こんにちは。株式会社ワールドフェイマス 會田です。
PMOという職種は、説明を聞いても仕事の中身がイメージしづらい領域かと思います。選考の場でも、「やってみたいけれど、自分にできるかどうか少し不安」というお声をいただくことも多くあります。
そこで今回は実際にWFで活動しているPMO3名に集まっていただき、担当しているプロジェクト・一日の流れ・自分が成長したプロセスなどをインタビューして参りました!
未経験からPMOを目指す方も、PM・PLとしてのご経験をお持ちの方も、当社のPMOの実像を知る手がかりにしていただければ幸いです。
<プロフィール>
佐藤さん/Team Leader・入社5年9ヶ月
群馬県で製造業に従事した後、ワールドフェイマスへ入社。通信建設業界の案件からスタートし、複数の顧客案件でPMOを担当。現在は大手保険会社の大規模プロジェクトでプロジェクトマネージャーの補佐を務める。
谷水さん/Team Leader・入社2年3ヶ月
前職は基地局の工事会社でプロジェクト推進を担当。入社直後にネットワークエンジニアの資格を取得し、通信建設業界の案件を経験。現在は地方自治体のシステム開発チームに常駐し、プロジェクトの業務改善に取り組む。
林さん/Team Leader・入社4年6ヶ月
医療メーカーの営業を経て入社。入社以来一貫して通信建設業界の案件に携わり、同じ顧客グループ内で複数の現場を経験。現在は基地局設置審査にまつわる業務を担当し、同部署のメンバー12名を束ねるリーダーを務める。
同じPMOでも、業務内容は三者三様。
ーまずは、いま担当されているプロジェクトについて、教えてください。
【佐藤さん】私が入っているのは、新会社を発足するに伴う調整事項を扱うプロジェクトなので、プロジェクトメンバーだけで約300名という大規模プロジェクトで、お客様にとっても非常に大きな案件です。その中で私はPMOとして、PMの補佐という立場で参画しています。80名が参加する会議の進行や、AIで取った議事録の再編、資料の作成などを担当しています。
【谷水さん】私は、地方自治体のシステムの開発プロジェクトに常駐しています。エンジニアの方が大勢いる中で、その方々を取りまとめているマネージャーの業務改善が目的です。実際にどんな業務があるのかをお聞きして、私たちが巻き取れるところ、整えられるところはないかを洗い出していきます。
【林さん】私は大手の通信事業をしている企業に関わっており、基地局を設置して電波が開通するまでの途中に当たる審査業務を担当しています。この工事にはお客様以外の会社も関わっているので、スケジュール通りに進んでいるか、予算の範囲に収まっているか、品質は保たれているかを見ていくところも私たちの仕事です。
ーPMOと一言で言っても皆さん、全然違う案件や業務内容なんですね!ちなみに前職はPMOに近い職種だったのでしょうか。
【佐藤さん】いえ、私はまったく違います。30歳になる年まで、群馬県で製造業の仕事をしていました。毎日同じ場所で働く環境だったので、外に出て人と関わる仕事がしたいと思って転職活動を始め、エージェントの方から当社を紹介いただいたのがきっかけです。
【谷水さん】私は基地局の工事会社にいて、アンテナの整備などプロジェクトを進める仕事をしていたので、少し近い部分はありました。ただ、PMOとして入ってからは「まず何をしたらいいのだろう」と考える時期もあって、動くうちに少しずつ、こういうことなのかと分かってきた感覚です。
【林さん】私は医療メーカーで営業をしていました。PMOではありませんが、社外の方と交渉したり調整したりする経験は、いまの仕事にもつながっていますね。
ーPMO未経験とはいえ、これまでのスキルや経験も活かすことができている様子ですね。どんなお仕事をしてきた方も挑戦できそうな感じがしていて、もっと具体的に日々どのようなことをしているのかを知りたいのですが、実際にPMOの一日のスケジュールを教えていただけますか。
【佐藤さん】私は会議を中心とした業務が多いですね。ほぼ一日、会議の準備と運営、その後の議事録作成やタスクの整理をします。会議が多い分、その中で生まれるタスクも多くなるので、その管理が中心になります。
佐藤さんの1日
【谷水さん】私は、出社してまずメールを確認して、その日の会議に何があるかを見るところから始まります。日中は会議に入りつつ、前日から残っているタスクを進めたり、議事録を整えたり、チームメンバーの進捗を確認したりしています。会議で決まったことを、皆さんが次のアクションに移しやすい形にしておくことが多いですね。
谷水さんの1日
【林さん】私は審査業務が軸なので、午前中に依頼した審査の回答を午後に確認して、データを更新し、次の審査依頼の準備をする、という流れが基本です。依頼書のチェックも日々発生します。
林さんの1日

成果は、PMからの『ありがとう』
ーPMOのお仕事内容を拝見した感じ、成果が明確に分かりづらいケースも多いと思うのですが、皆さんはどのようなときに成果が出ていることを感じているのでしょうか。
【林さん】私がいる部署にはメンバーが12名いて、その中で私はリーダーとして入っています。メンバーと一緒に業務にあたる中で、新たにPMOの増員のお話をいただけたときは、自分たちがやってきたことが会社として認めていただけた結果だと感じられて、うれしかったですね。やはり自分たちの働きが評価されていなかったら、増員のお話をいただくこともないと思うので。
【佐藤さん】PMOは、感謝していただくことがとても多く、お客様から「ありがとう」と言っていただけたときが、目に見えない形での成果かなと思います。その言葉をあとから人づてに聞いたりすることもあり、頑張ってよかったなと思える瞬間です。
あとこれはワールドフェイマスのPMOならではというところもあるのですが、同じ提案でも、お客様の社内の方が言うのと、私たちが言うのとでは受け止められ方が違うことがあります。例えばAI活用についても、社内の方が提案されると「それは変えられないと分かっているだろう」というように流れてしまい、改善に向かうためのエネルギーが非常に必要になります。
