漆の魅力に惹かれ、大学で実践を伴って4年間漆を学び、卒業制作では漆塗りのギターを製作したCさん。輪島で蒔絵師として1年ほど働いた後、関東に戻りつぐつぐの求人を見つけました。金継ぎの経験は少しだけしかありませんでしたが、女性が多く、実家から通える職場に惹かれて入社しました。
入社後、コロナ禍の中で恵比寿本店と浅草店がオープンし、Bさんは浅草店の新メンバーとして採用されました。最初の1ヶ月は恵比寿本店で金継ぎの基礎をみっちり学び、その後浅草店に配属されました。漆芸の経験があるため大変手先が器用で、金継ぎの練習をしながらも、初月から「金蒔き担当」として活躍し、他の金継ぎ師にも技術を教えながら、会社全体のレベルアップに貢献しました。
下の写真は、Bさんが手がけた、「金継ぎ蒔絵」という、大きな欠けに蒔絵を施した作品です!
Bさんは金継ぎの講師としての特訓を経て、2ヶ月目から金継ぎ教室の先生としてデビューしました。経験者ならではの的確な指導で、浅草店の金継ぎ教室の生徒数が増えていきました。
7ヶ月目には正社員に昇格し、その後は英語の勉強にも取り組み、外国人客向けの接客や金継ぎワークショップにも挑戦しました!
Bさんは日々の仕事にやりがいを感じ、金継ぎ教室の生徒さんや、プロに金継ぎ修理をご依頼してくださるお客様が喜ぶ姿を目にした瞬間が最も嬉しいと語っています。
将来の目標としては、金継ぎ検定の最上級を取得し、新たな加飾技術にも挑戦したいとのことです。現在は後輩の指導や育成にも携わり、浅草店の「守神」のような存在で、大変たくましく活躍しています。
当社の金継ぎ師ポジションは、やる気さえあれば未経験からでも可能ですが、漆芸の経験がある方はとても早く業務を覚え活躍することができて有利です。漆を使った仕事を、きちんとした会社・組織の中で長く続けることはなかなか難しいですが、つぐつぐは業界の常識を打ち破り、従業員にとってもハッピーな職場環境であることを目指しています。ご応募、お待ちしております!