看護師としてキャリアを積んでいた横地さんは、出産を機にリモートワークに転向しました。デジタルツールの利用もほぼ未経験だった彼女は、現在は経理や営業事務のサポート業務を担当し、新たな業界での視野を広げると同時に、自分の可能性を広げ続けています。未経験からどのようにして経験を積んできたのか、Marooでの業務のやりがいについてお話を伺いました。
───現在のお仕事内容について教えてください。
私は以前、看護師として働いていましたが、出産を機に一度仕事を離れ、その後リモートワークに挑戦することにしました。最初はパソコンやデジタルツールの知識がほとんどなく、まったくの未経験からのスタートでした。現在は請求書の作成や経費管理、データ収集、発送準備といった経理や営業事務のサポート業務を担当しています。
横地さんが看護師からIT業界への挑戦で苦労したこと
───看護師からIT業界への挑戦は思い切りましたね。
生涯その道で進むつもりでしたが、出産を機にリモートワークに転向しました。最後に勤めていた病院を辞めた後に妊娠が分かり、新たな職場に就くのが難しい状況でした。妊娠期間中は派遣看護師の仕事をしていましたが、出産後は子供を3年間自宅で育てたいという強い思いがありました。しかし、育休手当がないため、無収入での生活は難しく、家でできる仕事を探すことにしました。
その中で、スポットワークを中心とした求人プラットフォームを活用しながら、データ収集やライティングなどの仕事に応募しました。最初は単発の仕事が多かったものの、特にデータ収集の仕事で継続的な依頼を受けられるようになり、信頼関係を築きながらスキルを広げていけました。これにより、在宅での仕事の幅が広がり、経済的にも助かりました。リモートワークを通じて、新しいスキルや知識を習得し、少しずつ成長できていると感じています。
───看護師からの転身で苦労したのはどのようなことでしたか?
看護師時代は研修の企画や教育担当もしていたので、新しいことに挑戦する姿勢はもともとありましたが、リモートワークの世界は想像以上に難しかったです。最初の頃は、クラウドソーシングで時給制の事務系の仕事にも応募しました。しかし、トライアル期間中にネットやツールの知識不足でうまく対応できず、不採用となった経験もあります。その時はとてもショックでしたが、これが逆に良い学びとなり、必要なスキルをもっと身につけなければと強く思うきっかけになりました。
それ以降は、分からないことがあれば調べて対応し、自分で学び続ける姿勢を大事にしています。たとえば、頻繁に使う用語や作業手順はシートにまとめて、少しずつ知識を増やしていきました。リモートワークの良いところは、ネットを使って調べれば答えが見つかることです。今でもまだ分からないことは多いですが、解決策を見つけながら日々成長しています。
リモートワークに挑戦してきて、最初はとても大変でしたが、新しいスキルを習得することで少しずつ自信がついてきました。失敗や挫折も多かったですが、それらを乗り越えてきた経験が、今の私の糧になっています。今後も学び続け、さらにスキルを磨いていきたいと思っています。
リモートだからこそ自分の考えを的確に伝え、相手に信頼されるやり取りが大事
───Marooの仕事を通じて知識や経験の幅が広がった瞬間はありますか?
医療業界以外の仕事に初めて関わったことで、世の中の様々な仕事や業界について学ぶ機会が増え、視野が広がりました。看護師時代には知らなかったサラリーマンやOLの仕事の実態なども知ることができ、そうした経験が自分にとって新鮮で面白く感じました。
現在は、山梨さんの提供するセールスやマーケティングコンサルティング業務のサポートとして、企業リサーチやデータ収集、パートナー企業様への事務連絡などの業務を担当しています。陰ながらのサポートではありますが、他の企業の方々と関わることで、自分も微力ながら貢献できていると感じています。こうした経験がやりがいとなり、リモートワークを続けていく中で非常に良い成長機会になっています。
───Marooの仕事での具体的なやりがいを感じる瞬間について教えてください。
お客様や企業様からの急ぎの依頼に対して、できるだけ迅速に対応し、無事に納品できた時は非常に達成感があります。特に、相手から「ありがとうございます」と感謝の言葉をいただいたり、私の名前を挙げて「今後もサポートしてほしい」と言っていただけると、本当に嬉しく感じます。
この仕事を通じて、専門知識が必ずしも一番重要なわけではないと実感しました。知らないツールや新しい仕事に対して苦手意識を持たず、積極的に取り組む姿勢が大切だと思っています。リモートワークでは、チャットなどの文章でのやり取りが主となるため、顔が見えない中でも相手の意図をしっかり汲み取り、丁寧な対応を心がけることが重要です。特に、文章で自分の考えを的確に伝えられるかどうか、相手に信頼されるやり取りができるかが、リモートでの仕事において欠かせないスキルだと感じています。今後新しく採用される方にも、こうした丁寧で誠実な姿勢を大切にしてもらえると嬉しいなと思います。
さいごに
━━━さいごに一言、お願いします。
未経験の領域でも自分の中に「譲れない思い」や「挑戦したい理由」があることが大切だと思います。そうした強い動機があれば、自然と当事者意識を持って仕事に取り組めるようになります。そのため、なぜこの仕事を選んだのかという理由が、結果的に仕事への姿勢やパフォーマンスにも大きく影響するのではないかと感じています。
現在、Marooでは学生インターン、副業、業務委託、正社員を積極的に募集しています。インサイドセールスとしてキャリアを築きたい、またはテクノロジーを駆使したデータドリブンな営業組織で働きたいという方は、ぜひ私たちと一緒に未来を築いていきましょう。興味をお持ちいただけた方は、以下の「話を聞きに行きたい」または他の募集記事からご応募ください。
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