一方で私たちは、他社がどのようにAI活用をしているのかを知っているので、積極的に聞いていただけることが多いです。自分が実際に導入を進めていなくても、他のメンバーから、他社ではこう進めているという事実の情報が入ってくるので、その情報を共有する時も感謝いただくことが多く、そういった場面でも頼っていただけますね。
【谷水さん】お二人がお話しされているように、感謝してもらえるというのは大きなやりがいや成果ですね。
あとはお客様の責任者の方は本当にお忙しくて、毎日遅くまで働かれています。その方の業務を巻き取っていくうちに、少しずつ帰る時間が早くなっていく。私たちが入ることでプロジェクトマネージャーのプライベートを作り出せているのが、密かな嬉しい瞬間です。一緒にプロジェクトに入っている仲間ともよく話すのですが、PMやリーダーの方に一番先に帰っていただける状態にしたいですね。
ぶつかった壁と、その越え方
ー今のような感謝されるPMOになるまでに、うまくいかなかった経験があればお聞きしたいです。
【林さん】私は、最初に入ったプロジェクトで壁を感じました。私たちの実績をお客様の社員の方に向けて資料にまとめ、発表する機会があったのですが、部長クラスの方から、ここは社員とすり合わせができているのか、というご指摘をいただいたんです。視点が高い方から見ると、私たちに”見えていなかった部分”がある。それを改めて考え直すきっかけになりました。
そこから社員の方と密に連携を取るようになり、いまは同じように発表の場面でも、お客様から良かったというお褒めの言葉をいただけるようになりました。入社してすぐの段階で、そのレイヤーの方とお話しできたり、同じ会議に参加できたりする職種はないので、貴重な経験だったと思います。
【谷水さん】私は開発の経験も知識もまったくなかったので、会議に入っても何を話しているのか分からない、というのが最初の壁でした。ただ、そのままにしていても分かるようにはならないので、リーダーや詳しい方に積極的に聞くようにしました。とにかく人と会話することで、知識の壁を越えていきましたね。
そういう意味でも、PMOは積極的にコミュニケーションを取って関係値をつくることが大切だと思っています。
私は人と話すとき、あえて声を大きくしたり、表情を意識したり、リアクションを大きくするようにしています。それだけでも相手に与える印象は変わりますし、早い段階で打ち解けていただけることで、気軽に声をかけたり相談したりしていただける関係性をつくりやすくなると感じています。話しかけていただきやすくもなるので、結果的に仕事も進めやすくなりますね。
【佐藤さん】私もコミュニケーションはとても大事な要素だと思います。PMOの仕事には、決まった形でご依頼いただくときもあれば、そうではないときもあります。
ざっくりと「この課題を解決してほしい」と言われたときに、どこまで介入していいのか。勝手にやってもいけないし、やらなくてもいけない。最初は特に分からないことが多いので、その塩梅はやはり谷水さんが話していたように、コミュニケーションを取って認識をすり合わせながら決めていかないといけないですね。
ワールドフェイマスのPMOに向いている人とは?
ーどんな方がワールドフェイマスのPMOに向いていると思われますか。
【谷水さん】相手のために動ける方だと思います。基本的にはPMの補佐として入って、お忙しい方の業務を改善するのが仕事なので、これを「やったらこの人は楽になるのではないか」と考えられることが根本にあると感じます。
【佐藤さん】意外に思われるかもしれませんが、”心配性な方”と”せっかちな方”が向いていると思います。心配性の方は、「このスケジュールで本当に間に合うかな」「抜け漏れはないかな」と気になりますよね。その気づきが、プロジェクトのリスクや予兆を管理する役割にそのままつながります。せっかちな方は、期限や納期がぎりぎりだと落ち着かない。余裕を持って進めたくなる方は、向いていると思います。
【林さん】素直であることも大切だと思います。素直でないと、新しいことを吸収できません。成長できるものも、自分でブレーキをかけてしまうことになるので。当社は素直なメンバーが多くて、だからこそ会社としてやれているのだと思います。
【佐藤さん】あとは、気が利く方も多いですね。いつの間にか先回りして、これは確認しておきましたよ、と言ってくださる方がたくさんいます。
ー最後に、興味はあるけれど自分にできるか不安、という方に向けて一言いただけますか。
【谷水さん】PMOは積み重ねだと思うんです。最初から身構える必要はなくて、議事録を取ることや、コミュニケーションを取ることから始めて、段階的にできることを1つずつ増やしていけば、結果的にできるようになっています。最初から全部できなくても大丈夫なので、まずはできることから一つずつステップアップしていただければと思います。
【佐藤さん】PMOという字面だけを見ると、具体的に何をするのかイメージが湧きにくいと思います。求められる役割がそのまま仕事になるので、決まっているようで決まっていない、少し抽象的な部分があります。ただ、そこは自分の裁量を持ってできる部分でもあります。型にはまった仕事もあれば、そうでないときもあるので、その場その場で考えながら動くことを楽しめる方には、ぜひ挑戦してみてほしいですね。
佐藤さん、谷水さん、林さん、ありがとうございました!
ワールドフェイマスのPMOについて、イメージが湧いてきたでしょうか。PMOとして活動するにはスキルも必要ですが、何より大切なのは『人のためになる仕事をしたい』という思いです。
ワールドフェイマスでは一緒にプロジェクトを支えるPMO候補の方を探しています。
この記事を読んで少しでも興味を持っていただけましたら、ぜひ一度お話しいたしましょう。カジュアル面談も受け付けていますので、お気軽にお声がけください!