンバーの方々がとても優しい方ばかりで、わからないことを聞けばすぐに教えてくれたので、どんどん知識を吸収することができました。また、基礎知識を増やすために、自分で本を買って調べたり、ネット上でわからないものを調べたりしていました。YouTubeにもプログラミングを教えてくれる動画がいくつも上がっているのでとても役にたちましたね。


──かなり積極的に学んでこられたのですね。学ぶことは大変ではないですか?

私の場合は全然苦ではないですね。初めてのプログラミングでシステムが動いたときの感動そのままに、『新しい知識を得ることで出来ることが増えていく』ということに楽しみを見出しています。今後できることを増やして、たくさんの仕事にチャレンジしていきたいので、学ぶことは大変というより、楽しみを増やすための通過点だと思っていますね。


──学ぶことが楽しみを増やすという発想はとてもいいですね!ほかに「これが成長のきっかけだった」というエピソードなどはありますか?

そうですね、医療用システムの案件で大きめのトラブルを起こしてしまったときのことでしょうか。トラブルで成長と言うのも変かもしれませんが、自分にとってはきっかけになったと思います。


──どのようなトラブルで、どのような成長があったのですか?

私が書いたプログラムが複雑になりすぎていて、最終的にはシステムが動かなくなる寸前までいってしまったのです。既に稼働していて、しかもユーザーが多いシステムだったので影響範囲が大きく、冷や汗どころの騒ぎではなかったのですが、周囲の方々が一緒にリカバリーをしてくれたおかげで、大惨事には至りませんでした。このとき何がいけなかったのかというと、「仕上がったコードを、後で誰かが見る可能性を考えていなかった」ということでした。

独学かつ一人でシステムを組んできたことや、自分の担当範囲をとにかくやり切ることに集中しすぎていて、自分以外の誰かがコードを見たときに、すぐ内容を把握できるようにできていなかったのです。このときは幸いにも優秀な周囲の方々に助けていただいたので何とかなりましたが、「同じことを繰り返してはいけない」と、これ以降誰が見てもわかりやすいコードを書くということを意識するようになり、プログラミングに対する幅も考え方も広げられたと思っています。

これからも切磋琢磨しあいながら、最高の仲間とモノづくりをしていきたい

──実務未経験で入社されて、今「ここが成長したな」と実感されている点はありますか?

仕事の面ですと、以前よりも俯瞰してものごとを見れるようになった点でしょうか。以前はシステムテストなどで不具合があった際の原因特定に非常に長い時間を要していましたが、今は特定までの時間が短くなり、解決までのスピードも上がったと思います。これは、「誰が見てもわかるコードを書く」ということを意識し続けてきたことと、コード全体を俯瞰して見ることができるようになったことに起因していると思います。過去の失敗を上手く成長につなげられたと思っています。

また、人との接し方という面でも成長があったと考えています。今は部下や後輩がいるので、彼らがどうすれば楽しく仕事を覚えられて、スキルが上がっていくのかということを意識しています。仕事なので当然スキルは必要になりますが、ただただ「仕事だから」という意識で学びや業務に向き合っていると、壁にぶつかったときに気持ちがもたなくなってしまいます。なので、部下・後輩にも楽しく取り組むということを意識してもらえるように、常に接することを意識しています。


──なるほど、面倒見のいい上司ですね!最後に小野さんから見て「このような人がエルバークで活躍できる」という人物像を教えてください。

そうですね、向上心と好奇心の強い人でしょうか。向上心があれば努力をできるし、好奇心があればわからないことにチャレンジすることを楽しめるので、この会社で活躍できるのではないかと思います。これからは自社での受託開発案件を増やして、いずれは自社開発も目指していきたいと考えているので、たくさんのメンバーと共に自分自身も成長し、会社をもっと盛り上げていきたいと考えています。

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